だらずだらじゃず・本音ジャズ

№2 50・60年代の「焼き直し」?!《エリック・アレクサンダー(ts)》

安定感から「激とスキル」の世界へ!
強靭な肉体&音!その「看板」はっ端微塵!
2014年・・・・所詮、60年代の「き直し」?!
②『マイ・ヒーローズ』(2014)
《My Heroes/Joe Farnsworth/Eric Alexander》
ジョー・ファーンスワース(ds)、エリック・アレクサンダー(ts)、
ハロルド・メイバーン(p)、ナット・リーヴス(b)。
YouTubeリンク》
これは、CD時代のアレクサンダーにとって貴重なレコード。
サイドメンの参加だが、国内プロデュースものだけがLP化。
レコード①から17年後の演奏、随分と音質が変った。
優しさを込める堂々とした音から質な音に変化。
少々フリーキーな音も発し、荒っぽくリブリ吹き込む。
安定感から「激とスキル」の世界へ、とても同じ人とは思えない。

デキスター・ゴードンに似てるか?  これなら「処にも」おりそうな?
①での強靭な肉体が産みだす強靭な音・フレーズ! これが、「板」!
と、決め付けたいが、②では「っ端微塵(こっぱみじん)」に吹き飛んだ。
どこかの若手テナーのようでは、面白くとも何とも無い。

演奏内容は低級レベル。
60年代有名ドラマーの技法を倣し、曲毎にファーンズワースが叩き分ける。
ヒドイのは「グリーンスリーヴス」、E.ジョーンズ物真似ドラム。
ピアノはM.タイナー、アレクサンダーはJ.コルトレーンのピー・テナー。

2014年にもなって60年代モノを引っ張り出すってのは芸が無い。
60年代のEUジャズマンならまだしも、恥も外聞も無いのか。
2000年以降のジャズは、60年代の「き直し」と、称されるが致し方ない。
 

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