Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

恋のスーパー伯爵 (1962)

2022年10月27日 | Soul, Funk
ジーン・チャンドラー、1962年のNo.1ヒット"Duke of Earl"、その邦題は"恋のスーパー伯爵"。中学2年の時だったかシンガーも曲も何も知らずにこの邦題に引かれて買った中古シングルがこのソウルシンガーとの出会い。
当時はオールディーズの一発屋シンガーと勝手に思っていたのが数年後Brundswickからのシングル"ゼア・ワズ・タイム"のシングルをやはり中古で見つけ聴きB面の"Those Were The Good Old Days"共々そのあまりにソウルフルな歌声に一発でやられ、そこからジーン・チャンドラーの名がしっかり頭に刻まれたと。

ということで、大好きなシンガージーン・チャンドラーの見たことのないちょっと面白いジャケットのLPと遭遇、すかさずゲットしたのが本盤。とか書いたものの中味は全然大したものではなくて70年代に猛威を振るったアメリカのバジェットレーベル大手Springboardレーベルの傍系UpfrontからのVee Jay音源を使ったLPです。ジャケ裏をを見ると原盤となるVee Jayとは正規契約していたようでジミー・リード、ジョン・リー・フッカー、デルズからスワン・シルヴァーストーンズ等のゴスペルグループまでVee JayのスターたちのLPをたくさん出しています。
まぁ、こんなLPもあったということで。


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6 コメント

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Unknown (しみへん)
2022-10-27 19:45:40
このジャケで買わないと言う選択肢はないですね。
あの伯爵然としたジャケがどうしたらこうなっちゃうのか?いいですね!
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Unknown (jahking)
2022-10-27 20:17:33
共感頂き嬉しい限り。音はイマイチ、10曲しか入ってないけど、持ってて嬉しい一枚です。勿論安いし、580円。因みにオリジナルには入っていない"マンズ・テンプテーション"大好きです。
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Springboard (Gravenites)
2022-10-27 20:57:32
「猛威を振るったアメリカのバジェットレーベル大手Springboard」~という表現、笑ってしまいました。ホント、バジェット・レーベルはどういう経緯でライセンスを買ってバンバン出すのでしょうね?イージー・リスニングの世界でもこの傾向はあり、ジャケット目当てだけで買わされる(別に強制はされていないが)ことが多いです。もっともイージーリスニングはオリジナル盤も大したことはないですが。
まあこのあたり「TVでもご存じの~(As Seen As TV)」といううたい文句のアルバムの怪しさと変わりなく、その辺のいい加減さが好きです。ちなみにバジェット・レコードを高いコマーシャル料を払ってTVで宣伝するとは考えられません。
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Re:バジェットレーベル (Jahking@管理人)
2022-10-28 10:17:55
「TVでもご存じの~(As Seen As TV)」といううたい文句......というと思い出すのがK-Telレーベルですね、少し前のヒットチャートに上った曲ばかりを集めたオムニバス盤、日本プレスもあったような記憶も。
メジャーレーベルの廉価レーベルから独立系の専門レーベルまでバジェットレーベルは60年代から70年代は百花繚乱でした、クラッシックからージーリスニングも仰る通り相当数出ていましたね。
ただただ安いというだけで結構いろいろとつかまされ悲喜こもごも、懐かしい思い出も多々。
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追悼 (t-izu)
2022-11-03 08:58:45
今朝の朝刊に、矢吹伸彦氏、普久原恒勇氏(マルフクレコード、芭蕉布)の死亡記事が掲載されていました。
ご冥福をお祈りします。
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Unknown (jahking)
2022-11-04 02:54:18
矢吹伸彦さん、享年78才ですか。
出会いはやっぱりNMMの表紙かな。大好きなイラストでした。
ご冥福をお祈りいたします。
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