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だらずだらじゃず・本音ジャズ

№3 喧嘩?田舎もん&都会育ち《エディー・ロックジョー・デイヴィス(ts)》

♪~♪ ご訪問ありがとうございます。
  ジャズサックス「エディー・デイヴィス」のレコード紹介です。♪~♪ 
 
じゃが芋畑、遠く彼方で鳴る・ロックジョー!
「べらんめぇえ~」囃(はや)し立てる・グリフィン!
まさに、舎者&都会者の言い争いか?!
③『グリフ&ロック』(60)
《Griff & Lock/Eddie Lockjaw Davis》
エディー・ロックジョー・デイヴィス(ts)、ジョニー・グリフィン(ts)、
ジュニア・マンス(p)、ラリー・ゲイル(b)、ベン・ライリー(ds)。
《Eddie Lockjaw Davis Blog紹介》

針を下ろすと、気機関車の出発。
「ザク、ザク、ゴッ、ゴッ」汽笛一斉でロックジョーが吠える。
3大ブローテナーはイリノイ・ジャケー、アーネット・コブ&ロックジョー。
共通した音は「」の取り方。

意識して「間」に集中すると面白い。
「間」のフレーズは、音の会話を楽しんでるよう。
「間」を創られると「うしたんだ?」という緊張感が生れる。
サックスを喰わえ、掛けてくる情景が目に浮かぶ。

じゃが芋畑を耕すオヤジが何百mも離れた奴に話す。
そんな「朴とつ」とした野ド真ん中の雰囲気が伝わる。

片や、グリフィンのフレーズは会がかった語り口。
早口で「ベランメェエ~」と、囃(はや)し立てるようなフレーズ。
この2人のアドリブは、こんな違いが楽しめる。

アルバム①,②とは、全体のイメージがかなり異なる。
アレンジに工夫があり、全曲スマートな創り。
会的グリフィンのサウンドが活きている。
 
ロックジョーは①、②程に狂人的サウンドは希薄。
「キェエ~、クェエ~」の鶏絞め殺し奇声は鳴りをめた。
コンビ初アルバムだから共に遠慮しがちになったか。
 
♪~♪  冒頭のロックジョーのアドリヴ、「」の面白みを楽しんで下さい
The Last Train from Overbrook

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