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Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

Sierra 1978

2015年05月05日 | 60's,70's Rock
1,same/Sierra (Mercury) 1LP 100円
スワンプウォーターのギブ・ギルボウ、サド・マクスウェルにフライング・ブリトウでギブの同僚スニーキー・ピート、スッテンペン・ウルフにいたギタリストのボビー・コクラン、西海岸でリンダ・ロンシュタット等のバックを務めていたドラマー、ミッキー・マギー、以上5人のバンドがこのシェラ。で プロデュースが何故かフェリックス・パッパラルディ。
して 本盤は1978年にリリースされたそのシエラ唯一のアルバム。
こんな渋いメンツによるアルバムですが、リアルタイムの78年に日本フォノグラムから日本発売もされていました。当時スワンプウォーターだったりFBBあたりのサウンドに心酔していた私は一も二も無くこの日本盤を入手したのを思い出します。その日本盤のタイトルは「大いなる大地/シエラ」。
その後いつの間にか手離していた本盤に久し振りに遭遇、再度購入してみた次第。

このメンツですから出てくる音も追って知るべしのゆるーいカントリーぽいものと思うわけで、それを狙って当時は買ったものだったわけですが、いざ針を下ろしてみればタワー・オブ・パワーのホーン・セクションやストリングスを加えたそのサウンドは意外にもヘヴィーでパワフルなものでカントリー風味は隠し味程度のロックバンド然としてしまっています。まさにこれがフェリックス・パッパラルディがプロデュースした所以ですね。
結局この1作でシエラは消滅、ピートとギブはフライングブリトウを継続させることに。結局、一時の寄り道だったわけですね、本盤は。

Side A
1,Gina
2,Farmer's Daughter
3,Honey Dew
4,I Found Love
5,Strange Here In The Night
Side B
1,I'd Rather Be With You
2,If I Could Only Get To You
3,She's The Tall One
4,Don't Plant Roses
5,You Give Me Lovin'
6,Let Me Live

蛇足ですが、本盤のことを思うとイモずる式に記憶に浮かぶのがモビー・グレイプのボブ・モズレー、ジェリー・ミラーが76年にFine Wine名義で出した一枚。これも当時ポリドールから日本盤は出ていてこれ1枚で消えた云ってみればモビーの別名義盤。ちょっと目先を変えてみましたということでとても似たものアルバムかなと。

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