cogito ergo sum

日々の雑感・料理レシピ・KinKi Kidsに関することなど…
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平穏なしあわせ。

2008-08-15 | Weblog
[レシピ] ブログ村キーワード

今日は8月の15日。
終戦記念日でしたね。
正午には式典の模様がテレビ中継されていましたが、今年はオリンピックで、それよりなにより…とあまり戦争について、が取り上げられることはないようです。

もちろん四年に一度のお祭り、だし、
これも平和を願う祭典なのですから、それもよし、なのですが。
鎮静化へ向かっているとはいえ、グルジア、南オセチアの紛争がつい最近にも激化するなど、世界からは今もなお戦い、戦争はなくならずにいることもまた事実です。

今のところ、心配されたようなめだった混乱もなく、円滑に行われているふうのオリンピックですが、やはり、“国家の威信をかけて”成功させねば、という中国の強い思い、情報の統制…
国の一大イベントとして、成功させるためには当然だ、という当局の姿勢、
やはり疑問を感じずにはいられません。

“国家”というものは非常に便利で、世界を円滑に流すために、体系だてるために必要なシステムであり、個々人のアイデンティティーとして、重要な意味を持つ、大切な根っこ、のような一面も持っているけれど、それがあまりに強くなると、愛が強くなりずぎて歪んでくると、いろいろなものを狂わせてしまうような、ある意味とても微妙で難しい概念、システム、なように思います。

国家をいかに形成するか、
国家同士、お互いの利益をどのように調整するか、
そうしたことがしばしば争いの種になる。
そう考えていると、国家なんて概念がなければ、
とも思うけれど、問題はやはりそこではない。
対話を捨てて、争いで決着をつけよう、早急に答えを、
力で欲求を通し、かなえようとしてしまうこと。
目指すもの、理念はいかに正しくても、それをかなえるのに『力』をもって急激に、強引に達成しようとすることは、やはりやり方として間違っている。
戦争も、急進的な運動も同じ。
目指すもの、ひとつひとつの思い、それらがいかに清くても、
やり方を誤れば、悲劇しか生まない。
正しい戦いなんて無い。
無関係で、最も社会的その他の面で弱い、なんの罪も利もない人々が苦しみ、傷つく…
勝った、とされる側も、負けた、とされる側も。
そして憎しみと罪が後々にまで苦しみと痛み、数々の悩みを残す。

どこまで考えても、悲しく愚かな行為、としか言いようがありません。

オリンピックでも、応援その他を見ていると、中国における反日は今も日本人の想像以上に強い、ということを改めて感じさせられます。
もちろんこちらの反省が伝わっていない、
日本は変わったのだ、ということが理解されるだけの時間と実績がまだまだ足りない、というところも大いにあるのだと思います。
2006年の大学生を中心とした世論調査では、日本を主導する政治思潮はなにか、という問いに対し、半数を超える人が「軍国主義である」と答えたというデータもあるとか。
まだまだこちらから見れば驚くような誤解が多々息づいている、といえます。
日本においても形は違うけれど、ギョーザの事件のように、ひとつ何かが起きるとそれが中国全土すべての実態であるかのように広められ、思いこみは先行し。。。山のような誤解がやはりある、と思います。

反日、反中、
日本が今抱える火種としては、北朝鮮とともにこれが一番大きなものかと思います。
そして、その大部分は誤解によるふくらみが大きい。
争った悲しい歴史、どちらに襲われた、どちらに身内を殺された、
そうした涙、憎しみ、苦しみ、事実は変わらないけれど、それが誤解と結びついて、新たな悲劇を生みだす、繰り返す力になってしまうのでは、もっともっと悲しい。
それだけは避けなければならない。
理解し合う、ために
まず、何が歩み寄れないのか、何が許せないのか、理解できないのか、
それを隠さずお互いがさらけ出せるような機会を、関係をつくっていかなければ、変わっていかないのではないか、と思います。

争いのない、平穏。
あたりまえの幸せ。
求めるもの、信じるもの、守るもの、それぞれが抱えるものがあり、その最大限の実現は、時にぶつかりあうから争いが生じる。
だけど、人間は言葉を持っている。
対話ができる。
本当に守らねばならないもの、それを目先だけでなく、お互いが探り合うことをあせらずに続ければ、きっと争いはなくせる。
争いを手段として持っていた時よりも、きっと美しい世界が開ける、
幸せを多くの人がつかむことができる、
そう信じたい、
そう信じることを、忘れたくないものだと思います。

今日のレシピです

・フィッシュ&チップス タルタルソース添え …①
・アスパラガスのイクラのせ …②
・大根とビーツのサラダ くるみ風味 …③

①の作り方



1 タルタルソースを作る。ラッキョウとケイパーを細かく刻む
2 卵、酢、塩をよく混ぜ合わせて、オリーブオイルを少しずつたらしながら攪拌して乳化させ、マヨネーズを作る(ハンドミキサーを使うと楽)
3 2のマヨネーズとヨーグルト、生クリーム少々、刻んだ1を混ぜ合わせる
4 卵、コーンスターチ、小麦粉、サラダオイル、塩こしょう少々をよく混ぜ、冷水を少しずつ注いでもったりとした衣を作る
5 タラの切り身に4の衣をたっぷりとつけて、低音の油からじっくりと揚げる
6 時間をかけて揚げ、衣がカリッとなってきたら取り出す。少し休ませて二度揚げする
7 市販のチップスと3のソースを添える

②の作り方
1 アスパラガスはレンジで蒸しておく
2 岩塩とオリーブオイルで和えていくらをトッピングする

③の作り方
1 ビーツは下ゆでしたものを使用(水と酢、塩を入れてゆでる)し、細切りにする
2 大根も同様に細切りにする
3 塩こしょう、オリーブオイル、レモン汁を合わせる
4 1、2を3で和える
5 レタスを敷いた器に盛って、刻んだくるみをふりかける

63年。
遠い昔のような、近いような…
でもそのひと昔には、あたりまえの平穏が、あたりまえのしあわせが、
この国で、あたりまえではなかった。
その事実を見つめて。。。
さまよう世界で、この平穏なしあわせがひろく守られますように。

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