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女性ジャズヴォーカル「ワンダ・スタッフォード」のレコード紹介です。~♪
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一輪の薔薇、「宝塚調」のドアップで迫る。
歌にそんな派手さはなく、歌伴の迫力に負け。
素人臭さが漂い、ふん詰まりの腰砕けで・・・
一句
“見映えジャズ 宝塚調の 素人か”

①『イン・ラヴ・フォー・ザ・ヴェリー・ファースト・タイム』(60)
《In Love For The Very First Time/Wanda Stafford》
ワンダ・スタッフォード(vo)、ビル・ラッソ(orch)。
《女性ヴォーカル ブログ紹介》


一輪の薔薇、ぐるりと描いたアイシャドウ。
まるで、宝塚調のどアップ・ジャケット。
この「宝塚調」、某評論家の名言である。
的を得たキャッチフレーズは、まさに「あっぱれ」。
多分、元気盛り盛り・勢いづいて唄いまくる。
そんなイメージを描き、レコードを回した。
ところが、ジャケットほど派手さは無い。
元気と勢いで迫るのは、歌伴のビッグバンド。
「ぐいぐい」スウィングし、圧倒する乗り。
リンダも負けじと、一生懸命ジャジる。
だが、とてもバンドの勢いに追いついてこない。
リンダ様って、普通っぽくて・素人臭さが漂う。
一生懸命な心意気は、ひしひし伝わってくる。
でも、どっか唄い回しがふん詰まったような。
腰砕けで「すかっ~」と抜き切れてこないのです。
一句
“見映えジャズ 宝塚調の 素人か”
ビッグバンドを避け、コンボで唄う曲がある。
「I Only Have Eyes For You」。
無理をせず淡々と唄うとこが、好感がもてる。
一生懸命なリンダ様は、ボロが出そうで。
自然体で肩の力を抜いたリンダ様がベスト。
そんな彼女の良さが、旨くでている曲です。
伴奏のラッパが、やたらと目立つ。
これって、喧しいだけで邪魔としか思えないのです。
♪~「I Only Have ~」コンボの歌伴で、太く低く・巧くどすを効かせます。