№10 初レコード化！国内絶大人気《アート・ペッパー(as)》

♪～♪ ご訪問ありがとうございます。
　ジャズサックス「アート・ペッパー」のレコード紹介です。♪～♪
 

特急リズム｢Surf Ride｣、咳込む速射砲フレーズ！
USではテープ発売され、マイナー扱い！

国内絶大人気、10年早く初レコード化！

一句

　“海を超え　ペッパー人気が　レコードに”

⑩国内盤『ジ・アート・オブ・ペッパー Vol.1』(58)

US盤：テープ(オープンリール)発売

《The Art of Pepper Vol.1/Art pepper》
アート・ペッパー(as)、カール・パーキンス(p)、

ベン・タッカー(b)、チャック・フローレス(ds)。

《Art pepper Blog紹介》

⑧『The Artistry Of Pepper』(56～57)　№8　乱発・乱売！似た写真《アート・ペッパー(as)》 - だらずだらじゃず・本音ジャズ

⑨『Meets The Rhythm Section』(57.1)　№9　全集中！薬中ぶっ跳べ異次元へ《アート・ペッパー(as)》 - だらずだらじゃず・本音ジャズ

このレコードは聴き応えあり。
薬中療養後の④『Return of～』(56)以降、｢力強さ｣でガラッと変った。
その中でもこのレコードは一段と輝きを増す。

(⑨『Rhythm Section』は別格扱い)
 

①『Surf Ride』収録のタイトル曲(B#1)と聴き比べると一目瞭然。
速いテンポで、咳き込むように速射砲フレーズが奔る。
力強さも加わり、パワフル・ペッパーが思う存分聴ける。
 

だが、残念なのはドラムの４バース。
⑨のフィリージョーと比べると、リズムの貧弱さに勢いが断たれる。
あえて、NYCリズム陣の強靭さを思い知らされる。

このレコードは国内盤で聴いている。
USでは当時レコードは発売されず｢オメガ・テープ｣で発売。
この演奏を｢オメガ・セッション｣と言われる。

レコード販売は75年の国内、USでは10年後にレコード化。
ペッパーの国内人気は絶大だったと推測される。

　一句

　“海を超え　ペッパー人気が　レコードに”

 

♪～♪ ①『Surf Ride』と比べ、｢力強さ｣が増したペッパーをお聴き下さい