まずは,フィルタの計算をしてみます.
画像は,EasyXFの画面です.
フィルタの中心周波数:11.2745MHz
クリスタルの線間容量:3PF
帯域幅:500Hz
を,入力項目としました.
EasyXFは,ラダーフィルタの計算の他,トロイダルコアや空芯コイルの計算も出来ます.
テキストファイルとして記録出来るので,後から添付出来たりで便利なソフトです.
めったに使わないですけど,この手のライトソフトはあると助かりますね.
さて,中心周波数をキット付属のクリスタルの周波数11.2756MHzから1.1kHz下げて11.2745MHzとしています.
一般的にラダーフィルタを構成すると,クリスタルの周波数より値が下がる傾向があります.
また,この中心周波数は,メールをいただいた局から実験値として教えていただいた周波数です.(どうもありがとうございました.)
コンデンサの容量によってはもう少し下がるかも知れませんが,P-7DXのOSCクリスタル周波数,11.273MHz(オリジナルではない,後述します.)までは,下がりません.(過去の経験.)
次に,クリスタルの端子間容量ですが,判らない時は3PF~5PFを選ぶ事と計算ソフトに表示されていますので,3PFとしてみました.
帯域幅は,500Hzより下げると,メーカ製のクリスタルフィルタの場合でも信号の減衰が大きい為,メーカ並みのフィルタを作るのは端から無理って事で500Hzとしました.
計算した結果がコレ↓
***** LSB型ラダークリスタルフィルターの計算 *****
周波数 11.2745MHz
クリスタルの端子間容量 3.0PF
dF=0.475kHz C=293.07PF 2C=586.14PF Z=48.16Ω
→ dF=0.500kHz C=278.11PF 2C=556.23PF Z=50.75Ω
dF=0.525kHz C=264.58PF 2C=529.17PF Z=53.35Ω
クリスタルの端子間容量 4.0PF
dF=0.630kHz C=292.65PF 2C=585.30PF Z=48.23Ω
→ dF=0.660kHz C=278.98PF 2C=557.97PF Z=50.59Ω
dF=0.690kHz C=266.50PF 2C=533.01PF Z=52.96Ω
クリスタルの端子間容量 5.0PF
dF=0.800kHz C=285.95PF 2C=571.91PF Z=49.36Ω
→ dF=0.840kHz C=271.86PF 2C=543.72PF Z=51.92Ω
dF=0.880kHz C=259.05PF 2C=518.10PF Z=54.49Ω
クリスタルの端子間容量が3PFではなく,4PFか5PFだった場合,コンデンサの容量がほぼ同様として,帯域幅はどうなるかもチェックしてみました.
端子間容量が不明としても帯域は,→で示した値くらいなので,CWフィルタとして使えそうです.
回路インピーダンスが計算値だと50Ω程度.
モービルハムの改造記事によると,信号入出力の調整は抵抗をパラで取付け,実験値で390Ωとしていました.
P-7DXのスペースの関係から,キット付属のFCZコイルを取付るのは厳しいので,同様に値の違う抵抗を数本購入し,カット&トライで良さそうなのをパラで取付ける事にしています.
昨日は秋葉原で,基盤,ピンヘッダ,コンデンサと抵抗を買って来ました.
多少の調整が出来る様に,コンデンサと抵抗は他の値を少し買ってます.
後は,せっかくの秋葉ですから,色々買って来ましたけどね.
久々に2時間歩いたら,疲れましたわ.
画像は,EasyXFの画面です.
フィルタの中心周波数:11.2745MHz
クリスタルの線間容量:3PF
帯域幅:500Hz
を,入力項目としました.
EasyXFは,ラダーフィルタの計算の他,トロイダルコアや空芯コイルの計算も出来ます.
テキストファイルとして記録出来るので,後から添付出来たりで便利なソフトです.
めったに使わないですけど,この手のライトソフトはあると助かりますね.
さて,中心周波数をキット付属のクリスタルの周波数11.2756MHzから1.1kHz下げて11.2745MHzとしています.
一般的にラダーフィルタを構成すると,クリスタルの周波数より値が下がる傾向があります.
また,この中心周波数は,メールをいただいた局から実験値として教えていただいた周波数です.(どうもありがとうございました.)
コンデンサの容量によってはもう少し下がるかも知れませんが,P-7DXのOSCクリスタル周波数,11.273MHz(オリジナルではない,後述します.)までは,下がりません.(過去の経験.)
次に,クリスタルの端子間容量ですが,判らない時は3PF~5PFを選ぶ事と計算ソフトに表示されていますので,3PFとしてみました.
帯域幅は,500Hzより下げると,メーカ製のクリスタルフィルタの場合でも信号の減衰が大きい為,メーカ並みのフィルタを作るのは端から無理って事で500Hzとしました.
計算した結果がコレ↓
***** LSB型ラダークリスタルフィルターの計算 *****
周波数 11.2745MHz
クリスタルの端子間容量 3.0PF
dF=0.475kHz C=293.07PF 2C=586.14PF Z=48.16Ω
→ dF=0.500kHz C=278.11PF 2C=556.23PF Z=50.75Ω
dF=0.525kHz C=264.58PF 2C=529.17PF Z=53.35Ω
クリスタルの端子間容量 4.0PF
dF=0.630kHz C=292.65PF 2C=585.30PF Z=48.23Ω
→ dF=0.660kHz C=278.98PF 2C=557.97PF Z=50.59Ω
dF=0.690kHz C=266.50PF 2C=533.01PF Z=52.96Ω
クリスタルの端子間容量 5.0PF
dF=0.800kHz C=285.95PF 2C=571.91PF Z=49.36Ω
→ dF=0.840kHz C=271.86PF 2C=543.72PF Z=51.92Ω
dF=0.880kHz C=259.05PF 2C=518.10PF Z=54.49Ω
クリスタルの端子間容量が3PFではなく,4PFか5PFだった場合,コンデンサの容量がほぼ同様として,帯域幅はどうなるかもチェックしてみました.
端子間容量が不明としても帯域は,→で示した値くらいなので,CWフィルタとして使えそうです.
回路インピーダンスが計算値だと50Ω程度.
モービルハムの改造記事によると,信号入出力の調整は抵抗をパラで取付け,実験値で390Ωとしていました.
P-7DXのスペースの関係から,キット付属のFCZコイルを取付るのは厳しいので,同様に値の違う抵抗を数本購入し,カット&トライで良さそうなのをパラで取付ける事にしています.
昨日は秋葉原で,基盤,ピンヘッダ,コンデンサと抵抗を買って来ました.
多少の調整が出来る様に,コンデンサと抵抗は他の値を少し買ってます.
後は,せっかくの秋葉ですから,色々買って来ましたけどね.
久々に2時間歩いたら,疲れましたわ.
ラダーフィルターの設計ソフト、便利そうですね。フロントエンドのフィルターも設計できそうですね。
良いとこチェックしてますね.
11MHz代とは言え,もう高周波の域ですから,あえて奮発しましたよ.
って,昔みたいに高くは無かったですが.Hi