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8時50分、頭のストレッチ

仕事を始める前の準備運動として、4行日記で頭の中の棚卸しをするためのブログ

情報の発信と共有が固定観念を壊す

2006-08-10 13:41:23 | 仕事術
【事実】 Webベースのグループウェアを使って、関係者間で情報共有ができないかと考えて、Google Calendarを使い出した。英語版だが直感的に機能がわかり、使いやすい。

Google Calendar
http://www.google.com/calendar/


【気づき】 最近、社内のミーティングに参加すると、情報量の多寡による意見の相違や誤解、意識の違いを感じることが多い。関係者間できちんと情報が公開され、シェアできていれば、もっと連動できて効率的なのにとストレスを感じてしまう。

【教訓】 情報をたくさん発信する人のところに、情報はたくさん集まる。その理由は?
1.情報発信者は、発信するために、情報を絶えず集めている。(ネタ切れが怖い)
2.情報提供者は、情報発信者を探している。(自分で発信するよりも、伝播力の強い情報発信者を使ったほうが効率的)
3.情報閲覧者は、情報発信者のもとに集まる。(たくさんの情報閲覧者を集めた情報発信者が伝播力をもつ)

【宣言】 自分の考えていること、役立つと思っている情報などを積極的に発信していこうと思う。


サッカー日本代表がオシム監督体制になり、初めての国際親善試合に2-0で勝利した。オシムさんのやろうとしていることは、日本人のサッカーに関する固定観念を壊すことだと思っている。そのために、ユニークな言葉や練習を通じて情報発信している。そのやり方は、グループでの仕事にも当てはまるような気がする。

ここまでの所要時間:32分
(今夜、GTD研究会に参加する。新しい知恵をつけてきたいと思っている)

GTDで新規プロジェクトの進捗管理を

2006-08-09 20:00:52 | 仕事術
【事実】 8月も9日が過ぎて、新規プロジェクトが停滞気味で少しあせりを感じている。

【気づき】 原因は何だろうか?
1.プロジェクト全体の進捗状況が把握できていない
2.プロジェクトの個別要件がすべて洗い出されていない
3.同様のプロジェクトの遂行プロセスで参考になるものがない
4.8月になり、夏の終わりという季節的な要因からくる焦燥感

【教訓】 進捗状況が把握できないと不安になる。自分が不安を感じるということは周囲も不安を感じているということ。しっかりしなきゃ。

【宣言】 プロジェクトの内容を実現できるレベルにブレイクダウンして、目標と進捗状況を、チームで共有しよう。GTD(Getting Things Done。ストレスフリーの仕事術)の手法で、新規プロジェクトでやるべきこと(仕事)を整理していこう。

はじめてのGTD(IT media Biz.ID)
http://www.itmedia.co.jp/bizid/articles/0606/27/news003.html


ここまでの所要時間:28分
(今日はMさんらとランチをして、XOOPSインストール用サーバーを提供してもらえるようにお願いした)

明日の会議は短く終わろう

2006-08-08 13:40:59 | 仕事術
【事実】 明日、Webに関するミーティングを行う。いつもこの会議はだらだらと長くなってしまい、収拾がつかないことも多い。何かいい方法はないかと思っていたら、「百式」の田口元さんが「ストレスフリーのホワイトボード術」で、ホワイトボードを利用した会議コントロール法について書かれていた。大いに参考になった。

【気づき】 ミーティングの最初に、ホワイトボードにアジェンダ(議題)を書き出すことが重要だという。

進め方は以下の通り。

1.ホワイトボードの右端、横10cmぐらいに縦線を引く。
2.「今日のミーティング、何時まででしたっけ?」と確認し、終了時間を一番上に書く。
3.「私が考えるアジェンダは……」と言いつつ、そのエリアにアジェンダを羅列。
4.「他にありますかね?」と参加者の方を振り向いて発言を促す。誰かが発言すればそれを書く。
5.一通り出終わったところで発言していない人、一人一人に「○○さんはありますかね?」と聞く(つまり、全員に聞く)。
6.全員聞き終わったらしつこく「今日話すことはこれが全部でいいですかね?」と確認する。
7.確認したら「じゃ、どれから話しますかね?」と順番を決める。
8.会議をはじめる。終わったアジェンダには横線を引く。このアジェンダリストは会議中、決して消してはならない。

【教訓】 全員でホワイトボードを見ながら会議を進めることで、終了時間を意識しながら問題解決に向けて会議が進んでいく。会議の目的や全体像を共有できるのがいい。

【宣言】 さて、明日はまずはホワイトボードを調達しよう。


ここまでの所要時間:24分
(面白そうなネタを見つけたので、本日2個目のエントリーを書いた)

隣り合う席をうまく使って仕事を―ペアワーク

2006-08-04 09:40:48 | 仕事術
【事実】 昨日の席の移動により、同じチームのFさんと席を隣り合うことになった。ふと、「はてな」で行っているという「ペアプログラミング」という言葉が頭に浮かんだ。自分はプログラマーではないので、具体的にどのように「ペアプログラミング」をするのかわからないが……。

「ペアワーク」でググッたら、千葉商科大学政策情報学部専任講師の久保裕也さんのページで、「ペアプログラミング」について詳しく解説されていた。
http://web.sfc.keio.ac.jp/~hiroya/2003-prog/pair.html

【気づき】 「ペアプログラミング」は、2人組でプログラムを書くこと。しかもこのときの2人は、隣同士で座って、1台のパソコン(キーボード、マウス、モニタ)を交互に使い、あらゆることを相談しながら作業を進める。

「ペアプログラミング」をすることで、ケアレスミスをなくし、自己満足的なプログラムを最適化できる。すぐ横でパートナーから作業を注視されていることから、高効率で安全に仕事をサボらずにソフトウェアを書くという目的を実現するために、かなり有効な手法。

ペアでは、ブレインストーミングをしながら、いろいろ相談しながら、質問し合いながら仕事を進めていく。頭の中に浮かんださまざまなことを、どんどん声に出して、ペアに投げ掛けてゆく。

【教訓】「分担」ではなく、「多重的作業」をすることで成果が上がる。
ペアでの作業をするときに、2人が2台のPCを使って異なる作業の「分担」をすることは、ここでは厳禁。2人それぞれの作業の集中力を損なう結果になるから。

【宣言】 なんでも自分でやってしまおうとする自分には、最も苦手な仕事のやり方ではあるが、学ぶところは大いにあり、新しい仕事の進め方として取り入れたい。


梅田望夫さんもブログ「My Life Between Silicon Valley and Japan」で「ペアプログラミング」の効用を書かれていた。


ここまでの所要時間:31分

効果的なストレス・マネジメントとは

2006-07-25 13:13:01 | 仕事術
【事実】 「シゴタノ!」で大橋悦夫さんがおすすめされていた、ジム・レーヤーの『メンタル・タフネス』を読み始めた。メンタル・タフネスとは、「精神力」を筋肉と同じように鍛えること。

【気づき】 ストレスについて書かれた箇所があり目に留まった。メンタル・タフネスをつくるには、適度なストレスが必要。効果的なストレス・マネジメントとは、心の平静さを恒常的に保つ努力をすること。つまり、個人が感情の面で強くなり、ストレスにうまく対処する能力を高めること(=メンタル・タフネス)が重要である。今までストレスをなくすこと、減らすことばかりを考えてきたが、それだけでは正しくないことがわかった。

【教訓】 タフになるためには、ストレスと回復のサイクルがバランスの取れていることが大切。オーバートレーニング(過度な練習)でもアンダートレーニング(練習不足)でも望まれる変化は起きない。

【宣言】 ストレスを取り除くという発想ではなくて、適度な範囲のストレス与えながら、理想的な心理状態(ISP=Ideal Performance State)に入りたい。

ちなみに、本書によると、ストレスには、二種類ある。

1.ポジティブ・ストレス
 肉体的あるいは感情的な痛みを伴わないエネルギー消費はポジティブ・ストレスで、最もあなたをタフにすると思われる種類。

2.ネガティブ・ストレス
 肉体的あるいは感情的な痛みを伴うエネルギー消費はネガティブ・ストレスで、最もあなたを弱めることになると思われる種類。

『メンタル・タフネス』P.41

http://cyblog.jp/modules/weblog/details.php?blog_id=251

「ギブ(give)」の精神を忘れずに

2006-07-24 19:47:15 | 仕事術
【事実】 新規プロジェクトのサービス提供先として想定される会社に、いろいろなヒアリング(情報収集のためのフィードバック)を行っている。

【気づき】 忌憚のない意見や、具体的で有益なフィードバックを多くいただいた。新規プロジェクトに関して、おおむね好意的で期待の大きさも同時に感じる。こうして、ヒアリングができるのも、今までのお付き合いがあってのことだと思う。

【教訓】 「ギブ・アンド・テイク(give and take)」が大切。人のためにやっていることは、いつか自分に返ってくる。

【宣言】 「ギブ」の精神を忘れずにいこう。

感謝♪ 超多忙にもかかわらず、2時間もヒアリングに時間を割いてくださったW社のSさんに。

そういえば、「近江商人JINBLOG」の上原さんも「Give&Give&Give」という記事で、「出して、出して、出し尽くすことで、初めて世間様に価値を生み出す人になれる」のだとおっしゃっていた。

1カ月以上にわたって行った、各種ヒアリングも今回で終了。結果をまとめて、新規プロジェクトに生かしていこう。

ここまでの所要時間:17分
(今日は朝から健康診断だった。何度受けても眼底検査は苦手だな。さしあたって悪いところはなさそうでよかった)

時間を無駄にしない会議の作り方

2006-07-19 23:04:37 | 仕事術
【事実】 新規プロジェクトのブレストでD社を訪れる。まだ、仕事のパートナーにはなっていないが、いろいろな経験をもつIT系企業の先輩として、忌憚のない意見やアドバイス、アイデアの提供をしていただいた。

【気づき】 ブレストというと取りとめのない発言や脱線など、終わってみると成果に乏しく時間だけが消費されるという経験が少なくないが、今日はいろいろな気づきがあり、今後の指針を立てる際に役立つヒントをもらった。

【教訓】 会議で成果を上げるには、主宰者・進行役が事前の準備を十分にしておくばかりでなく、出席者のモチベーションの高さも重要。

【宣言】 貴重な時間を共有する出席者たちをがっかりさせない、時間をむだにさせない、という気持ちで、会議に臨みたい。

感謝♪ 会議の作り方のヒントもくれたD社のみなさんに。

ここまでの所要時間:21分
(朝から会議の資料作りを行ったが、今回は過不足なく資料を活用できた。このエントリーも日付が変わる前にアップできた)

いつもより30分早く家を出るということ

2006-07-18 09:09:04 | 仕事術
【事実】 今日は朝から雨で、いつもより30分早く家を出る。休み明けで、雨ということもあり、電車はいつもより混雑する。途中の駅で降りて、徒歩で会社へ向かう。強い雨と車の水撥ねでズボンがビショビショになった。

【気づき】 そんなひどい目に遭いながらも、三連休明けの誰もいないオフィスに一番乗りすると気分がいい。いつもよりも余裕をもって自分の時間を使うことができる。これって一種のLife Hacks。

【教訓】 人よりも少し早く始動すると、自分の気持ちにその分だけ余裕が持てて、効果的に時間が使える。

【宣言】 雨の日を億劫がらずに、しっかり準備して早く行動することで、いい日に変えよう。

感謝♪ お弁当を作ってくれて、いっしょに出勤してくれた妻に。

一日のスタートが朝の始業前とすると、一週間のスタートは月曜日(今週は祝日の関係で火曜日だが)。その日を上手くスタートできれば、一週間、気持ちよく仕事ができそうだ。

そのために必要なことは何だろうか?
1.前の週の終わりに申し送りをする(一週間のまとめ)
2.スタート日は遅刻をしない
3.今週、やるべきことの棚卸しをする

ここまでの所要時間:28分
(昼休みに週記を書こう)

「先送り」という問題解決法

2006-07-14 09:27:00 | 仕事術
【事実】 最近、check*padというWebの目標管理ツールで、「気になること」を「今日やること」「プロジェクト(複雑な計画が必要なもの)」「連絡待ち(誰かに任せるべきこと)」「いつかやること/多分やること」に整理してリスト化している。

【気づき】 「今日やること」はサクサクと消化できてリストから削除できるのだが、「プロジェクト」と「いつかやること/多分やること」がほとんど減らずに増える一方。簡単な問題から片付けて、難しい問題は先送りしているからだ。

【教訓】 To Doリストは減るからモチベーションが上がる。増え続けるTo Doリストはストレスになる。

【宣言】 「プロジェクト」に整理した内容を分解して、実現できるレベルの事柄にすることに取り組もう。

政治などを見ていると、関係者の利害が一致しない事柄について、「先送り」という手段をとることが多い。期限を設けた「先送り」は、その締め切りに向けて解決しようという意志の力が働くからだろうか、不思議と解決してしまう。

小学生のころ、その場で解決できないような問題に悩んでいると、「時間が解決する」と言ってくれた先生がいた。今は難しいと思っていることが、時間が経過して、そのときになると、自然と解決できるようになるという趣旨で言っていた。

しかし、期限を設けない「先送り」はどうなんだろう?


ここまでの所要時間:23分
(昨日、ブログのアップを忘れたこともあり、今朝はブログの2連発。あーあ、スッキリした)

できることで一番手を目指そう

2006-07-10 19:37:48 | 仕事術
【事実】 SAFETY JAPANに、「こころ豊かで安全な経営とは」というタイトルで(株)武蔵野の小山昇社長のコラムが連載されている。小山さんは、情報ツールを活用した独自の経営手法により、同社の業績を飛躍的に向上させた。

わたしは、社員に誇りを持たせるにはどうしたらいいか、死んだ魚の目を「タカの目」に変えるにはどうしたらいいか考えました。そこで「どんな小さなことでもいいから一番になろう」と決めました。では、どういうことで一番になったらいいかと思考の駒を進め、行き着いた先が「業界で一番、整理整頓の行き届いた会社になろう」でした。

【気づき】 小さなこと(武蔵野の場合は「整理整頓」)でも、それを追求すれば人は変わるということ。簡単なことだからこそ、徹底することができて、一番を目指せたという。

【教訓】 難しいことを少数こなすより、誰にでもできる簡単なことをたくさん積み重ねたほうが効果は高い。

【宣言】 部下ができ、目標を与える必要ができた。努力すれば必ずできることをその中に含めていこう。


小山さんは一番手の効果を説明した上で、「二番手、三番手を目指しても社内は相応に整頓されたでしょうが、それではしょせんは自己満足です」と言い切っている。一番手を目指すという戦略は、ランチェスターの戦略と同じ。ネットの世界にいると、このことは実感できる。


ここまでの所要時間:22分
(今日は朝から会議で新企画について発表。昼休みは週報を2週間分書くというハードなスケジュール。そして退社前にようやくを頭の棚卸しができた)