1,Doo-Wop Acappella Starlight Sessions Vol.3 (Collectables) 1CD 300
Collectablesがなんと22枚も出している「Doo-Wop Acappella Starlight Sessions」。これはその3枚目。曲目とアーティスト名以外何のクレジットもない不親切な作り。あのライノのDoo-Wop Boxにも選出されたThe Excellentsの"Coney Island Baby"とかThe TokensとかLewis Lymon & The Teenchordsとか知られるグループ/曲も入っていますが、どうやらいずれも新録の様子。
とはいえ、聴き応えは充分。特に耳を惹いたのは分厚いハーモニーが素晴らしい上記The Excellentsの"Coney Island Baby"、モロにゴスペルチックな重厚なDino & The Heatspinnersの3曲。この手の新録のWhite Doo-Wop系は往年のスタイルを模しただけの薄っぺらいものが多いので期待もせずに購入したのですが、プロデュースがいいのでしょう、どれも気合充分の出来でDoo-Wopファンにはこのシリーズ要チェックですね。
2,The Best of Maurice Williams & The Zodiacs (Collectables) 1CD 300円
誰もが知ってるあの"Stay"のゾディアックスのHerald時代のベスト集。アナログ時代から手に入れやすかったRelic盤があったのでかなり以前から馴染んできたグループ。
こってり油の乗った素晴らしいモーリス・ウィリアムスのリードに変幻自在に絡むハーモニー・ボーカル。60年代に入ってからの録音が多くその"Stay"が代表するように適度にポップでDoo-Wopファンならずとも楽しめる曲が満載。
前身は日本では白人のダイアモンズで知られる"Little Darlin'"のオリジネイター、The Gladioras。このHerald録音にもその"Little Darlin'"No.2と云えるような曲も入っています。因みに"Stay"No.2とも云える"Come Along"も入っています。
再編ゾディアックスにジャクソン・ブラウンのヴァージョンが続く"Stay"の映像がありました。いや、やっぱ、いい曲ですねぇ。こちらで。
3,Golden Classics/The Pentagons (Collectables) 1CD 560円
Tru-Gemsなるレーベルからもほぼ同内容のCDが出ていて持ってはいるもののほとんど聴いていなかったのでそうとは知らずまた買ってしまいました。
50年代のDoo-Wop時代から60年代から70年代にかけてのそのリード・ボーカルであったJoe C. JonesのソロとかJones Brothers名義の録音を集めた編集盤。
61年の素晴らしいDoo-Wop Ballad "To be Loved(Forever)"でスタート。デビューしたのがLAのSpecialtyレーベルからで、上記曲もLAのDonnaレーベル（あのRon Holdenの"Love You So"を出したレーベルですね）で出ているので当時はLAベースのグループだったのでしょうが、ほぼ録音時代順に並べられている曲を聴き進むうちにベースを移したのでしょう、どんどんノーザン・ソウル化していくのが面白いところ。中でも典型的なノーザン・ダンサー"Your Good Lovin'"が強烈に耳に残りました。このJoe C. Jonesなる人、相当に歌える人です。60年代のソウル・ファンの方ならきっと気に入る編集盤かと思います。
4,Doo-Wop from Dolphin's of Hollywood Vol.2 (Specialty) 1CD 980円
50年代半ば頃にSecialtyに残されたハード・コアなDoo-Wop集。このVol.2での主役は"Buzz Buzz Buzz"で知られるThe Hollywood Flames。そのフレイムスの未発表曲とか別名義で出した曲が収録曲の半数を占めます。Jump～Blues系のサウンドの典型的な辛口なウエスト・コーストDoo-Wopが満載。
尚、このアルバム・タイトルのDolphinとはプロデューサーのJohn Dolphinに因んだものです。
右から二人目の葉巻のオジサンがJohn Dolphin
5,Yesterday's Song/The Ribitones (Clifton) 1LP 380円
78年にデビューしたというブルックリン・ベースのイタリア系White Doo-Wopグループの1983年盤。"You belong to me"から始まって"Seachin'" "I only have eyes for you" "Runnaway" "We belong together"等々、そのタイトル通りイエスタデイズ・ヒットをカバー。如何にも低予算のバックはしょうがないとしても、リード・ボーカルにまるで魅力が無いのが致命的。それなりの声量もあって決して下手な人ではないのですが、粘りがないというか、コシが入っていないというか、味・コクがまるで無いのですね。比べるのもなんですが、シャネルズ時代の鈴木さんのほうがよっぽど味がありましたね。
Collectablesがなんと22枚も出している「Doo-Wop Acappella Starlight Sessions」。これはその3枚目。曲目とアーティスト名以外何のクレジットもない不親切な作り。あのライノのDoo-Wop Boxにも選出されたThe Excellentsの"Coney Island Baby"とかThe TokensとかLewis Lymon & The Teenchordsとか知られるグループ/曲も入っていますが、どうやらいずれも新録の様子。
とはいえ、聴き応えは充分。特に耳を惹いたのは分厚いハーモニーが素晴らしい上記The Excellentsの"Coney Island Baby"、モロにゴスペルチックな重厚なDino & The Heatspinnersの3曲。この手の新録のWhite Doo-Wop系は往年のスタイルを模しただけの薄っぺらいものが多いので期待もせずに購入したのですが、プロデュースがいいのでしょう、どれも気合充分の出来でDoo-Wopファンにはこのシリーズ要チェックですね。
2,The Best of Maurice Williams & The Zodiacs (Collectables) 1CD 300円
誰もが知ってるあの"Stay"のゾディアックスのHerald時代のベスト集。アナログ時代から手に入れやすかったRelic盤があったのでかなり以前から馴染んできたグループ。
こってり油の乗った素晴らしいモーリス・ウィリアムスのリードに変幻自在に絡むハーモニー・ボーカル。60年代に入ってからの録音が多くその"Stay"が代表するように適度にポップでDoo-Wopファンならずとも楽しめる曲が満載。
前身は日本では白人のダイアモンズで知られる"Little Darlin'"のオリジネイター、The Gladioras。このHerald録音にもその"Little Darlin'"No.2と云えるような曲も入っています。因みに"Stay"No.2とも云える"Come Along"も入っています。
再編ゾディアックスにジャクソン・ブラウンのヴァージョンが続く"Stay"の映像がありました。いや、やっぱ、いい曲ですねぇ。こちらで。
3,Golden Classics/The Pentagons (Collectables) 1CD 560円
Tru-Gemsなるレーベルからもほぼ同内容のCDが出ていて持ってはいるもののほとんど聴いていなかったのでそうとは知らずまた買ってしまいました。
50年代のDoo-Wop時代から60年代から70年代にかけてのそのリード・ボーカルであったJoe C. JonesのソロとかJones Brothers名義の録音を集めた編集盤。
61年の素晴らしいDoo-Wop Ballad "To be Loved(Forever)"でスタート。デビューしたのがLAのSpecialtyレーベルからで、上記曲もLAのDonnaレーベル（あのRon Holdenの"Love You So"を出したレーベルですね）で出ているので当時はLAベースのグループだったのでしょうが、ほぼ録音時代順に並べられている曲を聴き進むうちにベースを移したのでしょう、どんどんノーザン・ソウル化していくのが面白いところ。中でも典型的なノーザン・ダンサー"Your Good Lovin'"が強烈に耳に残りました。このJoe C. Jonesなる人、相当に歌える人です。60年代のソウル・ファンの方ならきっと気に入る編集盤かと思います。
4,Doo-Wop from Dolphin's of Hollywood Vol.2 (Specialty) 1CD 980円
50年代半ば頃にSecialtyに残されたハード・コアなDoo-Wop集。このVol.2での主役は"Buzz Buzz Buzz"で知られるThe Hollywood Flames。そのフレイムスの未発表曲とか別名義で出した曲が収録曲の半数を占めます。Jump～Blues系のサウンドの典型的な辛口なウエスト・コーストDoo-Wopが満載。
尚、このアルバム・タイトルのDolphinとはプロデューサーのJohn Dolphinに因んだものです。
右から二人目の葉巻のオジサンがJohn Dolphin
5,Yesterday's Song/The Ribitones (Clifton) 1LP 380円
78年にデビューしたというブルックリン・ベースのイタリア系White Doo-Wopグループの1983年盤。"You belong to me"から始まって"Seachin'" "I only have eyes for you" "Runnaway" "We belong together"等々、そのタイトル通りイエスタデイズ・ヒットをカバー。如何にも低予算のバックはしょうがないとしても、リード・ボーカルにまるで魅力が無いのが致命的。それなりの声量もあって決して下手な人ではないのですが、粘りがないというか、コシが入っていないというか、味・コクがまるで無いのですね。比べるのもなんですが、シャネルズ時代の鈴木さんのほうがよっぽど味がありましたね。
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