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セリアの「ON AIR」ランプ改造

2025-02-04 | 日曜電子工作
 PTTと連動した送信時のインジケーターにならないかとローカル局から依頼.

 PTTがヤマハのFC-5改造フットスイッチ(オルタネートタイプ)なので,2mのFMで間違って押してしまうと送信状態のままになってしまい気が付かない時があった様子.
 無線機のインジケーターをチェックすればの話しですけど,小さくて判り辛いのは確か.
 「ON AIR」モニターがネットを探すと結構あったんでそれを使うかと話してはいたんです.
 そんな時,タイムリーに地元の¥100ショップのセリアで見付けた小さな「ON AIR」ランプを手に入れて,それの改造依頼でした.

 何とか出来そうだけど,少し時間を頂戴と検討を始めました.
 まずは動作チェックしたら,ボタン電池2個で光るのですが,真ん中だけが明るくなるタイプで全体を光らせたくはなります.

     

 中身は¥100ショップだわなの仕上がりでしたが,LED2個にしてほしいとリクエスト.
 以下,改造ポイント↓

 ・現状のLED,電池の端子など全て取り外す
 ・LEDを白色からウォームホワイト(電球色)LEDの2個に変更
 ・LEDを拡散して光らせる加工
 ・LEDは無線機から電源を供給する
 ・無線機のMIC端子のPTTと連動してTrスイッチング回路を作って点灯

 以下,順不同です.
 電球色LED先端をフラットに削って,光を集中させない様に加工

     

 次にLED表面を耐水ペーパーで乱反射する様に磨いて加工.
 マイク端子にある電圧が8v×10mA(Max)なので,LEDは1.5kΩの抵抗を介して取付.
 ボタン電池取付部にLEDが2個セット出来る程度の余裕があったので加工しています.
 全体を光らせる様に流し台用のアルミテープをLEDの周りに貼り付けてセット.

     

 ケースインしてテストランすると,ON AIRの表示全体が光る様に良い感じです.

     

 昨年のハムフェアで音創り研究会で購入したPTTユニットをTS-790で使用するのでそのケースを利用してみました.
 LEDを1つ程度光らせるのでしたら,PTTに直接シリーズで取付けても動作するでしょうが,今回はそれなりに明るい表示が必要なので,PTTにTrのスイッチング回路を介して点灯させています.

     

 あとは,「ON AIR」ランプの取付位置から,ケーブルの長さを90cm程にしてみました.
 長さ的に1mは無難ですが,144MHzの1/2λなので少し短めにしています.
 TS-790は持っていないので,TS-690Sのマイク端子でテストラン後,依頼主宅のTS-790でホットラン.

     

 PTTを押すと同時に,電球色で「ON AIR」が点灯します.
 画像だと全体的に光る様に見えないのですけど,目視だとしっかり全体が明るくなりますよ.
 マイク端子の配線を変えれば他の無線機でも使えそうですが,端子電圧チェック要です.

 電球色LEDは,白色LEDよりアナログライクな感じでお勧めです.
 仕上がってから,こうすれば良かったかなもあるんですが,それはまた後日で一応終了としました.


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