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だらずだらじゃず・本音ジャズ

№7 燻し鉛!ショウ「ボート」は転覆?《ケニー・ドーハム(tp)》

♪~♪ ご訪問ありがとうございます。
  ジャズ・トランペット「ケニー・ドーハム」のレコード紹介です。♪~♪ 
 
⑥『静かなる~』の匹目のドジョウ狙い?
「燻銀」の音というより「燻し」の音?
これじゃ~、ショウ「ボート」は覆か?
⑦『ショウボウト』(60)
《Showboat/Kenny Dorham》
ケニー・ドーハム(tp)、ジミー・ヒース(ts)、ケニー・ドリュー(p)、
ジミー・ギャリソン(b)、アート・テーラー(ds)。
《Kenny Dorham Blog紹介》
 
これは⑥『静かなる~』の2匹目のドジョウ狙い。
アルバムのイメージ創りがまるでそっくりさん。
 
『Showboat』とは「立ちがり屋」、「派手なプレー」。
の意味があるようだが、目立ってるのはJ.ヒースのテナー。
このレコードでは、ドーハムはとても目立つ存在ではない。
 
⑥の「燻銀」の音に到底及ばない。
当⑦の音質は丸味は帯びているが、しさに欠ける。
「ボワッ~」とせず、輪郭が明確なため⑥の叙景が創れない。
 
「燻銀」の音というより「燻し」の音か?
速いテンポの曲では、H.バップの勢いに音質が合う。
だが、フレーズが間延びし乗り切らない。
 
⑥『静かなる~』の良さの1つは、ワンホーンであること。
当⑦はテナーのヒースが加入している。
テナーの音が少々ステリックで、ドーハムとアンマッチ。
 
ドリューのピアノは切れが良く、れた聴き応えがある。
このレコードは、ケニー・ドリューの良いとこを探すのが面白い。
 
♪~♪  「燻銀」の音とまで鳴っていない「燻し」のドーハムをお聴き下さい 
《Kenny Dorham Blog紹介》


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