
1,Most Much!/Jimmy Forrest (Prestige) 1LP 1,028円
ジミー・フォーレスト、チャーリー・パーカーと同じ1920年生まれのテナー・サックス奏者。1952年にはその後スタンダード化する"Night Train"の大ヒットを放つ。
私のジミー・フォーレスト初体験は70年代の初めころだったか西新宿にあった中古盤屋「トガワ」でNew Jazz盤「Forrest Fire」を600円で入手したとき。当時わが国ではこの手のR&B色の濃い後に云うコテコテ系のジャズメンは不遇極まりなく、その「Forrest Fire」をはじめとして60年代にPrestigeに相当数残されたアルバムの日本発売は皆無。よって、その名を知る由もなくただただPrestige系New Jazzレーベルのオリジナル盤がこんな値で転がっていたからといういささか不純な動機が購入だったと記憶。
いざ聴いてみればこの「Forrest Fire」のおおらかで図太くて真黒いテナーにゾッコン。が、当時入手できる盤は皆無、私の行くジャズ喫茶にも置いていない.....まぁそんな時代でした。80年代も半ば過ぎ頃だったか本国でPrestigeの権利がFantasyに移ってOJCの名のもとに大々的なリイッシューが始まって一気に入手できたのを思い出します。
ということで、今回入手した1961年盤もOJCでリイッシューされていたもの。今回はそのオリジナル盤と安く遭遇できたので抱えてきたもの。カリプソナンバーから始まってスタンダードからバラードにオリジナル・ブルースまでリラックスしたセッションに心も和みます。愛すべきB級盤の佇まい。
Side A
A1 Matilda
A2 Annie Laurie
A3 Autumn Leaves
A4 My Buddy
Side B
B1 Soft Winds
B2 Robbins' Nest
B3 Most Much
Bass – Tommy Potter
Drums – Clarendon Johnston
Piano – Hugh Lawson
Tenor Saxophone – Jimmy Forrest
Congas - Ray Barretto

Most Much by Jimmy Forrest
Annie Laurie by Jimmy Forrest.wmv
ジミー・フォーレスト、チャーリー・パーカーと同じ1920年生まれのテナー・サックス奏者。1952年にはその後スタンダード化する"Night Train"の大ヒットを放つ。
私のジミー・フォーレスト初体験は70年代の初めころだったか西新宿にあった中古盤屋「トガワ」でNew Jazz盤「Forrest Fire」を600円で入手したとき。当時わが国ではこの手のR&B色の濃い後に云うコテコテ系のジャズメンは不遇極まりなく、その「Forrest Fire」をはじめとして60年代にPrestigeに相当数残されたアルバムの日本発売は皆無。よって、その名を知る由もなくただただPrestige系New Jazzレーベルのオリジナル盤がこんな値で転がっていたからといういささか不純な動機が購入だったと記憶。
いざ聴いてみればこの「Forrest Fire」のおおらかで図太くて真黒いテナーにゾッコン。が、当時入手できる盤は皆無、私の行くジャズ喫茶にも置いていない.....まぁそんな時代でした。80年代も半ば過ぎ頃だったか本国でPrestigeの権利がFantasyに移ってOJCの名のもとに大々的なリイッシューが始まって一気に入手できたのを思い出します。
ということで、今回入手した1961年盤もOJCでリイッシューされていたもの。今回はそのオリジナル盤と安く遭遇できたので抱えてきたもの。カリプソナンバーから始まってスタンダードからバラードにオリジナル・ブルースまでリラックスしたセッションに心も和みます。愛すべきB級盤の佇まい。
Side A
A1 Matilda
A2 Annie Laurie
A3 Autumn Leaves
A4 My Buddy
Side B
B1 Soft Winds
B2 Robbins' Nest
B3 Most Much
Bass – Tommy Potter
Drums – Clarendon Johnston
Piano – Hugh Lawson
Tenor Saxophone – Jimmy Forrest
Congas - Ray Barretto

Most Much by Jimmy Forrest
Annie Laurie by Jimmy Forrest.wmv
また歴史価値とか一部の名盤信奉の考えもあったことでしょうが、80年代後半からDJやクラブ需要の見地から、ぞくぞく紹介されてきたのは、大げさかもしれませんが、地球は丸いことがやっと証明されてきたようなものです。
本当に仰る通りだと思います。
今思えば60年代から70年代、日本人のジャズの趣向はスィングジャーナルによって作られたのかもしれません。良くも悪くも恐ろしいほどの影響力を持っていたのですね、すっかりその波に私も乗っておりました。
降って湧いたようなレアグルーヴの名の下の再評価の波が大きくなるにつれて、そのスイングジャーナルの影響力というか神通力もどんどん失われていったのは皮肉な結果でした。
かつてのロック少年もすっかり年を取り、今の若人たちから毎度同じだな、と笑われるのかな?
十年一日の如し、ああ確かにレココレも確かにそうかもしれませんね。
レコード/CDの購買層がそういうことなのでおのずとリリースされるブツも手を変え品を変えの旧譜の出し直し。とすればレココレの内容も追って知るべし。ただ、取り上げている題材は十年一日の如しでもライターさんが結構勉強されているので私はそれなりに面白く読めています。
でも、ビートルズもストーンズもクリムゾンもフロイドも興味のない若い方々には笑われているような気はしますね。