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トレイニーハウスのみんな

2006-09-27 21:34:10 | トレイニーハウスと仲間たち
研修もあと2日。今週の金曜が最終日。
次の研修生さんに残していく伝達ノートを作成中。

最後の週末は国定公園に行ってらくだに乗ったりゾウに乗ったり、運がよければライオンにもあえるかも
トレイニーハウスのみんなは私より研修期間が長いから、そんなに忙しく観光には行かなくてもいい。そのみんなと一緒に行動してたから、私も観光はそんなにできなかったけど、これでよかったんだと満足している。観光か、研修生との交流かは迷ったこともあったけど、みんなといて話をしたりする中で得るものが大きかった


研修を通して、みんなが変わっていくのを実感する。はっきり成長とはいえないかもしれないけど、少なくとも今までと違う環境に身をおくことで、順応したとは言えるかな。

クルートは最初ちょっとだけ愚痴っぽい傾向ににあったけど、今は違いを楽しむ余裕があるというか、愚痴を言わなくなった。ダリアは2週間ごとにおなかをこわして寝込んでいたらしいが、今は健康生活2ヶ月の記録を打ち立てようとしている。フラビオは最初の頃ほど仕度に時間がかからなくなり、セスの英語はちょっとわかりやすくなった。

そして私は"You are not so much Japanese girl any more"と言われた。
トレイニーハウスについた初日、みんなの目にはかなり不思議な日本人に映っていたらしい。シャイで声が小さくて口数少なくて。そしてピンクのハイヒールにどこでもベープ(笑)。
"What's this?"って大きな声でセスに聞かれたとき"あ~、It's a mosquito killer"って小さい声で答えたんだけど、答える頃にはセスは自分の部屋へ行ってしまって、コミュニケーション不成立。先行き不安だったなぁ~

英語について、あまり本質的なことではないけど、第一印象で"この子はしゃべれる子"と思われるか"この子はあんまりしゃべれない子"と思われるかで、後々差が出てくると思った。同じことを言っても、私の初日を知ってる子たちにはしばらく"What??"って聞き返されることが多かった。最初だからといって自信がなくても人見知りもしても、小さな声でぼそぼそ言っちゃだめなんだな~

最初の頃に、アリスが"ドイツに帰ったら8000万人の国民がいるんだから、インドまで来て他のドイツ人研修生にこだわる必要はないわ"って言ってたのを聞いて、なるほどなと思った。スワッチさんちの研修生は仲がいいので、どこに行くにもみんな一緒
結果的に英語力も向上した(はず)だし、留学願望もちょっと満たされた
一人っ子の環境で育った私にとって、ルームメイトの存在、寮生活、これも新鮮で楽しかった。
フェアウェルブックを順に渡して書いてもらうにあたって、研修の終わりを実感し、淋しく思う今日この頃。日本に遊びに来てほしいし、ヨーロッパに私が訪ねていくのもいいな~

写真はジャイプールのあるラジャスターン州の民芸品

孔雀

2006-09-18 22:06:00 | トレイニーハウスと仲間たち
日曜日はトレイニーハウスのみんなでプールに行った。
ひろぉい庭に、プールがあって、白いリクライニングチェア(?)が並んでる、ちょっとハイソでセレブな感じのとこ(笑)。
プールサイドにクジャクがいた。
翼も合わせると3メートルくらいのやつ

泳いでたのは外国人だけ。
インドの人は一人もいなかった。
格差なのか、習慣の違いなのか。多分両方だろう。

夕方夕焼けを見ようと町を一望できるナルガール要塞へ行った。
ダリアの友達のインド人が連れて行ってくれると行ったところまではよかった。"だいたい10分くらいの距離だね"というから、6時に出発したのに、着いたのは7時半。そこに広がっていたのは、夜・景
シティーツアーで昼間に行ったことはあっから、その景色とのコントラストを思い浮かべて楽しんだ。

ゆかたが明日にも仕上がる わはは~い

同じ月を見ていた

2006-09-08 14:49:11 | トレイニーハウスと仲間たち
昨日は満月。そして部分月食。
会社の人が11時15分から始まるよって言ってたから、
トレイニーハウスの屋上でみんなを誘ってお月見
真ん丸い月が欠けていくのがはっきり見えた
タージマハルの次くらいに感動

雨が降らない砂漠の州で見る月。
遠くの日本でも同じ月を見てた人がいるかな

満月の朝に生まれた。
中国語でjiao jie的月亮は、白く明るく光る月っていう意味。
そういう名前をつけてもらったから、月にはちょっと思い入れがある

この話を会社の人にしたら、ヒンディー語で"月の光"って意味の"チャンドニー"っていうあだ名をつけてくれた。チャンドニーはほんとに女の子の名前として使われてるらしいそういう題名の映画もあるみたい。

月食はゆっくり進んでいく。
月を眺めながら、みんなとたくさん話せた。
日本には"雨"にまつわる言葉がたくさんあり、フィンランドには"光"にまつわる言葉がたくさんある。その言葉を話す人達にとって、大事な言葉は種類も多い。
ヒンディー語では"昨日"と"明日"は同じ単語。"おととい"と"あさって"も同じ単語。時間にまつわる言葉が少ないなんて、これにはかなり納得

"皆既日食"と"オーロラ"もいつかみてみたい

ルームメイト

2006-08-31 22:14:44 | トレイニーハウスと仲間たち
トレイニーハウスの仲間たちについて書こうと思います

まず、ルームメイトのダリア。
ポーランドからやってきました。
美術系の大学に行っているそうです。油絵が得意なんだとか。
ルームメイトって言っても、実質は2部屋。間にバスルームがあって、行き来できる。
一緒に買い物に行ったり、夜中まで語り合う仲なんです
ダリアちゃんがポーランド語しゃべる姿にときめいちゃう.

続きまして、エストニア人のクルート。
アパレルの会社で、ほんまにデザイナーとして働いてて、布の柄とかをデザインしてるみたいです。大学でもそういう勉強してたみたいで日本の絞り染めのことも知ってた頼りになるお姉さんです。

ドイツからは3人の研修生が来ています。
活動的なアリス。経済の勉強しようと意気込んで来たのに、実際には仕事は存在せず、毎日ネットサーフィンくらいしかすることないって怒ってます。しょうがないからインターンシップの目的を「勉強」から「旅行」に変えたそうです.

セザンヌはNGOで働いている子。間の取り方で笑を取る、関西人にはたまらない子です(笑)。

あと一人、最近来た子が…名前なんだっけな…めっちゃ失礼だけど、この子もNGOで働くみたいですよ。この間いっしょにバナナ買いに行った。

イギリス人のリサもNGOで働いてる。オックスフォードをこないだ卒業したみたいで、きれいなクイーンズイングリッシュ&きれいなお姉さんです

フラビオはフランス国境に近いとこ出身のイタリア人。「彼はひそかに化粧をしている」という説が出回るほど、仕度に時間がかかる(笑)。

南アフリカ出身のセス。最初はセスの英語が聞き取れなくて困った。今はインド英語でもどんな英語でもドンと来い、かな


今日は日本からのバイヤーが来なくてめっちゃのんびりしてました
明日からまたがんばるぞ~

機内食の写真を載せておきます。このときから米が長かった

こういう部屋で暮らしています

2006-08-12 22:52:15 | トレイニーハウスと仲間たち
天井にこういうファンがついてるのってあこがれる(≧.≦)。
部屋の中は、土足で生活するのには問題ないけど、でも外とおんなじじゃない??っていう感じ。
そんな部屋にももうすっかり慣れた。

夕方になるとサリーを着たインド女性が家の屋上で涼む姿が見られる。
建物どうしが密着してるからお隣同士、屋上で話したりする。


すごく暑いかと思ってたけど、それほどでもない。大阪のほうが暑いくらい。
そして夕方にはたいてい夕立がある。
10分くらいであがるから、雨宿りすれば傘は必要ナシ。
雨が上がると、ちょっと涼しくなって、夜は長袖着てタオルケットかけて、おやすみなさい。


日本では二度寝必至なのに、なぜかインドでは目覚ましなしで起きられる。
することがたくさんあると思うと、疲れるのかもしれない、と思った。
ここではしなきゃいけないことはほとんどないように思える。
ほんとの理由は分からない。
それが分かれば日本に帰ってもしゃっきと起きられるのになぁ~と思うんだけど…