1,Golden Paul Butterfield Blues Band (Electra) 1LP 352円
1969年に日本ビクターが編んだバター・バンドのベスト・アルバムです。勿論レア・トラックがあったりするわけもないのですが、手放して久しくこの値ではもう出会えないかもと買っておいた次第。私にとってガキの頃からポール・バターフィールドはエリック・バードンに次ぐアイドルなもので。
Side A
1,Born In Chicago
2,Got My Mojo Working
3,Mellow Down Easy
4,Walkin' Blues
5,Get Out Of My Life, Woman
6,Spoonful
7,Work Song
Side B
1,One More Heartache
2,Run Out of Time
3,Born Under Bad Sign
4,Mouning Blues
5,Last Hope's Gone
6,Morning Sunrise
7,Love March
69年の発売ということで、この後70年リリースの2枚組「Live」とElectraでの最終作1971年の「Sometimes I Just Feel Like Smilin'」の2作からは選曲されていません。因みに本国アメリカElectraから72年にリリースされた2枚組のベスト盤「Golden Butter - The Best Of The Paul Butterfield Blue Band」にはこの最終作からまでも選曲されていました。本国ではこれが最初に出たベスト盤だったはずです。
ということで、本盤、詰め込みましたね、たっぷりの14曲。例のブルース・オムニバス「What's Shakin'」からも"Spoonful"も入って先ずは良い選曲、ホントはこれに"East West"があれば....ですが、10分を優に超えるこれは無理ですわな。前述の米盤ベストは2枚組なのでしっかり入っています。
尚、表裏に使われたジャケットデザインは5枚目に当たる「Keep on Moving」の裏ジャケからの流用です。
ところで、面白いのはバター・バンドの日本盤発売の変遷、その本邦デビュー・アルバムは本来セカンドの「East-West」、次が本来3枚目の「The Resurrection Of Pigboy Crabshaw」、次が4枚目の「In My Own Dream」、そしてオムニバス「What's Shakin'」を経て本邦5枚目でやっと本来のデビュー盤「The Paul Butterfield Blues Band」が出た(たぶん69年)のですね。
私が初めて買ったのがこの「ファースト」、直後に「イン・マイ・オウン・ドリーム」。音楽性の余りの違いに当惑しつつどちらも聴き捲りました。で、次が「イースト ウエスト」、タイトル曲やインスト曲を除くブルース曲にファーストほどの熱気が感じられずインスト曲ばかりを聴いていたを思い出します。
と、まぁ、いろいろと感慨深いベスト盤です。
このジャケット裏面に載せられた各オリジナル・アルバム、左から日本発売順に並んでいます。
Paul Butterfield Blues Band - Driftin' Blues (Monterey 1967)
Paul Butterfield Blues Band - Morning Sunrise (Lost Treasures of WoodStock)
1969年に日本ビクターが編んだバター・バンドのベスト・アルバムです。勿論レア・トラックがあったりするわけもないのですが、手放して久しくこの値ではもう出会えないかもと買っておいた次第。私にとってガキの頃からポール・バターフィールドはエリック・バードンに次ぐアイドルなもので。
Side A
1,Born In Chicago
2,Got My Mojo Working
3,Mellow Down Easy
4,Walkin' Blues
5,Get Out Of My Life, Woman
6,Spoonful
7,Work Song
Side B
1,One More Heartache
2,Run Out of Time
3,Born Under Bad Sign
4,Mouning Blues
5,Last Hope's Gone
6,Morning Sunrise
7,Love March
69年の発売ということで、この後70年リリースの2枚組「Live」とElectraでの最終作1971年の「Sometimes I Just Feel Like Smilin'」の2作からは選曲されていません。因みに本国アメリカElectraから72年にリリースされた2枚組のベスト盤「Golden Butter - The Best Of The Paul Butterfield Blue Band」にはこの最終作からまでも選曲されていました。本国ではこれが最初に出たベスト盤だったはずです。
ということで、本盤、詰め込みましたね、たっぷりの14曲。例のブルース・オムニバス「What's Shakin'」からも"Spoonful"も入って先ずは良い選曲、ホントはこれに"East West"があれば....ですが、10分を優に超えるこれは無理ですわな。前述の米盤ベストは2枚組なのでしっかり入っています。
尚、表裏に使われたジャケットデザインは5枚目に当たる「Keep on Moving」の裏ジャケからの流用です。
ところで、面白いのはバター・バンドの日本盤発売の変遷、その本邦デビュー・アルバムは本来セカンドの「East-West」、次が本来3枚目の「The Resurrection Of Pigboy Crabshaw」、次が4枚目の「In My Own Dream」、そしてオムニバス「What's Shakin'」を経て本邦5枚目でやっと本来のデビュー盤「The Paul Butterfield Blues Band」が出た(たぶん69年)のですね。
私が初めて買ったのがこの「ファースト」、直後に「イン・マイ・オウン・ドリーム」。音楽性の余りの違いに当惑しつつどちらも聴き捲りました。で、次が「イースト ウエスト」、タイトル曲やインスト曲を除くブルース曲にファーストほどの熱気が感じられずインスト曲ばかりを聴いていたを思い出します。
と、まぁ、いろいろと感慨深いベスト盤です。
このジャケット裏面に載せられた各オリジナル・アルバム、左から日本発売順に並んでいます。
Paul Butterfield Blues Band - Driftin' Blues (Monterey 1967)
Paul Butterfield Blues Band - Morning Sunrise (Lost Treasures of WoodStock)
私が初めて買ったバッファローはワナパイからのブルーバードとフォーホワットのカップリングシングルでし。
サキ罪さんがバターバンドの「ファースト」をお買いになったのとほぼ同時期ではないでしょうか。
昔からの持論ですが、バターバンドのファーストの成功の要因の一つはサム・レイのドラムスですよね。ドラマーが変わったセカンドを聴くとよーくわかります。
思えばシカゴのAACM出身、若さゆえの部分もあるのかもしれませんが、以後こんなにも心惹かれるアグレッシヴなソロはついぞ聴けませんでした。(サンボーン・ファンとしては失格なのでしょうね)
https://www.youtube.com/watch?v=sPMklxjSb0k
「In My Own Dream」聴いておられたのですね、このアルバムのエルヴィン・ビショップのギターって凄いですよね、ブルームフィールドとは真逆のテクではない感覚一発のギター、当時(いや、今も)こんな自由なギターってあるんだと感激したのを思い出します。ビショップ先生、この後にはこんなギターは弾かなくなってしまい寂しい限りでした。
>しみへんさん
こんなBoxがでていたのですね、知りませんでした。
最後の14枚目がWoodstockとはうたっていないようですが確かに曲目はWoodstockのコンプものですね。
この1枚のために買うのはなぁ.........考えどころです。
4曲分は聴いたことがありますが、それはSB録音でした、残りもSBなのでしょうかね?
正規版で出てると思ったら、ボックスセットの一部なのですね
http://www.amazon.co.jp/Paul-Butterfield-Complete-Albums-1965-1980/dp/B014QHQUIS/
当時3コードでジャムると必ずこの.......(笑)