Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

King Crimson - Cat Food 50th Anniversary Editions

2020年03月02日 | 60's,70's Rock
1,Cat Food - 50th Anniversary editions/King Crimson (KC) 1CD 880円
セカンドアルバム「ポセイドンのめざめ」からカットされたシングル「キャット・フード b/w グルーン」のKC50周年記念復刻CDです。これまたDUのニュースレターを見て衝動的に予約をしてしまったもの。同時に10インチのアナログ盤も出ていて倍近くの価格なるもののこちらも買っとけば....とか。

で この記念盤の内容はオリジナルシングル「Cat Food (single version)」「Groon」の2曲に加えて、現在のラインナップによる2019年9月トロントでのライヴヴァージョン、デビュー50周年記念アーカイヴ用に配信されたという別ミックスを収録した全4曲入りEP。

1. Cat Food(Single ver.
2. Groon
3. Cat Food(Live in Toronto in September 2019)
4. Cat Food(Alternate mix prepared by David Singleton)

今でも疑問なのは1969年の「宮殿」1970年の「ポセイドン」が何故リアルタイムで日本盤が出なかったのか? 英国経由であればIslandですから日本フォノグラム、米国Atlantic経由ならば日本グラモフォン、これは売れないと判断をした......とは考え難いのですが。

で、実際に日本発売されたのはこの時期に新たに立ち上がったワーナー・パイオニア社から1971年の後半、それも最初に発売されたのが3枚目の「リザード」で、その直後に件の2枚もリリースされたと記憶。私が聴いたのも3枚ほぼ同時に1972年だったはず。まず参ったのは云うまでもなく「宮殿」所収の"21世紀の精神異常者"と"エピタフ"(当時を知る誰しもがそうだったはず)、次に印象に残ったのがこの"キャット・フード"、この時代のKCを象徴するマイケル・マクドナルドのドラムスにキース・ティペットのフリーピアノそしてそしてサビの♪キャッフー・キャッフー・アゲーン!の意味不明な衝撃。歌詞の和約を見てもさっぱり意味が分からなかった.....が、友人といつも♪キャッフー・キャッフー・アゲーン!と歌っていた......。懐かしい想い出。が、50年近く経っても今も聴いてるキング・クリムゾン。

catfood



King Crimson - Catfood (Alt Mix) [50th Anniversary | Previously Unreleased]




King Crimson "Cat Food" (1973.11.13) Rome, Italy

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2 コメント

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宮殿 (t-izu)
2020-03-04 16:28:48
と言えば、RockAge帯が掛けられたWP盤以外の国内盤など思いもしなかった私ですが、確かにリアルタイムの発売がなかったのは不思議ですね。
当時『アビー・ロード』を引きずり下ろした(実際は全英5位)アルバムなどと喧伝されていたことを思えば猶更ハテナ?です。
一方70年発表のフラワー・トラヴェリン・バンドの『エニウェア』に「21世紀の狂った男」が収録されていることからすれば、国内発売の有無に関わらず我が国でも既にかなりのインパクトを与えていたように思います。
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Re:宮殿 (Jahking@管理人)
2020-03-04 18:32:10
そうなんです、ご指摘いただいた通り当時の状況からしてどう考えても腑に落ちないですよね、契約の関係だとしてもWPが立ち上がったら即リリースされた......ってのも何だか変だし。
契約金が高くて日本グラモフォンは見送った....でもこれも考えにくいかなぁ。まぁ、今となってはどーでもいーことではあるのですがどうにも気になって。
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