№8 第二絶頂期！最高傑作が遺作に《(英)タビー・ヘイズ(ts)》

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全員新人・１年越しの仕込み！

爆発力・威圧感、スピード＆スリル感！

第２絶頂期の最高傑作！　だが遺作に・・
６年後の38歳、２度目の心臓手術中に死亡！
一句
　“　頂点を　越えれぬ悔しさ　遺作聴き　”

⑧『メキシカン・グリーン』(67)
《Mexican Green/Tubby Hayes》
タビー・ヘイズ(ts,fl)、マイク・パイン(p)、

ロン・マシューソン(b)、トニー・レヴィン(ds)。

《Tubby Hayes Blog紹介》

⑥『Down In the Village』(62)　№6　メンバ一一新！迎える絶頂期《(英)タビー・ヘイズ(ts)》 - だらずだらじゃず・本音ジャズ

⑦『Tubby's Back In Town』(62)　№7　他流試合！新たな刺激＆音《(英)タビー・ヘイズ(ts)》 - だらずだらじゃず・本音ジャズ

ヴォリュームを上げて聴いて欲しい。
このレコードは耳で聴かず、体感して欲しい。

体感・ド真ん中はトニー・レヴィンのドラム、過去最高のドラマー。
T.ウィリアムス(ds)＆E.ジョーンズ(ds)を合体したような名。
テクはとてもそこまでは無理だが・・・。

⑥『Down In the Village』で第１絶頂期を迎えたタビー。
第２期・最大絶頂期がこのレコード。
とはいっても、第３期は無いのだが・・・。

聴き処はA#1｢Dear Johnny B｣。
ドラムが活き活きとし、大きな｢うねり｣で押し寄せる。
ベースも大激変、H.バップ一直線から一歩モードorフリー系に。
タビー＆リズム陣が融合し、爆発力と威圧感＆スリルに溢れる。

 

英国の有名テナーマンはフリー系へ移行していく。

そんな御時世でも、タビーはH.バップどっぷり。

それが嬉しい。

このメンバは全員新人。

ドラマーは田舎から発掘し、全員１年越での仕込み。

スピード＆スリルで勝負するタビー＆リズム陣。

第２期・絶頂期のグループといえる。
 

だが、第３・絶頂期は訪れない。

元々心臓疾患があったタビー、その後は数枚の作品しかない。

 

当⑧を録音した６年後に２度目の心臓手術中に死亡。
1973年・38歳の若さで他界。
⑧『Mexican Green』を私は遺作・最高傑作だと思っている。

　　一句
　　　　　“　頂点を　越えれぬ悔しさ　遺作聴き　”

 

♪～♪ 　スピード＆スリル感に満ち溢れたタビーとリズム陣をお聴き下さい　　

Dear Johnny B - Tubby Hayes

Mexican Green 　Feb.2 & Mar.7, 1967

Dear Johnny B - Tubby Hayes

《Tubby Hayes Blog紹介》

④『Tubby's Groove』(59)　№4　置き去り！淡々ペースの脇役《(英)タビー・ヘイズ(ts)》 - だらずだらじゃず・本音ジャズ

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