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Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

Malachi's Holy Music 1966

2016年07月19日 | ノンジャンル
1,Holy Music/Malachi (Verve) 1LP 864円
サブタイトル「Evening Vibrations Wednesday,August 17,1966」、曲名はすべて"Wednesday"。録音されたのはサンフランシスコのColumbus Recording Studio。
Side A
1, Wednesday - Second 13:39
2, Wednesday - Sixth 3:29
Side B
1, Wednesday - Fourth 9:18
2, Wednesday - Fifth 5:59
3, Wednesday - Eighth 4:52

シタール風変形ギター(?)に変形キーボード(?)に各種パーカッション、そしてボーカルをMalachi(マラカイ)ことJohn Morgan Newbern、全編にピヨーンピヨーンと登場するジューズハープのSteve Cunningham(Discogsでもレッド・クレイオラのオリジナルメンバーと同一人物とされるがホントだろうか?)の二人によるインド/東洋音楽にインスパイアされたと思しき呪術的なメディテイション・ミュージック。これをサイケと云ってしまうかどうかは聴き手によるとは思いますが、瞑想音楽として惹かれるものではあります。

こんなのがフランク・ウェーバーのTrident Productionの制作でVerveからリリースされているのは面白いところ。Trident Productionは60年代のサンフランシスコのロック/ポップミュージックシーンを陰で支えた制作会社で、英ACEは傘下レーベルBig Beatからその活動をまとめたアンソロジーアルバム「Sing Me A Rainbow: A Trident Anthology 1965-1967」を出しています。
アレン・ギンズバーグがジャケットに一文を寄せています。また、本盤はFalloutがCD化しているようです。

holy music



Malachi - Holy Music (1966) FULL ALBUM



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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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1966 (Gravenites)
2016-07-19 21:49:43
サマー・オブ・ラブである1967年の前年にこのような作品が作られていたことにちょっと驚きました。1966年8月というとビートルズのいやいやながらの最終公演が今回の同場所であるサンフランシスコで行われていましたね。やはりサンフランシスコは進んでいました。
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Re:1966 (Jahking@管理人)
2016-07-20 08:43:05
全米各地から花を髪に飾った人たちが続々とサンフランシスコを目指して続々.........、こう書くと極めて観光地的なってしまいますが、この時代のSFは良くも悪くも良くも悪くも人を引き付ける何かがあったのですね。

このマラカイ氏もガキの頃からバークレイのコーヒーハウスにたむろっていたようです。

http://alternativeculture.com/music/malachi.htm
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