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だらずだらじゃず・本音ジャズ

№1 浸みる!揺れるニュアンス《アン・フィリップス(女性Vo)》

♪~♪ ご訪問ありがとうございます。
 女性ジャズヴォーカル「アン・フィリップス」のレコード紹介です。♪~♪
 
20歳代前半?そんな年頃には・・
「ぐっ」と抑え、スキー・トーンで!
揺れる心のニュアンス、を語るように!
 
一句
 “ハスキーに 揺れるニュアンス ぐっとみ”

①『ボーン・ツー・ビー・ブルー』(59)
《Born To Be Blue/Anne Phillips》
アン・フィリップス(vo)、ストリングス。
 
《女性ヴォーカル Blog紹介》

アン様、この方は何気ないようで本格派。
かといって、声張り上げタイプではない。
私好みの四半歌手でいらっしゃる。

20歳代前半の録音といわれる。
この巧さは、そんな年頃の娘とは思えない。
語るように詩の情感を現し、説得力がある。

音楽院でクラシックの声楽を修得。
そんな方は、これみよがしに「大声」を張る。
アンは真逆、低く・太く・深く・優しく。
低いハスキー・トーン「っ」と抑え、情感を。

曇天覆うN.Y.摩天楼をにし、うつむくアン。
押し殺した表情は、彼女の歌声を写す。

「I've Got To Pass Your House To Get To Mine」。
  “家に帰るには、私を捨てた貴方の家の
 前を通らなければならない。
 引っ越そうかしら、でも方の気持ちは
 変わるかもしれない。”

女性の僅かに動く心のニュアンスを現す詩。
れ動くニュアンスとアンの声。
聴く者の心を「ごそっ」と連れて行きます。
 
 一句
 “ハスキーに 揺れるニュアンス ぐっとみ”
 
♪~♪ 詩を語るように、れる心のニュアンスを現すアンをお聴き下さい。

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