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シン・ウルトラマン

2022-05-26 | 八潮 today(so long)
 TOHOシネマズ上野で観て来ました.

 まず,少し時代を遡ります.
 TBS系で特撮怪獣の「ウルトラQ」が終わった後に,TV版のウルトラマンが始まったはず.
 ネットで調べたら,スタートは,1966年7月だそうで,今から56年前の事.
 小学生低学年の頃ですから,光の国から怪獣退治にやって来た超人,北海道の田舎町で目を輝かせて純粋に凄いと毎週見ていたと思ますよ.
 TBS系日曜日の19時から時報とともに,武田薬品のタケダ,タケダ,タケダのCMが流れて始まるのを毎週待っていたはずですよ.
 それくらい,怪獣退治の超人ですからね,初めての設定でしょう.
 それまでの特撮怪獣ものは,怪獣自体が主人公でしたからね.
 それが,超人が現れて怪獣を退治するパターンへと変わったわけですから,当時の小学生にはインパクトありましたよ.

 さて,小学生も60代の半ばにもなると,単純に怪獣退治だけを観る事が出来ないわけ.
 そもそも,ストーリーには政府が関与したり,GvsGの国レベルの情報戦になったり.メディアはSNSやらスマホやらの時代.
 少なくとも,そんな時代のウルトラマンとなると,単純な怪獣倒してチャンチャンでは無いわけですよ.

 TV版ウルトラマンの放映は,昭和41年でして,となると都内の高層建築物と言えば東京タワーしかないわけです.
 今回は高層ビル群の東京でウルトラマンと同様に知的生命体の異星人との戦いの舞台にもなるわけです.
 シン・ゴジラや,ニューヨークに現れたゴジラ同様,ビルが崩れ落ちるシーンを観ながら,オイオイ,これ修復出来る? なんて余計な事考えてしまう.
 劇中,道路の陥没した足跡具合から,ウルトラマンのウェイトを仮定するあたりも,道路の陥没修復も大変だわなぁとか,純粋に特撮怪獣物を楽しめない自分がいました.

 だから,単純な特撮ヒーローものでは無い2時間でありました.
 異星人が,地球の生命体全てをビジネスにウルトラマンへ交渉する辺りは非常に興味深いシーンでした.
 これ以上深い話をするとネタバレになるので,ここらで控えます.
 後は,邦画だから,TVで放映するのも早いと思うので,それを待っても良いかと思います.
 ただ,あの迫力はシネマサイズには敵わないかな.

 会社帰りの同世代お父さん達が,一人で観に来ていました.
 その数,決して少なくないわけで,気持ちは同じだわなぁと,ニヤリでしたね.

 ♪ 胸ぇ~につけぇ~てる マ~クは流星~ ♪ 

     

 以上,インプレッションでした.
 ちなみに,ガリレオ,この秋上映ですね.



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