100円 Vocal Groups LP'ｓ Part-6

1,The Great New Sound of The Crew-Cuts (Camay) 1LP
見てください、このジャケット！　ニューヨークの街角、バス停でポーズを取るメンバー、好きだなぁ、こういうの。分厚いジャケに分厚い盤、如何にも60年代アメリカ製LP。

クリュー・カッツは54年に黒人Doo-Wopグループ、コーズの"シュ・ブーン"をカバーして大ヒットさせ一躍躍り出たカナダ出身の白人のボーカル・グループ。以後もR&B系のカバーを多く取り上げていた由。"シュ・ブーン"はDoo-Wop曲ではありながらもアプローチはポピュラー・ボーカルのスタイル、よってこのグループ、60年代に入って雨後のたけのこの如く出てくる白人のDoo-Wopグループに繋がるグループではなく、ハイ・ローズ、フォー・フレッシュ・メンといったタイプのボーカル・グループです。で　本盤は60年代の半ば頃に出たものでFolk Oldies曲を取り上げたものとライナーにあります。


2,Jerry Blavat presents For Lovers Only/V.A.(Lost Nite) 1LP
ジェリー・ブレイヴァットはここでも取り上げましたが、フィラデルフィアのラジオＤＪ。
本盤のサブ・タイトルは「One Hour of Teenage Love Music」。ジェリー氏の艶かしいナレーションに乗ってDoo-Wopバラードが次々と出てくるというそのサブ・タイトル通りの一枚。
で　本盤、出てくる曲が素晴らしいDoo-Wop曲ばかり。この手のアルバムによくある定番曲は一切無しでWhite Doo-Wopもまじえて渋いバラードがずらり。思わず聴き入っちゃいました。

このLost Niteレーベルが結構な枚数を出していたこのDJシリーズ、今ではCD化もされているようです。大手CD屋さんでは扱っていないようで入手は難しいようですが機会があったら欲しいですねぇ。

Side 1
1,I need Someone/Lenny Weich
2,Lone no one but you/The Jesters
3,Love me always/Arthur Lee Maye & The Crowns
4,To be a Part of you/The Click-ettes
5,God Only Knows/The Capris
6,Wind/The Jesters
7,My Heart's Desire/The Wheels
8,Just Suppose/Lee Andrews

Side 2
1,I run to you/The Emotions
2,There goes the Boys/The Lydells
3,Lover's Prayer/The Click-ettes
4,Oh Starlght/The Quinns
5,Because of My Best Friend/The Click-ettes
6,If You want it/The Carousels
7,Island of Love/The Sheppers
8,Good Night/The Elegants

充実したトリビュート・サイトがありました、このジェリーさんのDJがたっぷり聴けます。