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だらずだらじゃず・本音ジャズ

№2 気味悪い!迫りくる緊張感《テッド・カーソン(tp)》

♪~♪ ご訪問ありがとうございます。
   ジャズトランペット「テッド・カーソン」のレコード紹介です。♪~♪
 
気味悪、「妙」な雰囲気に覆われ!
E.ドルフィー他界1ヵ月後、まるで魂歌!
ヒシヒシと迫る・・・・・張感&臨場感!
一句
   “ 気味悪く ヒシヒシ迫るは 張感 ”
②『ティアーズ・フォー・ドルフィー』(64)
《Tears For Dolphy/Ted Curson》
テッド・カーソン(tp,piccolo-tp)、ビル・バロン(ts,cl)、
ハーブ・バシュラー(b)、ディック・バーク(ds)。

このレコードは、「奇妙」な雰囲気に覆われてる。
味が悪い」ともいえる。
ラッパの伴奏をドラムだけでやってるような。
ドラムのアクセントが必要以上に強く・ピアノレスだからか。
  一句
     “ 気味悪く ヒシヒシ迫るは 張感 ”

ピアノレス、ラッパ&テナーのカルテット。
カーソンのラッパは中太音で、情豊に吹きつける。
ギクシャクしたフレーズがドラムをバックに突っ込む。
何とも様な雰囲気か!

バロンのテナーは正統派、人・ドラム&ベースが巧い!
聴きどころは、ドラム相手にテナー&ラッパの掛け合い。
異常な張感、はまり込むほどに名盤が匂う。

タイトルどおり、リック・ドルフィー(as)に捧げたアルバム。
ドルフィーの他界1ヵ月後・パリでの録音。
①『Fire Down Below』とは全く異なる臨場感・緊張感に驚く。
魂歌の思いが響くこのレコードは代表作といえる。
 
♪~♪  気味悪い「妙」な雰囲気を感じて下さい。

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