Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

The Youngbloods

2008年11月06日 | 60's,70's Rock
1,same/The Youngbloods (RCA Victor) 1LP 315円
ジェシ・コリン・ヤング、ジェリー・コービット、バナナ、ジョー・バウアーの4人がオリジナル・メンバー、それぞれその名を聴くだけで頬も緩むヤングブラッズ。

私がはじめてまとめて聴いたのは70年代の中頃に入手した「This is The Youngbloods」なる1972年に米RCAからリリースされた2枚組のベスト盤。例の"Get Together"だけはもっと以前から耳にしておりとにかくこの曲が聴きたくて買った記憶が。当時はオリジナル・アルバムはすべて入手困難、このベスト盤が唯一のアルバムだったと思います。

というこで遅れてきたファンなのですが、その後必死で集めまくって80年代に入る頃にはRCAの後のRacoon盤からMercuryからの「Two Trip」、ブートっぽいCrazy Jon盤「Turning on the Sunshine」やブートのライヴ盤まで入手しておりました。

で 本盤。1967年にリリースされたファースト・アルバムです。が 私が親しんできたのは本盤のセカンド・エディション盤。中身/レコード番号はまったく同じですが、タイトル/ジャケットが異なるものです。

「Get Together:The Youngbloods First Album」なるタイトルでリリースされたものがそれですが、知られる通り"Get Together"は後にQ.S.M.S.に加入するChet Powers a.k.a Dino Valente作のヒッピー・アンセム。時は1968年、機を見るに敏なレコード会社が見逃す手はなく急遽「冠」にして出し直したものと思います。

今回入手の初回ジャケットはこのファーストが70年代後半頃に日本で廉価再発された際にも採用されていましたので馴染みはあったのですが、その再発然とした体裁がイヤで購入を見送ってきました。今回ようやく米盤に安価(状態はそれなりですけど)で遭遇、入手となった次第。

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で 先に書いたジャケ違いのセカンド・エディションなのですが、何故かジャケ裏面のデザインがまったく異なる2種が存在し、初回盤を含めて3種の裏面デザインが存在するのです。このアタリなにか裏事情があるようにも思えるのですが、どうなんでしょう。

尚、盤に貼ってあるレーベルは初版は犬のマークの入った黒、セカンドのVer.1はオレンジのミゾ有り、セカンドVer.2はオレンジのミゾなし、です。

更に云うとこのセカンド・ジャケ・デザインは70年頃に出た日本盤「ベスト・オブ・ヤングブラッズ」に採用されていち早く日本ではお披露目されていました。この盤は見開きのダブル・ジャケットで裏面デザインは「Earth Music」の表ジャケからの流用でした。

書きながら今気がついたのですが、このあたりのことは丁度3年前にこちらで書いておりました。こちらもご参照いただければ。

因みにヤングブラッズのファースト・アルバムの本邦初お目見えは1968年日本ビクターからで、アメリカ国旗をイメージしたような色使いに米盤ジャケ裏面の写真を使った日本独自デザインのジャケットで出ておりました。遠い昔中古で一度だけ見たことがあります。

今回入手のファースト・エディションのジャケ裏面
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セカンド・エディション盤
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セカンド・エディションの裏面 Ver.1
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セカンド・エディションの裏面 Ver.2
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日本盤「ベスト・オブ・ヤング・ブラッズ」(First Albumの表記が無い)
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