Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

Herbie Mann 1956-1972

2014年10月17日 | Herbie Mann
久し振りに購入したマン先生のLPを3枚。

1,Herbie Mann Plays The Roar Of The Greasepaint-The Smell Of The Crowd (Atlantic) 1LP 540円
コーティング・ジャケの青/緑レーベル盤がこのお値段、あれ?...... 帰宅後検索してみたら昨年ワーナージャパンが1,000円盤でCD化していました。こんな地味な盤をよくもまぁ、ね。
ということで、マン先生が当時のレギュラーグループにストリングスを加えてミュージカル「ドーランの叫び、観客の匂い」の音楽を取り上げた1965年盤。

地味な盤と書いたものの若かりし頃のチック・コリアが参加して短いながらそれらしいソロも聴けたり、"Who Can I Turn to" "A Wonderful Day Like Today"なんてスタンダード化した曲も入っていたりそれなりにウリはあるようです。

1,The Joker
2,Feeling Good
3,Where Would You Be Without Me?
4,It Isn't Enough
5,Look At That Face
6,This Dream
7,Who Can I Turn To(When Nobody Needs Me)
8,The Beautiful Land
9,My First Love Song
10,Sweet Beginning
11,A Wonderful Day Like Today


Herbie Mann - The Joker


The Herbie Mann Feeling Good









2,Herbie Mann in Sweden (Prestige) 1LP 324円
56年にスェーデンにて現地のミュージシャンと吹き込んだもので原盤はスェーデンのメトロノーム。本盤はPrestige-7136「Mann in the Morning」のタイトルとジャケットを変えた再発盤(Prestige-7659)。

オクテット編成とトランペットを含むものとトロンボーンを含むものの二つのクインテット編成と3つのセッションが入っています。オクテットはアンサンブルを生かした中庸もの、クインテットものは先生のテナーとフルートがたっぷりというハード・バップもの。50年代中期のヨーロッパジャズが聴けるという意味では面白いものかもしれませんが、そのあたりに造詣も取り立てての興味もない者としてはちとユル過ぎるかな、と。

単体でのCD化もされているようですが、Real Gone Musicからのレイの4枚組CD「8 Classic Albums」の「Heabie Mann Vol.2」に入っています、こちらなら8枚のアルバムが千円ちょっとで買えます。
side A
1.Cherry Point
2.Hurry Burry
3.Serenata
4.Adam's Theme
5.Early Morning Blues
Side B
1.Nature Boy
2.Ow!
3.Polka Dots and Moonbeams
4.I Can't Believe That You're in Love With Me
5.Song for Ruth

mann







3,Mississii Gambler/Herbie Mann (Atlantic) 1LP 100円
かつて取り上げたことのある盤ですがワナパイ盤が打ち捨てられていたので救済しておきました。こちらも上記と同じ「JAZZ BESTコレクション 1000」シリーズで廉価CDとなっています。
タイトル通りで「メンフィス・ウンダーグラウンド」に次ぐメンフィス探訪の第2弾ですね。レイ・チャールズ・バンド出身のテナー・マン、デヴィッド・ニューマンとレジー・ヤングを中心としたアメリカン・スタジオの連中とアリフ・マーディンのプロデュースで制作した、フルートも冴えまくるマン先生面目躍如の一枚。
因みにこのワナパイ盤、ライナーはいソノてルヲ氏。
Side A
1,Dippermouth
2,Mississippi Gambler
3,Swing Low Sweet Chariot
Side B
1,Respect Yourself
2,I've Been Loving You Too Long
3,(I Can't Get No) Satisfaction

mann

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Herbie Mann - Dippermouth (1972) (Vinyl)


Herbie Mann - Dippermouth (1972) (Vinyl)

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2 コメント

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Herbie Mann (Gravenites)
2014-10-18 11:28:22
ひさびさにハービー・マン登場で歓迎です。
一番上のは確かに彼の数あるなかでも地味な方ですが、チック・コリアのために日本でも今回出されたのかも知れません。セルジオ・メンデスも彼のバンドにいました。

二枚目は"Mann In The Morning"という原題で、パジャマ姿でベッドの上でフルートを吹いているジャケットで最初出たようですが、このような演奏や選曲を聴くと、彼ももともとはこういう分野にいた人だということがわかります。

三枚目は、かなり彼もメンフィスに入れ込んでいたことがわかりますが、「メンフィス・アンダーグランド」に比べてメンフィス・サウンドで熟成した印象を受けます。この時代にアラバマのマッスル・ショールズでも演奏していることから大分南部にはまり込んでいたようです。
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Memphis詣で (Jahking@管理人)
2014-10-18 21:23:42
「Memphis Underground」1969
「Muscle Shoals Nitty Gritty」1970
「Memphis Two Step」1971
「Push Push」1971
「Mississippi Gambler」1972
並べるとこんなところでしょうか、確かにこの時期相当にハマっていたようですね。まぁ、音楽界全体が南部に目(耳)が云ってた時期でもあるのですが。機を見るに敏、さすがです。
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