№5 女性ジャズ・(ウー)マン《シャーリー・スコット(org)》

タッタ一人・唯一の女性オルガニスト。

「ウォ・ウォ・ゴォ～」ゴジラの咳のように吠える。

結構な品＆可愛さ・・・・ヤッパ女性か？！

⑤『A Chip Off Old Block/Stanley Turrentine(ts)」(63)
ブルー・ミッチェル(tp)、スタンレー・タレンタイン(ts)、
シャーリー・スコット(org)、アール・メイ(b)、アル・ヘアウッド(ds)。

ジャズプレーヤで最も多いのはピアノ。

となれば、オルガンも多いのか？と、思いがちだが、その逆・極少数。

だから、女性オルガン弾きが珍しい、唯一・シャーリーだけだろう。

「バオォ・ウオォ」このオルガンの音、キレの悪さ・厚かましさが嫌い。

「ヴォオ～～、ドォオ～～、ガォオ～～」と、音の尻を跳ね上げる。

これはオルガン有名人ジミー・スミス。

「ウォ、ウォ、ゴォ～～、ゴォ～～」ゴジラの咳のように吠える。

これが、シャーリーの音。

女性オルガニストは吠え方に品があり、ジミー・スミスより可愛い音。

愉快にパーティーを盛り上げたい。

そんな時には楽しく・愉快にさせるオルガン・ジャズはイイかも。
このレコードは、タレンタインの悪ノリ・サウンドにピッタシ・マッチ。
「品良くノッテ行こか～。」
の時には、ベストマッチなシャーリー・スコットです。

《参考　シャーリー・スコット：リーダ・アルバム》

『Blue Flame/Shirley Scott(org)』(64)