サイキンノジェイヒロシonブログ2

生き甲斐とは何かを模索する、ジェイヒロシのぐ~たら日記

オペラ「夕鶴」

2006年02月12日 22時32分00秒 | Weblog
昨日は「夕鶴・ワークショップ」
本日は「夕鶴」を見てきました。

池袋の東京芸術劇場大ホールですよ。

監督・指揮・演出は二日とも同じ。
でもキャストは運ずの秋本さん以外まったく違い二日間の色の違いをはっきり感じることが出来た。

コンサートホールでのオペラってんでステージ上にオケとそれを囲むようにセットが配置されててギュウギュウ詰め状態。
しかもセットもかなり高く作られていて役者が落ちないかハラハラしてしまった。

コンサート用とオペラ用の舞台の違いは
普通、コンサート用のホールは幕が無いし、舞台転換も出来ないから大道具の変更は基本的に出来ないってのが大きいかな。
あとはオーケストラピットの有無だね。


「夕鶴」ってのは結局「鶴の恩返し」を元にした話なんだけど、
おじいさんとおばあさんでは無く青年「与ひょう」と鶴の「つう」のラヴ話だったりする。

このオペラは日本語上演。
だから字幕とか無いんだけど、字幕が無いって事はそれだけ演者の言葉がはっきり聞こえて来ないと駄目なわけですよ。
いくら歌が綺麗でも言葉が聞き取れなければ話しに置いてけぼりを食ってしまうわけですよ。

ワークショップの時は二階席に座ってたんですけどこの日のキャストさんはちょっと聞き取れなかったなぁ。
ちょっとついていけなくって眠たくなったり。
この日は自由席だったんで休憩後に急いで一階席に移動したから後半は理解できたけどね。

それに比べて二日目のキャストは良かった。
安い3階席買ったんだけどそこでも台詞がはっきりわかる。流石角田先生。
あの方はやっぱり凄いです。

字幕が無いって怖いですね。
カツゼツが非常に大事な舞台と感じた。

すこし違うが日頃俺授業で『ピアノだからって声自体を小さくするな。それでは聞こえない。「ピアノ」は「弱く」では無い。力は変えず一点に集中している状態だ』なんて怒られている訳ですが、確かにこんな状況下で弱くなんてしたらお客さん全員を置いてけぼりにしてしまう。
話を繋げる為にも正しいpfの理解をしなくてはー。

非常にいい勉強になった。
行って良かったー

最新の画像もっと見る

コメントを投稿