随喜功徳 (逆のものさしをもってみませんか)

黙々と穏やかにさり気なくおまかせする

20180204

2018-02-04 08:30:23 | 日記


・・・自分が南無阿弥陀仏になることは、自分が自分の主人公となることである。個己である自分を捨て超個己の霊性に目覚めることである。そこに信が確立する。・・・・
つまり、二つのところに成り立つ信でなくて、一つ一つと自覚するのが信でなくてはならぬ。南無阿弥陀仏と唱えることは、それ故に、弥陀が自分に呼びかけることに外ならぬ。呼びかける「自分」は、超個的霊性で、呼びかけられる「自分」は個己ほのものである。
こういう塩梅に、弥陀が自分を二分するとき、本願の成立したがある。

日本的霊性 完全版
鈴木大拙著



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ちょっと不謹慎かもしれませんが、南無阿弥陀仏、弥陀の部分を自分の好きな事や活動に置き換えてみますと、イメージしやすいく感じました。自然と自動的な行動になると自分の理想みたいなものに近づけるかなと感じます。
日本的霊性 この本は読書に時間かかります気づくと今回も、夜明け前でした。