昭和曲ブームだそうで、最近は若い人たちが昭和の歌詞やリズムを新しいものとして受け入れているということ。
テレビでよく昭和40年頃から60年頃の懐かし歌番組をやっておりますが、これは俺らの世代だけでなく若い人たちも見ていたりするんですね。
自分はガキの頃はなんといっても大好きなアイドルはキャンディーズ、山口百恵、太田裕美、山本リンダ、天地真理、そしてピンクレディーでしたね。
この頃はテレビに夢中になって、アイドルの歌を聴いていたものでした。
ピンクレディーの頃には大きなラジカセを親父が買って、テレビの前にセットしてピンクレディーの歌をカセットテープ(もちろんノーマル、メタルタイプなんてあこがれ)に録音していたりしたものです。
録音始めるとチャリンコの豆腐屋やリヤカー引っ張った竿竹屋が来て録音を台無しにしたもんだった。
あんなものでも当時は最高の音楽ツールだったんだよね。
小学校中学年頃にはテレビのイヤホン端子から1本のケーブルでラジカセのマイク端子につなげて雑音入らないようにしましたけど、モノクロのザラザラ音でもあのころは素晴らしいものだった。
大好きなアイドル、初めて自分のお小遣いで買ったシングルレコードは三原順子(いまはじゅん子)の「セクシー・ナイト」。
昭和55年ですからもう40年以上前か、小学生の時に金八先生を見てファンになりデビューシングルを買いました。
当時は松田聖子、河合奈保子、三原順子がトップアイドル(だと思っていた)でしたが、松田聖子は別格、河合奈保子はグラビア系、三原順子はどこを目指しているのか見えないアイドルで人気はいま一歩でした。
その後好きになったアイドルは特におらず、特撮とアニメにどっぷりの日々。
久しぶりにハマったのは小川範子、自分がファンになったときには谷本重美(本名)でした。
マウンテンデューのCM(昭和61年)を見たときに一目ぼれ。
当時はインターネットなどありませんから、彼女の名前を知るのにペプシの広報に電話して教えてもらったのを覚えています。
その時に小川範子さんになりますよと言われました。
その後なんといっても「はぐれ刑事純情派」出演でメジャー度は上がり、歌や昼ドラに出るようになった時には人気はぐんぐん上がっていました。
芸能人のファンクラブに入ったのは彼女が初めてで、2桁の会員番号は誇りでした。
社会人になったばかりでしたが、追っかけまくってましたね。
その後に夢中になったのは特撮出身のアイドルで平成4年の「恐竜戦隊ジュウレンジャー」でプテラレンジャー・メイを演じていた千葉麗子こと、チバレイ。
特撮は見続けていたのでスーパー戦隊ヒロインたちはみんな可愛いなと思っていましたが、チバレイのメイには撃ち抜かれました。
この後も主演作にはつながらず、ちょこちょこと脇役で出演はしていたのですが、一般的にはメジャーにはなりませんでした。
しかし、一部のファンにはガッツリと人気上昇。
それがPC・ゲームマニアでした。
いまでは珍しくないゲーム大好きアイドルですが、この頃はまだまだパソコンやテレビゲームは暗くあまりいい雰囲気はなかった時期で、それが元気なアイドルがゲームを全面押しということでゲームマニアには大人気となりました。
自分も特撮ファンであり、パソコン・ゲーム大好きでしたから、チバレイの存在は大きくなり、幕張のゲームショーに行ったとき仕事ではなくプライベートで来ていた彼女に出会って名刺の裏にサインをもらったのを覚えています。
その後は誰と言われますとアニメファンは続けていましたので、ファンクラブ会員になり全国ツアーに行っていたアイドルというと声優の平野綾です。
彼女は声優枠を超えた声優アイドルの走りといっていいでしょうね。
2006年に「涼宮ハルヒの憂鬱」で超人気となり、顔を出すことがなかったアニメ声優が一般のテレビ番組出演や全国コンサートツアーを開催するといった今では当たり前の声優業界の走りといっていいと思います。
ファンクラブ主催のイベントやコンサートは全国あちこちへ深夜バスを使って皆勤賞でした。
その後は年齢もあって行動力も弱くなったのでアイドルのファンになることも減り、アニメも見ることはほとんどなくなり、特撮も仮面ライダー以外はほとんど見なくなりました。
最近では歌番組がめっきり減り、ドラマもほとんど見なくなったのでアイドルだけじゃなく若い女優さんもわからなくなりました。
そんなこともあって、MP3で聞いているのは懐かしの曲が多く、いま聞きなおすと「そうかそういう歌詞だったんだ。」と新たな発見をしている状況です。
お笑いも第7世代とか言われてもついていけなくてね、やっぱり王道のナイツやサンドウィッチマンや中川家の漫才はおもしれーな。
懐かしもの、改めて見て聞くといいもんですよ。
けどね、昔聴いていた歌い手さんが懐かし番組なんかでそのところのヒット曲を歌うとイメージ崩れちゃうんですよ。
声の伸びや高さは別人ですし、ハイビジョンどころか4K8Kの画像となるとやはりね。
もちろん皆さん同様に俺も歳食ってますから、どうこうは言えないですけどね。