中国ビジネス服務信息

日中ビジネスをつなぐ日々

テレビ撮影取材同行を終えて

2007年06月15日 | 服務信息

中国の旅行衛星チャンネルの番組『那小嘴』が日本で撮影することになり、私は通訳で同行することになりました。撮影のため来日された那威さんは中国テレビ界でも有名な方なので、日本で会えるのはすごくうれしかったです。
今回、兵庫県、大阪府、京都府にある美食、観光地を主に紹介することになっています。兵庫県の神戸ビーフ、壮大な明石海峡大橋、癒しの有馬温泉、大阪府では食い倒れの道頓堀などを撮影予定です。

まずは兵庫県にある「人と防災未来センター」に行きました。
なぜ、ここに行くのかなって最初は理解できなかったけど、最後まで見学して本当に感心しました。
阪神淡路大震災直後の町並みを再現したジオラマ模型を見て、震災に遭われた人は当時の事を思い出し、遭ってない人は目の前で起ったかのような感じがします。
未来館では葉っぱの「フレディ」を通して「いのち」のかけがえのなさ、「いのち」への感動と喜びが伝わってきました。
中国はほとんど地震がない国なので、地震についての知識など防災の意識はあまりない中国人には伝えるべきことだと思いました。

気持ちを切り替えて「淡路夢舞台」に行きました。
展望台からは海を見渡せ、夢舞台と淡路島明石海峡公園が一望できます。
ちょっと変わった設計の百段苑の花壇を見て心がゆったりとして嫌なことであっても忘れていい気持ちになれます。中国は広いけど夢舞台にある建物のデザインは少ないと思います。

神戸ビーフは兵庫県産の黒毛和牛の中でも最高品質の牛だけに与えられる称号です。霜降りがきめ細かく、旨味のある油がギュッと凝縮されていて至極の贅沢を感じることができます。
中国の美食家と呼ばれる那さんは「こんなおいしい肉は初めて食べた」と絶賛しました。

大阪の南に位置する心斎橋筋は、女性向けの店が軒を連ねる楽しい商店街です。
取材スタッフの一人がお土産に漆器を購入し、中国の「銀聯」のクレジットカードを使っていました。
大阪では中国のクレジットカードは心斎橋など特定の店でしか使えず、ほかの観光地でも使えるようになったら便利になると思っています。

これからも中国の人々にもっと日本の景色や、食べ物を伝えていきたいと思っています。(高)