『世界ダウン症の日写真展』に、今年も多くの方がお越し下さいました。ありがとうございました。
6回目を迎える今年は、会場を大阪市立中央図書館に移し、また同図書館との共催という新たなステージでの開催となりました。
すっかり恒例となった写真展ですが、引き続き社会の関心も高く複数のメディアにもとりあげていただき、当事者や療育関係の方々はもちろん一般の方々にも広くご来場していただくことができました。普通に暮らし、学び、働くダウン症児者のありのままの姿を見ていただきたい、障がいのひとくくりでなく、ひとりひとりの生き方を感じていただきたい。その思いが、また一歩前に進んだと確信しています。
会期最終盤に、展示された写真が破損、一部紛失するというできごとがありました。だれがどのような理由でこうした行為をしたのかは、現在調査中です。多くの方々が開催を応援してくださっていただけに、とても残念です。しかし、ダウン症への理解を広め深めていくために、運営にさらに配慮しながら、写真展を続けていかなければと考えています。
会場の提供および共催をいただいた大阪市立中央図書館に感謝を申し上げますとともに、
ご来場のみなさま、写真を提供いただいた皆様、後援、協賛、協力、ご寄付をいただいたみなさま、すべての皆さまに深く御礼申し上げます。
2016年4月7日
JDS日本ダウン症協会大阪支部 支部長 玉井浩