ピアノを弾く時に、おそらく最も見慣れている楽譜として「大譜表」というものがあります。
ト音記号(上段)とヘ音記号(下段)がセットになったこういうもの
普通、ト音記号部分は右手、ヘ音記号部分は左手で弾きます。
ト音記号(=高音部記号で高い音担当)、ヘ音記号(=低音部記号で低い音担当)。
というわけで、ピアノに向かった時、そのように左右の手で高さを分担して弾くことで、
自然な姿勢を保ちながら、ラクに弾くことができるのですね
(※手を交差して弾く等の例外もあります)
さて、今回は、大譜表をつくる基になっている、五線に注目してみたいと思います。
楽譜は、今日の五線譜に至るまでに様々な変遷を経ています。
その過程には当然ながら多くの楽譜が存在し、音高や音価、リズムを分かるように書き記したい・・
という、試行錯誤しながら工夫を重ねて来た形跡が見られます。
また、洋の東西でも楽譜は全然違うのですね。雅楽や邦楽の楽譜を見れば、それは明らかです。
(もちろん私は解読できません)
様々な楽譜の種類や歴史はひとまず置いといて・・とりあえず西洋音楽に使う「五線」のお話。
五線、の名の通り、5本の線により音高を表す仕組みが確立されています。
高さの違いが一目瞭然なので、とても便利なものとして広く浸透したのではないか思います。
便利なもの、と書きましたが、しかしながらそれにはやはりしっかりと線間の関係を把握し、
読譜に繋げて行く必要があるかと思います。
導入期の幼い生徒さんには、線間の間隔の幅広い教材を使ったりするのですが、
身近なもの、というか、自分の身体の一部を使えば、いつでも五線の関係が確認できちゃいます
自分の目の前、見えるところに左手をこんな風に広げてみましょう。
うぅ・・ヘタな絵でゴメンナサイ
正直ちょっと形が怖いですね~(苦笑)
五線は下から、第1線、第2線・・と数え、
線と線の間は間(かん)と言い、やはりこれも下から第1間、第2間・・のように数えて行きます。
とにかく、下から数えるというのがポイント。
その仕組みを左手を使って覚えてしまおう、というのが上記の写真です。
もう1回出してみますね。ヘタだけど・・
5指は、親指から1~5の番号が付いているのですが(ピアノの場合)、
五線の下からの番号をそのまま指に当てはめていきます。
そして、間は指と指の間。こちらは4つで、これも間と同じ数。
自分の右手の指でトントン・・とタッチしながら、
第1線、とか第3間、とか声に出して言って行きます。
慣れるまでは線のみで1から順に上がる、5から下がる。間も1~4まで同様にやってみる。
そして慣れてきたら線間混ぜてランダムに、など、
繰り返しやることで、線間に対する感覚が少しずつ身に付いて行くように思います。
応用でちょっと難しいゲームでは、生徒さんに目を閉じてもらい、
私がトントンするのを、何番がタッチされたか当てっこしたり。
目で見て確認できない分、手や指の感覚に神経を集中させて、みんな一生懸命考えています
このようなゲームを取り入れながら、少しずつ実際の五線に戻して行くと、
高さを正確に認識し、スムーズに読譜につなげて行ける生徒さんが多いように思います。
道具も何も使わず、手ひとつで簡単にできてしまうゲーム、
よろしければ皆さまもお試しになってみて下さいね
【おまけ】
マグネットにシールを貼ってみました。
線の音符は泣き顔、間の音符はニコニコ顔。
線を踏んでるお顔は半分に割れちゃってるので泣き顔、
間のお顔は線と線に守られて、割れてないのでニコニコというわけです(笑)
マグネットが若干大きいのはスルーでお願いします
こちらは真ん中ドから線間を順に並べたもの。
ヘ音記号はドの下がいきなりソとなっているのと、間が間ではなくなっているのはスルーで
現在、『ピアノ・ソルフェージュ教室』では
ピアノ、ソルフェージュ両コースにて新規生徒さんを募集しております
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さて、今回は、大譜表をつくる基になっている、五線に注目してみたいと思います。
楽譜は、今日の五線譜に至るまでに様々な変遷を経ています。
その過程には当然ながら多くの楽譜が存在し、音高や音価、リズムを分かるように書き記したい・・
という、試行錯誤しながら工夫を重ねて来た形跡が見られます。
また、洋の東西でも楽譜は全然違うのですね。雅楽や邦楽の楽譜を見れば、それは明らかです。
(もちろん私は解読できません)
様々な楽譜の種類や歴史はひとまず置いといて・・とりあえず西洋音楽に使う「五線」のお話。
五線、の名の通り、5本の線により音高を表す仕組みが確立されています。
高さの違いが一目瞭然なので、とても便利なものとして広く浸透したのではないか思います。
便利なもの、と書きましたが、しかしながらそれにはやはりしっかりと線間の関係を把握し、
読譜に繋げて行く必要があるかと思います。
導入期の幼い生徒さんには、線間の間隔の幅広い教材を使ったりするのですが、
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うぅ・・ヘタな絵でゴメンナサイ
正直ちょっと形が怖いですね~(苦笑)
五線は下から、第1線、第2線・・と数え、
線と線の間は間(かん)と言い、やはりこれも下から第1間、第2間・・のように数えて行きます。
とにかく、下から数えるというのがポイント。
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もう1回出してみますね。ヘタだけど・・
5指は、親指から1~5の番号が付いているのですが(ピアノの場合)、
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そして、間は指と指の間。こちらは4つで、これも間と同じ数。
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慣れるまでは線のみで1から順に上がる、5から下がる。間も1~4まで同様にやってみる。
そして慣れてきたら線間混ぜてランダムに、など、
繰り返しやることで、線間に対する感覚が少しずつ身に付いて行くように思います。
応用でちょっと難しいゲームでは、生徒さんに目を閉じてもらい、
私がトントンするのを、何番がタッチされたか当てっこしたり。
目で見て確認できない分、手や指の感覚に神経を集中させて、みんな一生懸命考えています
このようなゲームを取り入れながら、少しずつ実際の五線に戻して行くと、
高さを正確に認識し、スムーズに読譜につなげて行ける生徒さんが多いように思います。
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線を踏んでるお顔は半分に割れちゃってるので泣き顔、
間のお顔は線と線に守られて、割れてないのでニコニコというわけです(笑)
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