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だらずだらじゃず・本音ジャズ

№1 巧さ発見!ぐちゃジャズ《サム・フィップス(ts)》

♪~♪ ご訪問ありがとうございます。
 ジャズサックス「サム・フィップス」のレコード紹介です。♪~♪ 

「ぐちゃ・ぐちゃ」音の洪水!
エネルギーちまけ、パワー全開!
・乱雑・騒音の中に「巧さ」発見!
一句
 “ぐちゃジャズも 聴くほどはまる の音”

①-1『アニマル・サウンズ』(80)
《Animal Sounds/Sam Phipps》

サム・フィップス(ts)、ジョン・ラーキン(p)、
ノア・ヤング(b)、スティヴ・ラランツ(ds)。

①-2 レーベル DREA(US) D.R.1001

綺麗な言葉で言えば、音の洪水。
聴いたイメージでは「ぐちゃ・ちゃ」。

エネルギーちまけ、パワー全開。
一切手を抜かず脳より口やら手が先に動く。
そんな感じの演奏。

「兎」がサックスを吹く、何て音ではない。
むしろ「狼」が吹く、そんな野な音。

私なりに真ともに聴けるのはA#1「Elevation」の1曲だけ。
他は剰なフリー、アヴァンギャルド。
さようならしたいレコードです。

乱暴・雑・騒音の如し、そんなライヴ録音。
隅々まで聴けば、歓心・巧さを発見する。
ぐちゃなテナー&ドラム・ピアノの絡みはGood。

凄味・迫力でなぎす演奏にドはまりはする。
ただ、もう少し整理された音創りなら良いが。
 一句
 “ぐちゃジャズも 聴くほどまる 兎の音”

レーベルはDREAM RECORDSで初物。
これが最初で最のリリースとなるレーベル。
他にはカセット&CDしか無いようなんだが・・・。
 
♪~♪  真ともに聴けるこの1曲、乱な中のインタープレイに注目です。

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