・・・だから、自由にならぬことがあるたびに、人生に不満を思った。他人は平等に自由に生きているように見えるのに、自分だけは差別されて不自由に生きているようにおもった。しかしまた、疑ったのである。平等がほんとうに正しいことなら、どうして世の中に不平等があるのかと思ったからである。
禅と哲学者のあいだ
平等は差別をもって現れる
形山睡峰 著
-----
まえがきで、はっとしてしまいました。
自分も悩みを持っていた中の一つはこれだった気がする。。
仏教関連のご本を読んでいるなかで、
飲み込まれて、自分の中の小器のものさしが 再構築されましたが、まえがきを読んで
そやそや、この事や!と改めて思い出した。
ずーっと悩みとして捉えていた十代、二十代
このことやったかもしれない。
なんか嬉しい。
そう思うと、自分も多少は器がおおきくなった所もあるのだな。。