
自宅に帰ったら,届いてました.
ICは,LED12ポイントドライバのM51901P.

LEDバーメーター用のドライバICだと思います.
既に生産は終了していますけど,流通在庫として市場には十分ある様子.
ただ,需要がないのでしょう,ネットオークションあたりでいずれ出て来るかも.
ちなみに,単品買いすると,結構高いので,保守パーツと考えて10個買ってしまった.
(4個買いと10個買いは,合計金額が10個買いの方が¥1k近く安い為.)
そんなわけで,このICが,バンドセレクトのオートモードに使われています.
正直なところ,もしICが手に入らなかった時は,FT-1000MPのバンドデータはBCDコードだから,FT-1000MPとIC-2KLのIF同様に10進数に変換するバイナリデコーダICを利用して,バンド毎に切替えが可能になる様,回路を改造するつもりでした.
何とか手に入ったので,余計な事をせずに済みましたけどね.
って事で,改めて基盤を取外します.
今まで何度も取外しているので,手馴れていますが,慎重に作業してますよ.
今回は,バンドデータの基盤へ直接ハンダ付けする事はせず,16ピンのICソケットを取付けています.

基盤のハンダ付けをし直したあと.

この2つのコネクタ周りが,グラグラでした.

ハンダ割れしたところを,撮るのは忘れてました.
本当は,そんなところを画像で残すべきなのに,直す事ばかり考えて頭が回らないんですよね.

さて,手に入れたICをセットして,テストラン.
IC-2KLの電源をONにしてFT-1000MPの電源もON.
バンドは7MHzでして,IC-2KLのインジケータも7MHzを表示.
オオッ,久々に見るオートモード.

FT-1000MPのバンドを切替える度,IC-2KLもバンドが切替わります.
そこで,7MHzにセットして,数時間そのままにしていましたが,途中でバンド切替が暴れる事もなく,安定しています.

これで,やっと安心してバンドセレクトのオートモードを使う事が出来ます.
ついでに,IC-AT500同様,バンドデータが入力されない時は,10MHzが選択される様に回路を追加しました.
IC-AT500も基本的に回路は一緒で,使われているICも一緒です.

パーツが3つ(Tr,RとツェナDi)だったので,基盤裏に空中配線しています.
これで,オートモードのバンドデータ信号が無い時,デフォルトは10MHzにセットされます.
良くね,FT-1000MPの電源を先にOFFするクセがあるんですわ.
すると,バンドデータの回路がいきなりOFFになっても,電圧が0vになるまでの時間,IC-2KLのバンドデータ切替リレーがチャタリングの様に暴れるので,それがあまり良い動作ではないと思っていたわけ.(カチャカチャカチャッ...てな具合に.)
例えば,オートモードが7MHzの状態でFT-1000MPの電源をOFFにすると,短時間ですが,0vまで電圧が変動して行く為,瞬間でも7MHzで制御する電圧以下のバンド(14MHz以上)用リレーが動作するわけです.
そんなわけで,この回路を追加したおかげで,FT-1000MPの電源を先にOFFにしても,瞬時に10MHzへバンドが移る様になりまして,まだ少し他のリレーは動作するのですが,気分的にはベターです.
もっとも,先にリニアの電源をOFFにすれば問題ない話なのですけどね.
ただ,リニアには,全く意味無い動作なのですわ...と思ったのですけど,仕上げてから気付いたのですわ.
バンドセレクト回路が,問題なく動作している事が判るインジケータになってます.
これで,しばらく落ち着いてOP.出来そうです.
そうそう,バンドの切替が安定しなかった理由は,コネクタ部の基盤割れとGNDがケース本体なので,経年変化でGNDラインより電位が上がってしまったからかも知れません.
電解コンデンサを交換しましたけど,ICや他のパーツは直接的な原因では無さそうでした.
ちょっとした事でも自分が手直しすると,何だか性能UPした様な気がするのは,私だけですかね?
500wは500wなんで,間違っても1kwにはならないですが...
これにて,IC-2KLのリペアは終了です.
無事終わって良かった...これ,実感.
PS:このIC,流通在庫は十分あるようですが,単品買いだと結構高い(¥2.5k程度)です.
さすがに保守パーツでストックしても余りますので,¥1.5k/個(送料込み)で2,3個
までならお分け出来ますから,リペアで必要な人はご連絡下さい.
(8のコールサイン@jarl.comのメールアドレスで届きます.)
ICは,LED12ポイントドライバのM51901P.

LEDバーメーター用のドライバICだと思います.
既に生産は終了していますけど,流通在庫として市場には十分ある様子.
ただ,需要がないのでしょう,ネットオークションあたりでいずれ出て来るかも.
ちなみに,単品買いすると,結構高いので,保守パーツと考えて10個買ってしまった.

(4個買いと10個買いは,合計金額が10個買いの方が¥1k近く安い為.)
そんなわけで,このICが,バンドセレクトのオートモードに使われています.
正直なところ,もしICが手に入らなかった時は,FT-1000MPのバンドデータはBCDコードだから,FT-1000MPとIC-2KLのIF同様に10進数に変換するバイナリデコーダICを利用して,バンド毎に切替えが可能になる様,回路を改造するつもりでした.
何とか手に入ったので,余計な事をせずに済みましたけどね.
って事で,改めて基盤を取外します.
今まで何度も取外しているので,手馴れていますが,慎重に作業してますよ.

今回は,バンドデータの基盤へ直接ハンダ付けする事はせず,16ピンのICソケットを取付けています.

基盤のハンダ付けをし直したあと.

この2つのコネクタ周りが,グラグラでした.

ハンダ割れしたところを,撮るのは忘れてました.
本当は,そんなところを画像で残すべきなのに,直す事ばかり考えて頭が回らないんですよね.


さて,手に入れたICをセットして,テストラン.
IC-2KLの電源をONにしてFT-1000MPの電源もON.
バンドは7MHzでして,IC-2KLのインジケータも7MHzを表示.
オオッ,久々に見るオートモード.


FT-1000MPのバンドを切替える度,IC-2KLもバンドが切替わります.
そこで,7MHzにセットして,数時間そのままにしていましたが,途中でバンド切替が暴れる事もなく,安定しています.

これで,やっと安心してバンドセレクトのオートモードを使う事が出来ます.

ついでに,IC-AT500同様,バンドデータが入力されない時は,10MHzが選択される様に回路を追加しました.
IC-AT500も基本的に回路は一緒で,使われているICも一緒です.

パーツが3つ(Tr,RとツェナDi)だったので,基盤裏に空中配線しています.
これで,オートモードのバンドデータ信号が無い時,デフォルトは10MHzにセットされます.
良くね,FT-1000MPの電源を先にOFFするクセがあるんですわ.
すると,バンドデータの回路がいきなりOFFになっても,電圧が0vになるまでの時間,IC-2KLのバンドデータ切替リレーがチャタリングの様に暴れるので,それがあまり良い動作ではないと思っていたわけ.(カチャカチャカチャッ...てな具合に.)
例えば,オートモードが7MHzの状態でFT-1000MPの電源をOFFにすると,短時間ですが,0vまで電圧が変動して行く為,瞬間でも7MHzで制御する電圧以下のバンド(14MHz以上)用リレーが動作するわけです.
そんなわけで,この回路を追加したおかげで,FT-1000MPの電源を先にOFFにしても,瞬時に10MHzへバンドが移る様になりまして,まだ少し他のリレーは動作するのですが,気分的にはベターです.
もっとも,先にリニアの電源をOFFにすれば問題ない話なのですけどね.

ただ,リニアには,全く意味無い動作なのですわ...と思ったのですけど,仕上げてから気付いたのですわ.
バンドセレクト回路が,問題なく動作している事が判るインジケータになってます.

これで,しばらく落ち着いてOP.出来そうです.
そうそう,バンドの切替が安定しなかった理由は,コネクタ部の基盤割れとGNDがケース本体なので,経年変化でGNDラインより電位が上がってしまったからかも知れません.
電解コンデンサを交換しましたけど,ICや他のパーツは直接的な原因では無さそうでした.
ちょっとした事でも自分が手直しすると,何だか性能UPした様な気がするのは,私だけですかね?
500wは500wなんで,間違っても1kwにはならないですが...

これにて,IC-2KLのリペアは終了です.
無事終わって良かった...これ,実感.

PS:このIC,流通在庫は十分あるようですが,単品買いだと結構高い(¥2.5k程度)です.
さすがに保守パーツでストックしても余りますので,¥1.5k/個(送料込み)で2,3個
までならお分け出来ますから,リペアで必要な人はご連絡下さい.
(8のコールサイン@jarl.comのメールアドレスで届きます.)
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