だらずだらじゃず・本音ジャズ

№4 超猛スピード・ダーティーな爆裂音《ペッパー・アダムス》

何て、い音!ダーティー過ぎる!
ャリジャリ、ゴリゴリ、バリバリ」。
爆裂・ノリ・バリトンのペッパーが吠える。
④『Pepper Adams Quintet』(57)
ペッパー・アダムス(bs)、スツー・ウイリアムソン(tp)、
カール・パーキンス(p)、ルロイ・ビネガー(b)、メル・ルイす(ds)。

何で、こんない音を出すのか。
B#2 バラード曲でこの汚さをアピールしてくる。
耳障りな音が「ャリジャリ、ゴリゴリ、バリバリ」。
速吹きのため、小さなマウスピースだからタイトな音になるのか。
超低音でユッタリと聴くくつろぎ感など全く無い。そんなの嫌いだが。


喉に骨が刺さったように、耳に和感がある。
凄いのはバリトン特有のリズムの遅れが無いこと。
後ろ髪を引っ張られるアトノリ感が全く無く、イグイと迫る。
車orブルドーザが超孟スピードでスピーカから突っ込んでくるようだ。

トランペットのウイリアムソンは、スイングバンドから借りてきた人。
ペッパーの汚い音を浄化させるように、柔かく音を奏でてくれる。
うまいこと抱き合わせたもんだ。


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