Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

The S.H.F.Band - Outlaws

2007年03月03日 | 60's,70's Rock
1,The Souther,Hillman,Furey Band (Asylum) 1LP 100円
もうホントに何を今更の一枚です(といいつつも、私が最初に買ったのはカット盤だから70年代の終わり頃だったりするのです)が、久し振りに聴きたくなって。各曲は持ち味が充分に出ていてやっぱりいいです。リッチーの3曲とヒルマンの3曲が好みです。

各人のショーケース・アルバムであって有機的なバンドではない、所詮はデヴィッド・ゲフィンによって組まされたバンド、と 当時は結構叩かれていましたが、今聴けばそれはそれでいいじゃないですか、曲も演奏(アル・パーキンスがいいなぁ)もいいし、って印象。
ただ、今の時代にこの音楽を必要とする人が果たしてどれくらいいるのだろう? と妙なことも頭をよぎったりして。

SHF2SHF1


2,same/Outlaws (Arista) 1LP 100円
サザンロックのバンドというイメージを持っていましたが、出身はフロリダ、この75年のファースト・アルバムはL.A.録音だったりしたんですね。久し振りにあらためて聴いてみるとコーラスなんかはイーグルスに通ずるし、サウンドも意外と洗練されていたり。
レイナード・スキナードとダブるイメージは今更ながらチト違うかなと。

Out12Out11


3,Lady in Waiting/Outlaws (Arista) 1LP 100円
76年のセカンド、プロデュースは前作同様ポール・ロスチャイルド、録音はホームタウンに戻ってのマイアミのクライテリア・スタジオ。
私が当時一番聴いたのがこれ。豪快さを前面に出したファーストも良かったのですが、本盤はとにかく曲がよし。豪快さはそのままによりまとまった印象。

ですが、実はアウトロウズの一番聴いたアルバムは当時の大手BootメーカーTAKRLから出ていたFM放送音源を使ったライヴ盤。今はもう手放してしまっている(悔やんでいます、実に)のですが、これは売りだったツイン・リードがクッキリとセパレートされ、ベースもドラムスもひたすら鮮明なミックスで一聴ラフに聞こえる演奏が実はかなり繊細というか肌理細かく演奏されていたのが判るというものでした。
で この盤で取り上げられていた曲の殆どがこのセカンドからで正規盤もこのセカンドを一番多く聴いておりました。

ところで、今回の入手盤はファーストがSONY盤、セカンドが東芝盤。アウトロウズといえば東芝って思っておりましたが、ファーストの初版はSONYから出ていたようですね。

Out22Out21


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2 コメント

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Arista (通りすがり)
2007-03-04 12:50:44
元コロムビア・レコード社長のクライヴ・デイヴィスが退社後にベルの社長に着任し、
社名を“アリスタ”と改名した。
(ウィキペディアより)
とあるように、初期 Arista はコロムビア傘下だったのかもしれません。
でも、結局回りまわって、現在はソニーBMGの傘下ですから、
リイシュー時には、ソニーから発売されるかもしれません。
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Re:Arista (Jahking@管理人)
2007-03-04 18:18:14
なるほど、Bell→Aristaに改名ですか。

Boss Side Nowを見てみたら、改名と同時にBellだけでなくColumbia-Screen Gems labels (Colpix, Colgems, etc.) もカタログに加えたようです。

だから、70年代中期にはモンキーズがAristaレーベルでソニーから出ていたのですね。納得しました。

http://www.bsnpubs.com/bell/bellstory.html
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