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Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

ウォーカー・ブラザースとフィリップスの仲間たち 45's

2018年03月25日 | 45's
ということで、最近買ったウォーカーズと日本ビクターのフィリップス・レーベルからのシングルを色々と。


1,太陽はもう輝かない b/w 僕の船が入ってくる/ザ・ウォーカー・ブラザース (Philips) 45's 100円
1966年彼ら初の全英No.1曲で日本でも彼らの名前を最初に印象付けた名曲。元はフランキー・ヴァリが前年にシングルで出した曲ですがウォーカーズで知られるようになった曲ですね。B面も英国ではシングルA面曲でチャート5位まで上った名曲。


The Sun Ain't Gonna Shine (Anymore) - Walker Brothers



The Walker Brothers - My Ship is Coming in [1966]








2,太陽はもう輝かない b/w 涙でさようなら/ザ・ウォーカー・ブラザース (Philips) 45's 100円
さすが日本でも大ヒットしたこの曲、ステレオヴァージョンでの再発シングルも出ていました。B面の"Make it Easy on Yourself"もかつてA面で出ていた曲。ジェリー・バトラーのカバーですがこれまたウォーカーズで知られるようになった素晴らしい曲。


thesunaint



Make It Easy On Yourself - The Walker Brothers










3,ダンス天国 b/w ルッキング・フォー・ミー/ザ・ウォーカー・ブラザース (Philips) 45's 100円
上記2枚を見つけた際に一緒につい手が出てしまいました。ウォーカーズの日本盤シングルの中で中古屋さんで一番多く目にするような気がするのがこれ。日本ではこれが一番売れたのではないでしょうか。あと"孤独の太陽"もよく見ますね。

久し振りに手にしたこれ、TBSの北山幹雄さんによるライナーになかなか興味深い記載が。
「1967年2月5日にプロモーションのために初来日、「ヤング720」「ビートポップス」「11P.M」等々数々のTV番組に出演しファンとの交歓イベントを行い2月9日には帰国して行った」と。で その時TV出演時に必ず歌っていたのがこの"ダンス天国"だったのだそう。つまり、後追いでこの"ダンス天国"のシングルはリリースされたのですね。
曲紹介では、「クリス・ケナーのオリジナルで65年にはウィルソン・ピケットがリバイバルヒットさせたのはご存知だと思います」とあってピケットのバージョンですでにこの曲は日本でも知られていたことを伺わせます。

その後、ウォーカーズはその来日の3ヶ月後には解散を発表、ですが、日本でのあまりの人気の為なのでしょう、翌1968年の1月に日本だけで公演を行いライヴ録音盤も残していますね。


1000dances


The Walker Brothers - Land of a thousand dances (video/audio edited & remastered) HQ









4,カーザ・ビアンカ(日本語) b/w カーザ・ビアンカ(英語)/ヴィッキー (Philips) 45's 100円
なんだかんだでこのブログでも結構取り上げてきているビッキーさん、これは1968年のサンレモ音楽祭で2位を獲得した曲のカバーで本邦通算4枚目のシングルだそうです。で A面の日本語ヴァージョンは68年4月に2度目の来日をしたときに日本で録音したもの。
"カーザ・ビアンカ"とは"白い家"の意だそう。しかし、この人日本語上手ですね。



casabianka



Vicky Leandros - Casa Bianca (jp) カーザ・ビアンカ








5,ウィンチェスターの鐘 b/w ウェイト・フォー・ミー・ベイビー/ザ・ニュー・ボードビル・バンド (Philips) 45's 100円
1966年に全米No.1になったこの曲、この日本盤シングルにはイギリス出身ということで6人のメンバー名が書いてあったりするのですが、実はハーマンズ・ハーミッツやカーペンターズのヒット・チューンとしておなじみの「見つめあう恋~Kind of Hush」の作者ジェフ・スティーヴンスのソロ・プロジェクトとしてスタジオミュジーシャンを使って制作されたものとして今では知られます。
ということでジャケットや映像に写るバンドは急遽集められたでっち上げなのですね。



NBB


Winchester Cathedral New Vaudeville Band {Stereo}

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4 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (uni)
2018-03-25 11:27:31
ウォーカーズ テレビで拝んだ時何だか違和感
そうソウルトレインでもそうでしたが
フェードアウトで歌手が手持無沙汰(笑)
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Re:Unknown (jahking)
2018-03-25 12:08:50
あーっ、ソウルトレインはまさにそうでしたね‼なんか懐かしいです。
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ウォーカーズ (woopy)
2018-04-15 09:56:41
ライブあったんですか。記臆にないです、高校生の時今でゆうイベントで見たことはあるんですが(歌はなかったです)。ライブ盤聴いて見たいような。
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Re:ウォーカーズ (Jahking@管理人)
2018-04-15 10:58:56
1968年1月2日大阪はフェスティヴァル・ホールでのライヴが当時2枚組のLPでリリースされています。
もう10年以上前に書いた記事ですが、
https://blog.goo.ne.jp/jahking/e/e30553112c0d4751ff5b6d5a00dd2262

そのダイジェスト盤LPもあります。
https://blog.goo.ne.jp/jahking/e/12f76389288ce78136eff0736fc14165

上記の記事にも書きましたが、この2枚組のLPは10年近く前に紙ジャケCD化されています、が、廃盤になって久しく入手は難しいかもしれません。(同時にリリースされたゲイリー・ウォーカーとレインのCDはエライ値で取引されたりしています)

また
https://www.discogs.com/ja/Scott-Walker-And-The-Walker-Brothers-Everything-Under-The-Sun-Osaka-Japan-1968/release/9879104
こんなアン・オフィシャル盤が最近出回っているようです。
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