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Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

MJQ (1957) - Max Roach (1958)

2022年04月19日 | Jazz
久し振りに買ったジャズのLPを2枚。

1,No Sun in Venice / The Modern Jazz Quartet (Atlantic) 1LP 650円
フランスのヌーヴェル・バーグ映画「大運河」のための作品で、英訳タイトルが「No Sun in Venice」。よって邦題は「たそがれのヴェニス」でした。全曲ジョン・ルイスの書き下ろし。

ということで、MJQも1957年録音、何と云ってもターナーの作品を使ったジャケットが印象深い一作、昔ジャズ喫茶でよく掛かっていたなぁ、と。たまに聴きたくなるMJQ、そんな気分の時には最適のMJQの作品でした。
入手盤はコーティングジャケの青/緑レーベルですから60年代プレスですかね。

The Golden Striker - The Modern Jazz Quartet




The Rose Truc - The Modern Jazz Quartet




Venice - The Modern Jazz Quartet








2,At Newport 1958 / Max Roach + 4 (Emarcy/Mercury) 1LP 550円
入手盤は1978年リリースの日本フォノグラム盤。
マックス・ローチが当時のレギュラーグループを率いてニューポート・ジャズ・フェスティバル1958に出演した際のライヴ盤。1958年のニューポート祭といったら映画「真夏の夜のジャズ」ですが、何故かこのローチ・グループはフィルムに収められなかったと。

で、当時のローチのレギュラー・グループはピアノレス、更にチューバのレイ・ドレイパーを擁するというユニークな編成。ですが、ここでの大注目はブッカー・リトル、流麗なペットは若干20歳にして既に天才を思わせます。
自己名義のTime盤にドルフィーとのファイブ・スポットでのライヴ録音はもう、ホントに死ぬほど聴きました。マイルスは別格ですが、今も昔も私のアイドル・トラッペッターの筆頭がこのブッカー・リトルです。

Maxroach


Max Roach Quartet - Newport Jazz Festival, Newport, RI - July 6, 1958




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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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MJQ (Gravenites)
2022-04-19 21:10:02
米アトランティックが青/緑レーベルでその値段ですか。おそらく1950年代の黒地にシルバー字でもそれほど高くないかもしれません。MJQの真髄は聞き手から入り込まないとその良さがわからないせいか、マイルズやコルトレーンのような一般的な人気は今一かもしれませんが、その奥深く、蓄積された音の積み立て、かつ綿密に構成された音楽はこちらから入り込んで探る価値は十分あります。もちろんBGMとして聞いても耳障りになることはないのでそれはそれでいいのですが。
基本的には一見簡単そうで、意外と奥が深いデューク・エリントンに対する似た姿勢で対峙しています。
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Unknown (Jarklng@管理人)
2022-04-20 19:10:41
>BGMとして聞いても耳障りになることはない……
云われてみると私はMJQを長らくそう聴いていたのかも。多分にあの独特なサウンドに浸りたく聴いていたような気がしております。
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