San Bernadino b/w Here I am / Chiristie (Epic) 45's 1970
想い出のサンバーナディーノ b/w 戻っておいでよ / クリスティー (CBS Sony) 45's 1970
ジェフ・クリスティー率いる英国のスリーピースバンド、クリスティー。70年代を知る人にとってはクリスティーと云えば何は無くとも"イエロー・リバー"ですね。当時はそのサウンドからてっきりアメリカのバンドだと思っていたり、よもや反戦歌だったとは! と驚いたり、トレメローズが先にレコーディングしていてこの曲のバック演奏は彼らによるものだった等々、後に色々驚かせてくれた曲だったりもします。
で、今回取り上げるのは、たまたま米Epicからのシングルが手に入ったのでそのクリスティーの"イエロー・リバー"に次ぐ第2弾シングル"想い出のサンバナディーノ"を。実はこの曲昔から大好きで。当時日本では"イエロー・リバー"のあまりのビッグヒットの陰に隠れてさほど話題にはならなかったような。が、少しはラジオで掛っていたのでしょうね、それを聴いて気に入ったわけですから。
このサンバーナディーノ(San Bernadino)ですが、カリフォルニア州南部に位置する都市の名で、「世界中を回っていきけどやっぱり故郷のサンバーナディーノが一番、僕は見つけた、故郷サン・バーナディーノに続く道を」と、そんな内容が歌われています。途中リオグランデとか出てくるのでカリフォルニアの彼の地を歌ったことは間違いないようです。何故に英国人がこんな歌を...。こんなことからもクリスティーはアメリカのバンドだと思っていたのかも。
サード・シングルです。
Christie - San Bernadino (Official Video)
Christie: San Bernadino (enhanced)
Christie - Yellow River [Remastered in HD]
サードシングルの"気になる男"
Christie: Man Of Many Faces, HQ sound
今回の曲のプロデューサーのマイク・スミスはビートルズをデッカ・オーディションで落とした人です。またアメリカ人の黒人ジャズ歌手のサリーナ・ジョーンンズとも結婚しています。ディブ・クラーク・ファイブのキーボード奏者でボーカルのマイク・スミスとは別人物です。
マイク・スミスと聞いて真っ先にDC5のあの人? と私も思ってしまいました。別人だとは後に知りましたgs、デッカでビートルズを落とした人だったとは! 知りませんでした。