(続)№3 衣替え、ソフトに丸く《アビー・リンカーン(女性Vo)》

♪～ご訪問ありがとうございます。
　 女性ジャズヴォーカル「アビー・リンカーン」のレコード紹介です。～♪
 

又 又・衣替えし、スタイルを変えてきた。

売行きが今イチ？だから、手を替え品を替え。

「こぶし」は効かさず、ソフトにちょっと丸く。

 

一句

　“売れ行きの　探るスタイル　ジャズシンガー”

③『イッツ・マジック』(58)
《It's Magic/Abbey Lincoln》
アビー・リンカーン(vo)、ケニー・ドーハム(tp)、

ベニー・ゴルソン(ts)、ウィントン・ケリー(p)、

ポール・チェンバース(b)、フィリー・ジョー・ジョーンズ(ds)、他。
 

《Abbey Lincoln Blog紹介》

②『That's Him!』(57)№2 こぶし一発、どろっどろ《アビー・リンカーン(女性Vo)》 - だらずだらじゃず・本音ジャズ

《Wynton Kelly(p) Blog紹介》

⑦『Smokin' At The Half Note』№7　音を失くしたケリー節《ウィントン・ケリー(p)》 - だらずだらじゃず・本音ジャズ

「こぶし」は効かさず、控え目に。
無理矢理、声を張り上げることもない。
ソフトにちょっと丸く、優しそうに。

 

又・又、衣替えをしたアビー嬢。

デビュー作以降、毎年1枚のリリースで3作目。
その度に、スタイルを変えてきた。

売行きが今イチ、だから手を替え・品を替え。

ってとこ、なんだろうか。
メンバーは、②に引けをとらない有名な方々。
とはいえ、アレンジがつまらないので、際立つものを感じない。

タイトル曲の「It's Mgic」。
恋人同士の不思議な感情を描いた曲。
当③の特徴が、この曲に良く現れている。

ゆったりと大らかに唄う、アビー嬢。
①②では「こぶし」を効かせて。
オーバーアクションで、捻じ伏せるように唄い込んだが。

 

　一句

　“売れ行きの　探るスタイル　ジャズシンガー”

アビーの個性を活かした曲？と考えてみるが。

結局、勝手な私の好みでチョイスしました。

 

♪～「It's Mgic」、NO「こぶし」でソフトにちょっと丸い歌声を聴かせます。