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Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

Bob Moses

2008年08月12日 | Jazz
1,Love Animal/Bob Moses (Mozown) 1CD 1,970円
今年の4月に入手して本日記でも取り上げたラリー・コリエルが結成していたThe Free Spiritsのドラマー、ボブ・モーゼスのファースト・ソロ・アルバム。

1967-68年にN.Y.で録られています。
メンバーはボブ・モ-ゼス(ds)、ジム・ペッパー(ts)、ラリー・コリエル(g、vo)、スティーブ・スワロウ(b)、そしてキース・ジャレット(p)。ということでベース、ピアノ以外はフリー・スピリッツのメンバー。

真っ当なジャズファンであれば注目はキース・ジャレットの参加した3曲でしょう、"煙が目に沁みる"であの正にキース・ジャレット!というピアノが聴けます。2曲はフリーキーなソプラノ・サックスを披露しています。

ですが、キースの参加はサシミのツマ程度で本アルバムの面白さは、正にSummer of Loveのあの時代を象徴するジャズとかロックとかの垣根を越えたフリーでドラッギーな音楽が聴けるというところがポイント。

フリー・スピリッツは云うに及ばず、コリエルのVangardでの諸作、チャールス・ロイドのAtlanticでの諸作、スティーブ・マーカスのVoltex盤、更にはゲイリー・バートンのRCAでの諸作あたりの本アルバムの参加メンバーが入り乱れる音盤が大好きな私には正にツボのアルバムでした。

因みにこのアルバム録音当時ボブ・モーゼスは19歳から20歳。70年代以降ゲイリー・バートン、デイヴ・リーブマン、ジャック・デジョネット、ステーヴ・キューン、パット・メセニーと様々なアーティストと共演、ソロアルバムも多数制作していくことになります。

ゲイリー・バートン・グループでの映像がありました。
the great bob moses


1967年ゲイリー・バートン・グループの一員としてドイツに赴いた際に録られたジム・ホールとの共演映像です。ベースはスティーブ・スワロウ。本アルバムとはまったく違う顔が見れます。
Jim Hall- Touch Of Your Lips




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