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Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

Rare Earth

2010年12月28日 | 60's,70's Rock
1,In Concert/Rare Earth (Rare Earth) 2LP 200円
今やレア・アースと云うと希少金属の希土類元素の総称で中国の輸出問題が話題ですが、少し前まではレア・アースと云えば"Get Ready"のアメリカン・バンドでした(かな?)。

ということで、こちらのそのレア・アースはデトロイト出身でMotown Recordsが初めて契約した白人アーティストとしても名を売ったバンドです。で 本盤はその最大ヒット"Get Ready"の23分ヴァージョンの入った1971年リリースのライヴ盤。ドラムスもつとめるPeter Riveraの野太いボーカルとソウルフルなビートが何と云っても魅力ですね、中々に熱狂的なライヴ盤。

バッグを模したジャケットはバッグ上部フラップ部分を開けてレコードを出し入れするという変形ジャケットになっています。

Side one
1,I Just Want to Celebrate 4:40
2,Hey Big Brother 7:26
3,Born to Wander 4:24

Side two
1,Get Ready 23:33

Side three
1,What'd I Say 6:31
2,Thoughts 10:53

Side four
1,(I Know) I'm Losing You 14:09
2,Nice to Be with You 2:15

入手盤は日本ビクター盤、レコード番号がちゃんと日本仕様に書き直されているのがミソ。
RareEarth

Rare Earth Get Ready 1973


Rare Earth - Hey Big Brother


I Just Want to Celebrate by Rare Earth live Midnight Special 1973

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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Rare Earth (Gravenites)
2010-12-28 16:22:29
偶然にも先月にマイミクさんにこのアルバムについてグダグタ書き込みました。話が発展しますが適当に流して下さい。
でもそれから通しでこのアルバムを聞き直しましたが、彼ら、かなり実力のあるバンドですよ。

「レア・アースのアナログ・アルバムの片面、この「ゲット・レディ」一曲で21分。踊ってみますか?あまりうまくない各楽器のソロも延々とあります。しかもレア・アースは二枚組みのアルバムも出しているですが、そこでも23分がんばっています。

このレア・アースってエドガー・ウィンターにいたジェリー・ラクローもいたことがあります。この「ゲット・レディ」の大分後ですが、ソウルフルな歌も歌えてサックスも吹けるということで迎えられたようです。

レア・アースはモータウン系の白人ロック専門レーベルの同名レア・アースにいましたが、同時にプリティ・シングズの「S.F.ソロウ」と「パラシュート」もレア・アースから全米に販売されました。1990年代になってプリティズのメンバーがその二枚の全世界の売り上げからの印税を英国EMIコロンビアに裁判で請求しても、アメリカでの売り上げ分はレア・アース・レーベルが何枚売れたかはっきりつかんでいなかったので、正確な金額が出ず、英EMIコロンビアが泣く泣くおおよその概算で示談金を自腹でプリティズのメンバーに払ったそうです。ちなみに「S.F.ソロウ」の英国内での最初一年間の売り上げは四千枚足らずだったそうです。ただこのアルバム制作には当時としては長期の1年がかかりました。同類後追いのロック・オペラでザ・フーの「トミー」とは商業的には話にならなかったですが、20年経ってやっと評価され始めました。
とにかくそれだけレア・アース・レーベルはいい加減だったようですが、バンドのレア・アースも最初の1-2枚録音してさっさと他のレーベルに移籍しました。白人のソウルってあまり人気ないとはいえ、レア・アースは6枚くらいアルバムを出しましたが、やはりこの「ゲット・レディ」のヒットが効いたんでしょうね。
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GRA2010年11月12日 00:07
訂正です。
1.レア・アース(バンドの方)は11枚もアルバムを出していましたが、大半がレア・アース・レーベルからでした。
それだけ出せるというのは実力があるのか、ヒット曲があるのか、マネージメントがいいのかでしょうけど、白人のソウル・バンドとしては例外ですね。

2.英国コロンビアはEMIのことです。EMIの話にしても、ロック・オペラとしては最初のプリティズもザ・フーの「トミー」に抜かれたという話、同情します。 」
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レアアース (Jahking@管理人)
2011-01-01 09:52:03
いや、確かに中々に聴き応えのあるライヴ盤でした。何故か今までこのバンドは私の網には引っ掛かってこなくて"Get Ready"以外をまともに聴いたのは今回が初。もう少し追っかけてもいいかなと思っております。
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