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じゃすみんちゃんの冒険な日々

はたして幸せは来るのか?じゃすみんちゃんの冒険な日々をでたとこ更新

「生きる喜び」とラフマニノフ!

2008年11月12日 | Weblog
おしりの骨折闘病中のじゃすみんちゃん。

お医者さんのお見立てどおり。

1ヶ月を前にして

全治街道を驀進中。

骨ゆえに努力しようもなく、

あいたた、あいたたを繰り返しておりましたら、

痛みを伴わないでできることがたくさんになりました。

めでたし、めでたしは良かったのだけど、

じゃすみんちゃんのお仕事を6年間くらいサポートしてくれた女性が

様子がヘンだなぁと思っているうちに

ガンになっちゃった。

一度は組織検査で陰性だってのでよろこんだのに、

CTの結果一転して卵巣がん。

急転して入院→検査→手術

じゃすみんちゃんお仕事にといってもちょーイタイ。

でも、

それはなんとか手当てをしつつやっていくしかない。

クオリティが落ちるのはしかたない。

まわりにうまく伝えて納得してもらえばいい。

卵巣がんはドクター彼の博士論文のテーマ

つまり専門

その彼に彼女の状態を伝えると

「1年後に生きていらっしゃればいいと・・・・・。」

医者は正直です。

仕事の時だけのおつきあいで、

プライベートでは電話もしない

会ったこともない

そんな関係で今まできたのに、

空いた穴はおおきいのに気がつきました。

彼女の葬儀なんかに行きたくない!


じゃすみんちゃんは死の存在を忘れて毎日を生きていけるのだけど、

彼女の毎日はそうはいかない。


死の淵をのぞき、苦痛に耐え、それでも生を望む。

生きたいと願う彼女の大きな理由には子どもたちがあるのだろうけど、

さて、じゃすみんちゃんには何が生へ引き止めてくれるのだろう。

う~ん、代理店もドクターも無理だな。

母や父、彼らを悲しませたくない。

でも、生きるのが苦痛になったら、

彼らは死ぬことを許してくれるだろう。

(もちろん病気という理由によってのみだけど)

さっさと緩和ケアを選択するような気が・・・・。

でも、それはその場にたってないから言えることで、

実際にそう悟れるか?

ビミョー。


さて、じゃすみんちゃん今日の冒険のお題は「ラフマニノフ」

最近「のだめ」のDVDを(今さら)見たこともあいまって、

暗め路線を極めようと、

チャイコフスキーの「悲愴」でもダウンロードして聴こうかと思ったら、

ふんふんと選んでいるうちに

ラフマニノフのピアノ協奏曲2番をダウンロード

クリスティアン・ツィメルマンのピアノに

小澤征爾のボストン交響楽団

2004年の録音

高校生の時が一番クラシックを聴いたじゃすみんちゃん。

ラフマニノフの2番をマトモに聴いたのはその時以来かも。

びっくりするほどすばらしいピアノ

ピアノを際立たせるオケ

ツィメルマンがこんなすごいピアノ弾きになっていたなんて!

「またこの曲に出会えた!生きてて良かった!」

と、なみだポロポロ。


この2番の成り立ちを見てみると

深い精神疾患から立ち直ろうと苦しんでいたラフマニノフが

この曲の成立の過程で精神科医に出会い

その出会いが彼を回復させていった。

この曲はその精神科医に捧げらているし、

沈うつなメロディーで始まる第一楽章から、

一転して生きる喜びにあふれた音楽に変わっていく。

まんまじゃん。

じゃすみんちゃんが感じたまんま。

すごいねぇ

作曲家は。

コトバを使わなくても

音ですべてを表現できるんだと、

今さらながら感心しきりなじゃすみんちゃんでありました。















「小悪魔アゲハ」と白洲正子!

2008年10月31日 | Weblog
毎日ちょっとずつ痛み止めから縁が遠くなっているじゃすみんちゃん。

でも、おはずかしいことに

ドーナツ状のクッションを持ち歩き

「なに?それ?」

と、言われておりまする。


さて、雑誌「小悪魔アゲハ」

以前にもこの話題はUPしたけど、

この出版不況に

廃刊相次ぐ雑誌において

「キャバクラ嬢とその予備軍」というニッチなターゲットに絞り込んで

キラキラした紙面のワリには

いかにお安く効果的に

あのバッチリ武装メイク等々を仕上げるかとかなどの記事で

発行部数を伸ばしている雑誌。

「どうして?」の問いに

「小悪罵アゲハ」の編集長(女性)のお答え。

「だって芦屋に住んで親からもらったバーキン(エルメスのお高いバックね)なんて子はほんの少数。大半の子は自分でがんばっておしゃれしている。そんな子たちを応援したい。」

ほほ~!

そうだよねぇ。

キャバクラだって、お仕事はお仕事

イヤな思いをすることがあること「女の子たちの本音特集」みたいで共感呼んでるとか。

それに比べたら

「芦屋に住んで、親からもらったバーキン」は共感できないよねぇ。

「蟹工船」が再評価の昨今

この「小悪魔アゲハ」の読まれ方は

発行当時の

林芙美子「放浪記」や

佐田稲子や平林たい子あたりのプロレタリア文学と同じかも~と思ったことでした。

じゃすみんちゃん

「小悪魔アゲハ」を

「今を生きるプロレタリア雑誌」と呼ばせていただきます。

この名称

謹呈でございます。


さてそれと対極の

今、ジジババに流行の

「白洲次郎と白洲正子」

明らかに相続税対策の武相荘に

ムスコにムスメにマゴに

ご使用のスーツやカバンがデパート巡回

「Play Fast」(白洲次郎が軽井沢ゴルフクラブで作らせたトレーナー)

のロゴが入ったトレーナーをちょいと出し

一家全部が荒稼ぎ

マゴが講演してるのちょいと聴いたら

祖母は秩父の宮妃とホントに仲が良くてとか

祖父はナントカ藩のおかかえ漢学者の家の出でとか

いいけどさぁ

ウソじゃないけどさぁ

白洲正子は鹿児島の維新華族の出

白洲次郎は漢学者ってゆーより明治以降の氏族の商法の成功者の生糸成金の家、

べっつに

そんなに威張るほどやんごとなくないと思うけど。


彼らには

たまたま明治以降お金がころがりこんだ環境にいた

だからそれによって

あいふさわしい教育を受け

その教育の結果もたらされたものをもとに

成し得たそれぞれの仕事がある。


特に白洲正子なんて

本人

ずっとお手伝いさんにかしずかれて暮らして

マゴ曰く

「リンゴをナイフでいるところを過去一度だけ見たことがあるが、食べる実より捨てる皮のほうが厚かった」そうな。


じゃすみんちゃんは

中原中也→青山二郎→白洲正子ラインで、こんなブームになるずっと前から知ってるけど、

白洲正子みたいな人の役割は

良き芸術家を育てるためのパトロンおよび散逸をふせぐための収集家と思ってる。

芸術の発展には

金持ちの道楽がきっても切り離せないってこと。

つまり

おいおいジジババ

どんなにコトバで飾ろうと

写真や花で飾ろうと、

ただの金持ちの道楽が

そんなにありがたいかぁ?ってこと。


右肩あがりの中流をまだまだ生きていけますジジババが

「白洲次郎・白洲正子」

身の丈にあった銭勘定をおしつけられているワカモノが

「蟹工船」に「小悪魔アゲハ」


あの胡散臭いジジババ雑誌よ

他に先駆けて滅びやがれと思っている

昨今のじゃすみんちゃんなのでありました。


さて、久々にいじわる魂炸裂のじゃすみんちゃん。

今日の冒険のお題は「骨ってわからん」

また見せてね~って言われてたから整形外科にいったじゃすみんちゃん

診察室でセンセが来るまでちょっと待たされて

ヒマだから、センセの背面にある4枚のレントゲン写真をしげしげ見て

「ここが折れてるんかなぁ」

と、自分の尾てい骨をチェック

なにやらわからんじゃすみんちゃん。

そばにいた看護師さんに

「ここが折れているんですか?」と聞いたら

看護師さん

「イヤ、これは。」・・・・・。

と、そそくさとレントゲン写真を直してしまいました。

どうやらじゃすみんちゃんのじゃなかったみたい。

骨だもん。

自分のも他人のもわからんわい!


































ただ今静養中!

2008年10月27日 | Weblog
じょうぶだけがとり得のじゃすみんちゃん。

ただ今、静養中。

自宅階段を10段ほど転げ落ち

おしりでスリーバウンドした記憶がある。

もちろんおしりが無事であるはずなく、

歩けるし、

そんなに腫れてないし(って言っても、部位がおしりだから元から腫れてる)

にしては、痛みがひかないなぁと

整形外科行ったら

「折れてます」

・・・・・・。

ま、尾てい骨骨折ってヤツですね。

整形外科のセンセは言います。

「あのね、なにかしてあげたいけど、

ボクにはどうしてあげることも出来ないの。

1ヶ月

1ヶ月人生楽しくないけど

かならず治りますから

がんばりましょうね。」

塗る湿布薬と痛み止めをもらってすごすご帰るじゃすみんちゃん。

なにも治療してないってことは、

ギブスやコルセットなど

骨折につきもののモノをしてないってことで、

外見がなにも変らないのは不幸中の幸いかも~。

でも、転げ落ちたばかりの痛みがひどかった時は

「動きがそうとうおばさんくさかったです。」

と、優しき代理店彼が

今頃、静養中のじゃすみんちゃんに鞭打ってくれています。


でも、少しずつ楽しくない日々が

楽しい方向に行っているじゃすみんちゃん。

代理店彼と久々に夜デート

じゃすみんちゃんが代理店彼に紹介した昔なじみのショットバー

件のゲイマスターのトコとはちがって

正統派

王道

でも、昔なじみのその正統派マスターが

50才をずいぶん過ぎて結婚するそうで・・・・・。

それを代理店彼から聞いて

「おめでとう」を言いに行った。

そしたら

正統派で神経質にぴしぴしお仕事していたマスターが

なんだかへろへろで

他にあんまりお客さんいなかったけれど、

今年ご両親を立て続けになくしたこと、

お兄さんもずいぶん前になくされているので

自分ひとりになったこと

葬儀等々たいへんだったこと

じゃすみんちゃん相手に

「ほんとに、つらかった。」

と何度も、何度も。

最後には

あんなに乱れたこと見せたことなかった人が

マドラー立てをバラバラと落としちゃうし・・・・・。

見ているじゃすみんちゃんがつらかった。


じゃすみんちゃんがいた時に

そのマスターの結婚する相手がチラっと姿を見せました。

マスターが

「そう、さっきの人。できたオンナでよぉ。」と説明。


ばっちり化粧の白のスーツの女性だから当然お水系。


そんなことはいいんだが、

テレとかプライドとかかなぐり捨てて

自分のオンナを

「できた女」と紹介するマスターの決壊ぶりに

じゃすみんちゃん驚愕。

依存心まる出しじゃん!


そんな人じゃなかったのにぃ。


こわごわ代理店彼にじゃすみんちゃん確認します。

「あなたが他の人に私を紹介する時、どんなオンナだって紹介してます?」

お答え

「ボクがイチ言ったら、10返ってくるオンナです。」


ホッとしました。

「できたオンナ」なんて言われてもちっともうれしくないもん。

べた~ってよっかかられるのやだもん。


って、ことでしみじみしてしまったじゃすみんちゃん今日の冒険のお題は

「ワイン」

ドクター彼が誕生日だったから

なにか送ろうかなぁと百貨店。

うろうろしてたらワインセラーに3割引の文字

3割引きならかなりいいもの贈れるなぁと

お店の人つかまえて

ワインセラーの中にあった赤の一番高いの指さして

「おいしいの?」

「だいじょぶです。まちがいのないモノです。」

「じゃ、これ」

と、数秒で決断。

さて数日

ドクター彼から届きましたと感動のメール。

なにやら稀少品だったとかで、

ブルゴーニュですごくいいと評判の畑の

それもできの良い年の。

はぁ・・・・???

商品控え伝票を元にネットで探ってみるけど、

???

いったい何のことやら。

ワインってわっかんないのねぇ。

入門書を買ってきて勉強しようかとも一瞬思ったけど、

ワインのうんちく語ったら

川島なお美になるぞと思い直し

それもアホらしいと止めました。


ドクター彼は

「ワインに失礼だから、体調の良い時に開けます!」

と、高らかに宣言しておりました。


平和なりぃ!ニッポン。






















「闇の子どもたち」ニューヨーク篇!(本物)

2008年10月20日 | Weblog
って、ことで先日長々書いた労作の「闇の子どもたち」ニューヨーク篇が

パスワードタイムアウトであっさり消えてしまったのを

復刻することにしたじゃすみんちゃん。

まぁ、読んでみてくだされ。


これは以前にじゃすみんちゃんが行く件のバーのゲイマスターが

真夜中にひそかに語ったお話。

彼は毎年東南アジアの某国の

日本人から言わせればビーチ

現地のひとから言わせれば漁村に数週間行ってます。

場所も滞在するホテルも変りません。


そこにはもうひとり彼と同じ目的で日本からやってくるおじさんがいます。

この人はもうリタイアメントをした人だから

毎年6ヶ月滞在

ゲイマスターの言葉を借りれば

このおじさんは「毛の生えてない」男の子が好きで

マスターはそれより年上が好みだから

お互いに意識しつつも平和に交流しているそうです。


そのおじさんのまわりには

いつも彼が好む年周りの男の子が集団ではべっていて、

男の子たちもわかっているから

自分がもうおじさんの好みじゃなくなったら

後輩を紹介し・・・・

というふうに男の子たちも循環して、

それなりのコミュニティを形成しているそうです。


しっかし

そんな風に成長したもの少年たちが大量にいる

その某国の漁村っていったい・・・・・。


もちろん男の子たちは、おこずかいやら

日本からのおみやげやら(マスターは旅行の前にやたらユニクロやアウトレットの家電屋さんで買い物していたなぁ)

もらえるから、ハッピーみたいだけど・・・。


ま、それはおいといて

ニューヨーク篇とは、そのおじさんがマスターに語った

最もアブナイ体験談のこと。


そのおじさん、実はもと商社にお勤め。

退職が決まり

もう海外出張もここが最後になったニューヨークで

「どうせなら」

とかねてから思っていたことであったから、

おなじ嗜好のニューヨークの友人に

「絶対自分で責任とるから、今までボクに教えなかったことろを教えて!」

と頼み込んであるアドレスをもらった。


そのアドレスの番号に電話して

紹介者の名前とかを言うと

しばらくして(たぶん身元確認する時間があって)折り返しがあって

こんどはビルの一室のオフィスを案内された。

そのなんてことない地味~なオフィスに行ってみると

数人の男たちがいて

分厚いファイルを見せながら

「どんな要求でもお答えできます」

と、

希望する男の子の

年、人種、髪の色、肌の色、目の色、体型

こと細かく聞いていって

ファイルから好みの子を数人ピックアップ

最終的に1人に決まる。


すると今度は

何日の何時にどこどこのメトロの入り口のところに来てくれ

と、待ち合わせ日時を指定され

そこに行くと

す~っとリムジンが近づいて来て

乗り込むと

目隠しをされて

半日近く

もうそこがどこかわからなくなった時におろされた。

そこは、小高い丘の上に建つシャトー風の建物で

ひっそりとしただだっぴろい室内を案内されると

食堂があり

そこでは男の子と客が2人で食事をとってたり、

庭で散歩してたり

数組のお客がいる。

おじさん滞在中に観察すると、

その時はアラブ系の客が多かったとのこと。


そうこうしているうちに部屋に通されて

待っていると男の子がやってきた。

ファイルの写真の子

ドンピシャだったそうな。


その後部屋の中でなにがあったか

かかった費用などはマスターから語られることはなかった。


帰りはやっぱり目隠しされて、

もと待ち合わせた場所に下ろされて

このおじさんの体験は終わった。


ただこのおじさんが

しみじみ語っていたのは

あの分厚いファイルに写真があった

客の好み

人種、肌の色、髪の色、目の色、体型

すべてをとりそろえた膨大な数の男の子たち

その子たちは

よほど幸運な子(お客に気に入られて引き取ってもらうとか)以外は

おそらく殺されるんだろうということ。


成長したら秘密を守るために殺されなきゃなんない。

臓器になる子もいるだろう。

そういう話


買われる少年たちは、

そんなことを好きでやってる子なんてほとんどいないだろう。

自分から飛び込む子なんてほとんどいないだろう。

どこかから調達された

お客の微細な要求をみたすための

膨大な数の男の子たち。


カワイイとか少年とか

そんな単純な要求じゃない。

日本以外ではたくさんある

髪の色や目の色や肌の色や

そんな微細な条件を満たす数の男の子を集めることができる

そんな強大な組織が存在している。


じみじみとコワイ話でした。


さて、じゃすみんちゃん今日の冒険のお題は「ケラケラ笑う」

きょはドクター彼と当直前のお昼間デート

なんだかわからんけど、

最近ドクター彼とデートすると

「ケラケラ笑う」

だって彼

じゃすみんちゃんと会ってると

ちょー笑い上戸になっちゃって

と~っても機嫌よさそうに笑っているんだもん。

つられてじゃすみんちゃんも「ケラケラケラ」

たま~にしか会わないから

そんなときにむずかしい顔したってしかたないと

きっとお互いにわかっているのねぇ。

(オトナになったってことかしら)

だから「ケラケラケラ」

そんな上機嫌な彼が、

たわいもないおしゃべりの合間する自分のやっている仕事の話を聞いて

じゃすみんちゃん言いました。

「あなた、大きな存在になったわねぇ。」

この状態では医療事故おこしちゃうと

心を砕いたこともあったじゃすみんちゃん。

いろんなことを割り切ったり、飲み込んだりしながら

ここまでこられたんだなぁと妙に感心しております。

「じゃすみんちゃんがいてくれたおかげだよ。」

もちろん多分にリップサービスありましょうが、

2人が会うと

現在

ケラケラケラでございます。




































「闇の子どもたち」ニューヨーク篇!

2008年10月10日 | Weblog
「闇の子どもたち」映画は観てないワのじゃすみんちゃん。

さきほど

すっげー長い

「闇の子どもたち」ニューヨーク篇(実話)

の物語をアップして投稿しようとしたら・・・・・。

パスワードタイムエラーで消えちゃった。

むき~!(怒)


って、ことで再度同じことはかけませぬ。


がっくしじゃすみんちゃん今日の冒険のお題は「狂ったモン勝ち」

最近お友だち(男性)の離婚相談に心悩ますじゃすみんちゃんの声楽の先生に

じゃすみんちゃんが放ったアドバイス。

何度が危機があった長年連れ添った夫婦

ヒステリックな奥様に、

のほほんなんにもしないけど、

オンナには何故だかマメなだんなさま。

何度目かの別れ話

今度こそのだんな様の決心に

奥様寝込まれたそうな。

「だいじょぶかしら?」と心配顔の先生に

じゃすみんちゃん明朗にお答え

「あ、そこだいじょぶ。離婚しません。こういう時は先に狂ったモン勝ちです。病気って形でジョーカーが先に奥様から切られちゃったから、もうなにも動きません。しばらく別居って形はとれるかも知れませんが、書面上の離婚は無理です。」

「そう言えは、そうよねぇ。」

なんでもそう

先に狂ったモン勝ち

「出来ない」ってどんな状況においても、先に宣言されちゃったら

出来る人がするしかない。

「病気です」ってどんな状況においても、先に宣言されちゃったら

病気じゃない人がするしかない。

「アタマ悪いの」ってどんな状況においても、先に宣言されちゃったら

アタマ良くもないのに努力する人がやるしかない。

そうだもん。

狂う人には

生存権を脅かされない限り、理不尽でもスルーしていくしかない。


でも、最近

無差別って形で

生存権をおかされた人多なぁ。










立川談春、3年目の「紺屋高尾」

2008年10月07日 | Weblog
秋の夜長にますます落語とお友だちのじゃすみんちゃん。

「赤めだか」で講談社エッセイ賞を受賞。

のぼり調子どころか、

ジャックと豆の木だったら雲の上に着いたような

立川談春さんの独演会に行ってまいりました。

東京だったら考えられない200人に満たない会場での独演会。

すぐそこにいる談春を堪能できる!
最初に聞いたのが3年前

会場畳敷きだぜぃ!

もう明日にでも!って感じの付き添いつきのおじいちゃんや

おじいちゃんおばあちゃんにつれられて来た小学校低学年のお子ちゃまや、

そんなぐっちゃぐちゃな会場で

高座にあがって、

会場を見渡して

「お初にお目にかかります。立川談春といいます。名前からわかりますとおり談志の弟子でございます。」

と言うあいさつもそこそこに始めた話が

「短命」

初お目見えの場所で

最前列が子どもと老人の会場で

始めに話したのが「短命」

これ持ってきたんだよぉ!

その気風

その傲岸不遜に

じゃすみんちゃん、惚れんした。

その日は

「笑うところはありません。むずかしい話です」と言いながらの

「鈴が森」(白井権八)で中入り

最後に「寝床」

その1年後に同じ会場で

「押しっくら」

米朝さんゆずり(だったと思う)「除夜の雪」

中入り後の

「妾馬」

談春が話すと「妾馬」のお兄ちゃんでも、泣かされそうになる。

この年は

たぶんお弟子さんに「立川こはる」ちゃんがついたばっかりじゃなかったかしら。

まだ着物を着慣れてない女の子が

ずいぶん談春におこられながら、

師匠の一挙手一投足を見逃しまいとしている姿が印象的な独演会。

そして1年ぶり

まず前座で

立川こはるの「寿限無」

着物も着慣れて、大きな声、

きっときびしいだろう師匠のもとで

師匠の芸を少しでも真似ようとしている姿を見られてよかった。

考えれば女性で師匠に談春選ぶなんて

覚悟が違いますね。

ってゆーか「かわりもん?」(笑)

これ、ホメてるんですけど。


今年の談春は

談志ゆずりの漫談のような話をした後は

「桑名舟」講談口調を聞かせる

談春らしい絢爛なテクニックを見せ付ける話

そして中入り

「明治のころアイ ラブ ユーを二葉亭四迷が訳して、あなたとだったら死んでもいいワ・・・・・」

CD持ってるじゃすみんちゃん、

このマクラで

「あぁ!紺屋高尾だぁ!」

すかさずハンカチ用意しました。

3年ごしのこの土地で

好きな女のために3年寝ないで働いて、

貯めたお金を一夜にかけた

オトコの意気を聴かせていただきました。

3年

談春は言っていました。

自分の落語はうまくなっている。

でも、

落語を聴く耳はもっと進化している。

だから自分はちっとも落語が上達したと思えない。

談春の目は

「修羅の道を行くものの目だ」と評した文章にぶつかったことがありますが、

確かにそうかもしれない。

みんなが「良い」と言っているのに

本人は「良し」としない、できない。

「紺屋高尾」

久蔵が高尾をかきくどく場面では

会場水を打ったようにシンとして

寂として声も出ないとはこのことかと思うほど。

会場すべてが

談春に飲まれてた。

そんな談春が

マクラの中で

自分の名前が予想以上に大きくなっちゃって

名前に比例した大きな会場でやらなきゃなんなくなってきた。

その時に

「話はなにをしたらいい?」

「どんな風にしたら、大勢のお客さんにわかってもらえる?」

「そんな落語をして、果たして談春の落語なんだろうか?」

そんな迷いを吐露していました。


3年目の弱気?


惚れた女に3年の年月をかけられる男

3年の年月をかけても、まだわからないと迷う男


「3年、3年働いたら、高尾に会えるんですね?」

久蔵はそう問いました。

「3年、3年したら、また談春の紺屋高尾を聴きたい。」

そう思ったじゃすみんちゃんなのでした。

もっちろん

紺屋高尾以外だったら、

すぐでもOKよ~ん!



浜ちゃんとタメ口?!

2008年10月03日 | Weblog
じゃすみんちゃん、こんな夢を見た。

たぶん24時間テレビの楽屋裏

出演者が多いので楽屋裏もちょっとした体育館のようなところに

会議用の長机がいっぱいコの字型においてある。

番組も終わり方なのか

だだっぴろい場所のにぽつんぽつんと

芸人さんのグループが出来上がっていて

あちらでだらけていて

こちらで談笑している。

出番を終えてそこへやってきたじゃすみんちゃん。

(じゃすみんちゃんがどんな芸名で、どういった芸人さんなのかは不明。じゃすみんちゃんはじゃすみんちゃん)

あれ~、だ~れも知っている人いないなぁとフト目を一番上座の方に向けると

ダウンタンウンの浜田、浜ちゃんが5~6人のスタッフやら芸人さんと打ち合わせなのか、おしゃべりなのかしてる。

(このヘンは「ガキのつかい」によくある光景)

この中で知ってるのは、浜ちゃんだけかぁと思いつつ

浜ちゃんがひと段落着くのを待っていた。

その間に手にしていたレポート用紙にそのフロアの机の配置図をささっと描いて、そこにいる人も○印で描くじゃすみんちゃん。

浜ちゃんがタバコを吸いだしたのを見計らって、まずは目であいさつのじゃすみんちゃん。

浜ちゃんもか~るく手を上げて答えてくれます。

そして近づいてごあいさつ

「ひさしぶり~」

「おぉ!出てた?」

「出てたからいるんだよぉ。」

「ま、そうだなぁ」とタバコをもみ消す浜ちゃん。

「あのさぁ、お願いあるんだけど・・」とじゃすみんちゃん。

「なに?」

「今日ここにいる若手芸人さんひとりも知らないの。サスガにしゃれになんないから教えてくれない?」

「別に覚えなくていいと思うけど、だいたいわかるよ。」

「サンキュ。じゃここに座っているのは?」

と、○を書き込んだレポート用紙を示しながら教えてもらうじゃすみんちゃん。

「コイツは○○の△△」

「コイツは××の○○」

「じゃ、これは?」

「あぁ、そいつはピン。□□」

と何人か教えてもらったところで、あきちゃったじゃすみんちゃん。

「もう、いいわ」

「えっ、ヒマだし。気にするなよ。コイツらだいたいわかるぞ。」

「いいの、どうせ覚えないし。覚えても1年後いるかわかんないし。」

「そうだなぁ、コイツら1年後いないだろうなぁ。いいぞ、覚えなくて。もしコイツらがなにか言ってきたら、オレに言って来い。オレが言ってやるから。」

「ありがと。でも言われるようなこときっとワタシしないもん。」

「そうだなぁ。オマエしないだろうなぁ。」

「ね、最近まっちゃんとは会うの?」

「ま、いちおー仕事やってる以上会うわなぁ。でも1週間に一回くらいかな。」

「いい感じになってきたじゃん。」

「うん、いい感じ」

「長いよねぇ」

「うん、長い」

「でも、あななたち最初っから出来上がってたよねぇ」

「うん、出来上がってた。」

「ねぇ、どうしてだと思う?」

「今考えれば、吉本のガッコの初期だったから、自由にさせてもらえたがよかったんかなぁ。」

「へ~」

「今、いろいろ言われるらしい。ここにおるコイツら、いろいろ言われた挙句、来年おれへんちゃうか」

「そうだよね~」

けだるい浜ちゃんとぼそぼそじゃすみんちゃんの会話はここで終了。

なんじゃコレ。

まじこれがじゃすみんちゃんの見た夢。

ちなみにじゃすみんちゃん

お笑い番組は1週間に1回も見ないし

ダウンタウンファンでもありません。

なのに調子のいい夢だぁ。


さて、そんな夢見たじゃすみんちゃん今日の冒険のお題は「あなたならやりそう!」

じゃすみんちゃんの浜ちゃん夢を聞いた代理店彼に

浜ちゃんにタメ口なんてとんでもないことだけど、あなたがそうしているところは容易に想像できるからねぇ。

と、じゃすみんちゃんの自分勝手な夢を

(だって夢だもんコントロールできないもん)

語れるネタとしてご推薦いただきました。









これやるのぉ?

2008年10月02日 | Weblog
Giulietta Simionato is Santuzza (vaimusic.com)


まだ、声楽レッスン続いてるじゃすみんちゃん。

ママが言います。

「一番続かないと思ってたのにねぇ・・・・・」

先生から、新しい曲いただきました。

間奏曲で有名な「カヴァレリア・ルスティカーノ」の中の

有名な(でも、知らなかった)

サントッツァのアリア

すっげーな

ジュリエッタ・シミオナート

1959年、来日時のものらしい。

でも

マリア・カラスよりいいぞ

(と、じゃすみんちゃん思う)

ちょいと

モチベーションあげなきゃね。


「幽談」

2008年09月29日 | Weblog
すっかり涼しくなってユニクロのフリースなんぞを着ているじゃすみんちゃん。

これ以上涼しくなる必要はないのに京極夏彦の「幽談」なんぞ読んじゃった。

生理的嫌悪感をそこはかとなく刺激しつつの京極ワールド満載の短編集

「怖い」

そう「怖い」ハズなのにぃ!

怖くない

どうして?

それは現実の方が怖いから。

最近聞いたホントの話

じゃすみんちゃん弟は法律関係に従事しております。

お金がないおばあちゃまがご相談

ずっとお金がない人だから、

いろんなお仕事をしつつ最近はホテル清掃のお仕事

「ひどい環境だけど、やとってもらえるだけでも・・・・。」

とおばあちゃまは小声でおっしゃいます。

ふ~んと勤務先の名前に目を落とす弟

「ここって!まだ営業してるんですかぁ!」

と驚愕の声を上げます。

だって、そこはじゃすみんちゃんが子どもの頃にはもうすでに存在していた。

そして子どもの頃からボロっちかった。

行ってみたいも、みたくないも

当時から地元の女の子が絶対行きたくない場所ナンバー1くらいの存在だと思う。

それどころか

女の子が自分のためのラブホとしての認識がまったく出来ない場所だと思う。

そこがまだ営業していた。

「中はどうなっているんですか?」

「経営者がまったく改装なんて考えてないから、建った時のままの状態で、床なんかブワブワで照明も昔のものだから暗くてうっそうと迷路のようにしています。」

「利用する人いるんですか?」

「ハイ。男性がデリヘルで利用しています。」

呼ぶんだぁ。そんな場所に!

確かに男性にとってホテル代は余計な出費だろうけど、

そんなとこに呼ばれてお金のために行く人もいるんだぁ。

ひえ~。

おばあちゃまの話は続きます。

「ホントに労働条件は劣悪で。私たちは2人1組になって24時間勤務で3組6人でお仕事しています。」

「でもラブホだったら夜中は眠れるんじゃありませんか?」

「いえ一睡もできません。デリヘル中心だから出たり入ったりが始終で眠っているヒマなんかありません。」

ええ~!そんなに利用者いるのぉ!

「ホントにそこのホテルは改装していないどころか、下水もありません。し尿処理も業者に頼まないで、私たちがたまったものをホースでそのホテルの敷地の外にぶちまけるのです。もちろんご近所から苦情がでますが経営者は知らん顔です。」

「・・・・・・。」

「そのホテルの横にサウナセンターがあるのご存知ですか?」

「えぇっ!あそこもまだやっているんですか?」

「やっています。そこも私たちのお仕事に含まれています。」

「お仕事って?」

「受付とか・・・掃除とか・・・あと簡単ですが食事も作っています。」

「もちろん調理師の免許とか・・・」

「ありません。」

し尿処理した手で料理も作るのねぇ。

「利用者いるんですか?」

「えぇ、います。ここは家のない人が来るんです。車で生活している人が多いです。車の中は足を伸ばして眠れないから・・・・。」

「では夜が多いのですか?」

「夜になると泊りの料金で高くなるから彼らは来ません。昼間の料金になる時間をみはからってやって来て、サウナとソファしかない休憩所で休憩して帰って行きます。」

「・・・・・。」

その話を聞いた時

ぞわぞわとした嫌悪感がじゃすみんちゃんの背中をはっていったもん。

そんなとこが自分の身近に確かに存在している。

そしてたくさんの人々がうごめいている。

もちろん人それぞれに事情があるし、

キレイなことばかり言っても世の中生きて行けないのもわかっているつもりだけど・・・。

これを、ホラーと言わずしてなんと言おう。


さてさて、怖い話を聞いてしまったじゃすみんちゃん、今日の冒険のお題は「これもホラーかもぉ。」

孫の小学校の運動会があって、おつきあいした母が言ってたんだけど、

最近は保護者のみなさま、

おかあさん方

運動会の会場の運動場にシートを敷いて場を占めるんじゃなくて

体育館の脇とか

コンクリートの渡り廊下部分とか

いわゆる人目につかないところに

自分たちのスペースを設ける人が多いそうで

そこでおかあさたちはおしゃべりしている。

運動場じゃないところは自分の子どもの姿も見れないだろうに・・・・

と母はタメ息ついていました。

これも

考えたらちょいとコワイ

現代のホラーかも。

子どもが主役の会に出てて

子どもは関係ないなんて。

自分たちの居心地優先なんて。

現代の恐怖をウワサ話で体験したじゃすみんちゃんなのでした。


























「ホントのことは言っちゃいけないよ。」

2008年09月25日 | Weblog
やっぱり麻生さんのスーツの仕立てはちょいと違うと思うじゃすみんちゃん。


最近ボイフレンドさんから言われたオコトバ。

「あのねぇ、じゃすみんちゃん。

ボク年取ったから思うのかも知れないけど

ホントのことは言っちゃいけないんだよ。」

オトナになって、

年月を経て

自分がわかってきて

他人も見えてきて

だから

「ホントのことは言っちゃいけない。」

たとえそれが動かしがたい外見上の事実であったとしても・・・・・。

(シワが増えたとかね)

だよねぇ。

そんなこと自分で百も承知だもん。

その上、人から言われるとがっかりするばかりだもん。


小さなころは、

あんなに

「ウソをついてはいけない」と言われてきたのに。

じゃすみんちゃんなんか

「ウソをついたらこうなる!」

と、亡者が鬼さんたちから舌をひっこぬかれてるお寺さんの「地獄・極楽」の絵巻物を1年に1回お祭りのたびに見せられて

涙目になってウソはいけないと思ってきたのに。


「ウソをつかない」って

子どもにだけ許される甘美なものかもぉ。


だけど、福岡でママに殺された小学1年生の男の子だって、

子どもだから正直に彼の心の「ホント」を言った。


ママは彼に「オトナ」を要求していたから、

「ホント」が許せなかった。


子どもは真実を言い合い傷つけあう。

オトナは真実におびえる。


それに打ち勝つものは

「愛」なんて陳腐な言葉で表現されるものでいいのかしら?

も、ちょいと考えてみようと思うじゃすみんちゃん。


「愛」なんて似合わない言葉を持ち出してきたじゃすみんちゃん。

今日の冒険のお題は「結婚するみたい」

代理店彼と結婚するみたい。

いろんな制度の上にのっかからなきゃいけないくらいお付き合いしてきたものねぇ。

時間たったものねぇ。

いつまでも、その気になれないから

ふいと思いついて

今のお仕事やめることにいたしました。

何かを手に入れる時は

何かを手放さなきゃなんない。

どうしてその気になったのか?

たぶんこれ。


2人でお酒飲んでくたんくたんになって帰った夜中

じゃすみんちゃん寝ぼけマナコで

酔っ払い代理店彼がつぶやいているのを聞いた。

いつもは自分のことはボクで

じゃすみんちゃんにことをアナタと言う人が

「オレ

 オマエのことが

 好きで

 好きで

 たまらん。」

う~ん

じゃすみんちゃんも酔っ払ってた上に、寝ぼけてたから

もしかしたらマボロシだったかも知れないけど

大きなきっかけだったみたい。


ま、でも

ドクター彼も

「やっぱりじゃすみんちゃんがいぃ!」

最近もりあがってるみたいだし。

げに恐ろしきは、じゃすみんちゃんなりぃ!