中国ビジネス服務信息

日中ビジネスをつなぐ日々

『2010年上海万博大阪出展の説明会』に参加しました

2009年02月27日 | 服務信息

26日、大阪産業創造館で開かれた『2010年上海万博大阪出展の説明会』に参加して来ました。
  

最初に実行委員会関係者より、多くの方から大阪の、「水」「新エネルギー」「まちづくり」等に関する環境先進技術の効果的なアピール方法などの意見を聞き出展成功に役立てたいとの挨拶がありました。
同説明会には、上海観光親善大使の本堂亜紀さんをはじめ多くの企業から関係者の方々が集まりました。
会場の雰囲気はとても和やかで、皆さん来年行われる一大イベントに意欲をもやしていて、私もいよいよ来年開催されるのだと良い刺激をもらいました。


2010年の上海万博は『Better City Better Life(よりよき都市、よりよき生活)』がメインテーマで、大阪は今回ベストシティ実践区エリアでの出展となります。
このベストシティ実践区は、世界の代表都市が先進的な都市事例を展示する、博覧会史上初めて設けられるスペースです。
ここに唯一大阪が日本の都市の代表として出展することになりました。

今回の出展にあたって、大阪は『環境先進都市・水都大阪の挑戦』を基本テーマにし、人・まち・産業などの大阪の魅力を中国、世界にアピールしていこうとしています。
出展エリアでは、大阪の水・環境に対する先進的な取り組みを紹介し、日本の四季をイメージさせる展示物を見ることができるそうです。

今年1月13日、平松邦夫大阪市長は上海市で「中国2010年上海万博ベストシティ実践区ケースの出展契約」に調印しました。
これを機に、上海万博の大阪出展へのムードはますます盛り上がりを見せています。

当社上海事務所からも、現地の情報が毎日のように入ってきます。
現在、上海でも万博を成功させるための準備が着々と進んでいます。
特に、「エコ万博」を目指して上海市全体が、環境のためのエコや省エネ活動に力を入れています。
省エネソリューションを駆使し、エネルギー消費量が従来より25%カットされると言う中国館は、上海万博の「エコロジーシンボル」になるとのこと。
上海でも、万博を機に「エコ」への認識が高まっているようです。

当社でも情報提供や言語支援を含めたサポート行っています。
これからも、万博を一層盛り上げるために積極的にお手伝いさせて頂きたいと考えております。(金)

   マスコットキャラクターの“海宝”

  中国館イメージ

  万博会場イメージ

画像:上海万博公式サイト(騰訊網)より 
http://www.expo2010china.com/(中国語版)
http://jp.expo2010china.com/(日本語版)


春節期間の訪日旅行、北海道旅行が人気

2009年02月02日 | 服務信息

1月26日、中国人が待ちに待った春節(旧正月)がやってきました。
春運(春節の帰省ラッシュ)で交通機関が麻痺し、国家全体でこの新しい年を祝うための準備が行われました。
今年も各地でお祝いの爆竹が鳴り響き、新年の風物詩廟会が行われ、あちこちに巨大な赤ちょうちんがぶら下げられました。
  

そして、今年も春節連休中の旅行は人気で、中国国内旅行はもちろん海外旅行も新たな焦点となりました。
国際金融危機の影響を受けて、海外旅行の価格は例年より2-3割下落し、多くの中国国民が海外旅行を選択しました。
各旅行社のデータによると、やはりアジアでは日本旅行が人気で、今年の春節期間に上海湾から日本に向かった中国人観光客は1万4千人と昨年よりも大幅に増えたそうです。
今年は、日本旅行で特に人気だったのは北海道。
昨年12月に中国で、『天下無賊(イノセントワールド)』、『夜宴(女帝[エンペラー])』などの代表作で知られる馮小剛(フォン・シャオガン)監督の新作『非誠勿擾(if you are the one)』が公開されました。
その劇中に登場する北海道の壮大な自然が中国人観光客の心をとらえ、日本旅行に興味を持たなかった人たちも関心を示しています。この映画は北海道のPR映像としても影響力がとても大きかったようです。
  『非誠勿擾(if you are the one)』
今年の旧正月期間には、当社にも訪日旅行を希望する中国人観光客の問い合わせが殺到しました。
日本旅行はやはり人気でその通訳ガイドやアテンド業務で、彼らの訪日観光をサポートしました。
その中で一番うれしかったことは「また来ます!」と言われたことでした。
今後も一層訪日中国人誘致のサポート事業に力を入れ、リピーターを増やせるようにしていきたいと思いました。(金)
 中国語を記載し、観光客にアピール 

 バスから降りて目的地に向かう中国人観光客