フライトログ No.96 カリブ海縦断 SVMI-TJSJ

今回はアメリカン航空が運航するAA1944便でプエルトリコの州都であるサンフアンまで行きたいと思います。
カラカス出発は18:40(現地時間14:10)。サンフアン到着は20:20(現地時間16:20)で、ブロックタイムは1時間40分となる予定です。
両都市には30分の時差があり、サンフアンの方が30分進んでいます。前回記事にも書いた通り、カラカスの実際の時差はUTC-4:30ですが、FSXでは30分単位の時差の再現ができない為、FSX内のカラカスはUTC-4:00になっています。ただし、今回はUTCを基に飛行する為、特に出発時間の変更は行いません。
※記事中に表記されている時間は括弧内の時刻表記を除き全てUTC(世界標準時)に統一して表記しております。今回はカラカスがUTC-4:30、サンフアンはUTC-4:00です。


今回はB737-800に搭乗。B737への搭乗はブラジリアへ飛んだ時以来、B737-800に搭乗するのはクチンへフライトした時以来です。

シートマップです。右側が実際の予約状況。青が空席、緑がアメリカン航空が勧めてる席(恐らくバランス調整の都合)、白が既に埋まっているシートです。今回のフライト直前に確認したところ、乗客は38人しかいませんでした。まあ路線が路線なので仕方がないですが。


ルートはこちら

無駄に縦に長いです。全行程492nmの内、200nmがSTARとなっています。
サンフアンへの訪問はこれが初めてですね。

以下フライトインフォメーション
区間:シモン・ボリバー空港(Simon Bolivar International Airport/Aeropuerto Internacional de Maiquetía Simón Bolívar) SVMI/CCS-----ルイス・ムニョス・マリン国際空港(Luis Munoz Marin International Airport/Aeropuerto Internacional Luis Muñoz Marín) TJSJ-SJU
使用機材:Boeing 737-823 (N901AN)
(アドオン:Overland(SMS) 世界のエアライン)
搭載燃料:33,013lbs
総離陸重量:131,371lbs
予定ブロックタイム:1時間40分
出発スポット:9番ゲート
巡行速度:M0.79
巡航高度:35,000ft
飛行距離:492nm
代替空港:ラファエル・ヘルナンデス空港(Rafael Hernandez Airport/Aeropuerto Internacional Rafael Hernández) TJBQ/BQN
飛行ルート:
SVMI-(SID)-DARPA-(G432)-ARMUR-(STAR)-TJSJ


天気はこんな具合

カラカス周辺。軽く雨が降りそうですがFSXのリアルタイムウェザーには反映されないと思われます。


サンフアン周辺。すこし雲がありますが問題になる程ではありません。

200hpa天気図

60kt前後のジェットストリームが吹き荒れています。


ただ今17:58(13:28)、あと10分程で搭乗開始です。
シモン・ボリバー空港(カラカス)の天候は
風:微風
視程:50nm
天候、雲:散在した雲あり(Scattered) 雲底高度不明
気温:23.8℃
高度計規正値(QNH):2986
使用滑走路:09・10　とのこと。


機体の右側に機体は居ませんが支援車両がいます。


左側にはエアフランスのB747-400がいました。


Aserca Airlines(アセーカ・エアラインズ)のDC-9


リアジェット45でしょうか?


CE550とアセーカ・エアラインズのDC-9


エアボーン。


ギアアップ後も送りアングルで追い続けてもう1枚。


アメリカン航空のA300-600Rが降りてきました。


タッチダウン。


また別のアセーカ機が出発。


先程のアメリカン航空機がタキシングしてきました。


アセーカ機が離陸。


そしてまた別のアセーカ機が・・・とキリがないです。


パナマをベースとするコパ航空のB737-800。


こちらと同じ、サンフアン行きのアメリカン航空B757-200が出発しています。

というわけで定刻通り、18:40(14:10)にプッシュバック。



プッシュバック完了。タグ車はそそくさとスポットへ引き返します。


テイクオフランウェイは10とのこと。


フラップを降ろして動翼チェック中。便数の割に規模が大きい空港です。


先に出発した757が滑走路端で待機中。着陸機がありましたがSSを撮っていて操縦がおろそかになってしまっては元も子もないのでパス。


離陸していきます。


ラインナップ


135ktで頭上げようとしたけどTOGAスイッチが頑張りすぎて頭が上がり始めるころには150kt超えてた件。
なんでパワー必要な時に絞って軽い時にパワー解放するのさあんた・・・・

というわけで18:48(14:18)にテイクオフ。
SIDは2 DARPA DEPARTURE、TRANSITIONはDARPA TRANSITIONです。



ある程度速度を殺すために結構なピッチを取ったためあっという間に750ftを通過。HDG002へと旋回、航空路G432へと向かいます。


快調に上昇していきます。


雲


短距離なのでちゃっちゃと上昇します。


(以下、ネタバレ要素を含んでいるため反転させてお読みください。)

年始に復帰してから3ヶ月間、計15レグお世話になった南米大陸に別れを告げます。次に南米大陸を目にするのは果たしていつなのでしょうか。

ハネムーンカップルやダイバーに人気が高いロスロケス諸島。ゆっくりと休暇を過ごしたい方にも人気がある土地だそうです。

離陸から約16分後の19:04(14:34)に巡航高度35000ftに到達。

久しぶりの米系キャリアでのフライトですが、調べてみたら以前はソルトレイクへフライトした時ですね。アメリカン航空の利用はこれが初めてです。
ちなみにこの記事は中南米のカテゴリに入っていますが、今後カリブ海で大量のフライトを行わない限り、カリブのカテゴリを新設せず、原則的に中南米カテゴリへと分類いたします。


風はほぼ真横から60kt前後。大した風速ではありませんが風向に全く落ち着きが見られず、かなり煽られます。FL270から上はみんなこんな状態だったので諦めて巡航へと移りました。

19:31にSan Juan(サンフアン)コントロールへとハンドオフ。


プエルトリコが見えてきました。
今回初めて知ったのですが、プエルトリコはアメリカの自治区だったのですね。知りませんでした。
通貨はUSドル、公用語は英語とスペイン語。以前スペインの植民地だった為、今もスペイン語が公用語として使われています。

STARはARMUR TRANSITIONでJOSHE THREE RNAV ARRIVALを使用します。


19:36(15:36)、KYAAKの90nm手前から降下開始。


雲が少しありますがただの積雲なので問題ありません。


近隣の空港から。

今回はILSアプローチでRWY8へと着陸します。FMC(GPS)の周波数一覧にILSの周波数が無かったんで実質ビジュアルになるかと思いましたが、チャートにある周波数を入れたら正常にLOCをキャプチャーしたんで一安心。

ルイス・ムニョス・マリン国際空港(サンフアン)の天候は
風:076@11kt
視程:20nm以上
天候、雲:散在した雲あり(Scattered) 雲底高度6,000ft
気温:26℃
高度計規正値(QNH):3007
使用滑走路:08 とのこと。風が少し強いですが横風成分は殆ど無いので問題ないでしょう。


揺れは予想されないので遠慮なく突っ込みます。


そこまでFSに負担は掛からないですが、それなりの雲量なので飛んでいて楽しいです。


もうちょっと白い雲の方が良いですね。


標高の高い山はありませんが、結構起伏が激しいです。


LOC・GSに乗り、最終の着陸態勢へと入ります。左側はサンフアンの中心部です。


アウターマーカー通過。ターゲットアプローチスピードは124ktです。


1000ft


建物との距離が近いです。


キャビンから。サンディエゴへのファイナルアプローチよかはるかにましですけどね。


500ft



200ft



50ft


20:08(16:08)にランディング。アプローチスピードが遅いので普通に降りれます。この機体はあんまり頭上げなくてもフレアができますね。


制動も一瞬。


8番スポットへのタキシングを指示されました。


後続の機体も進入中です。


後続の757も脱出してきました。ちなみにこの機体はこちらより少し前にカラカスを発った機体です。


道を譲ってもらいます。


更に後続の機体も進入中。


いつも通り豪快にランディング。


右側には7番スポットを挟んで6番スポットに先程着陸した757が駐機。


左側はお留守です。


というわけで定刻より18分早い、20:12(16:12)にスポットイン。
お疲れ様でした。







編集降機というか裏話というか
というわけで今回はベネズエラの首都、カラカスからプエルトリコの州都、サンフアンまで飛行いたしました。
前回、前々回と中距離を飛んだせいもあってか、かなり流れが早いフライトでしたね。
着陸もうまく決まり、特にトラブルのないフライトだったので良かったです。
ただしFSXでよくある、高高度でいきなり風向きが変わるのはどうにかしてほしいです。
今回も飛行中に風向きが思いっきり変わり、一瞬ですが速度超過を起こしてしまった為にFSPassengersに大幅減点を食らってしまいました。
私事ですが、4月の頭から家庭環境が変わる為、旅行前のフライトは飛べてあと2回かと思われます。尚、旅行後のフライトのペースについては全く分かりません。
次回のフライトは妄想通りに行けば3/19(月)に飛ぶ予定です。ログの方は相変わらず未定とさせて頂きます。
では、失礼します。


累計ブロックタイム:約263時間5分(10日と23時間05分 秒未満は切り捨て)
累計飛行距離:約98,971nm(約183,294km) 赤道上を飛行したとして4.57周分(赤道上の地球の周囲を40,075.017kmと仮定)
1フライトあたりの平均ブロックタイム:2時間53分27秒
1フライトあたりの平均飛行距離:1,088nm(約2,015km)

上記の累計・平均の値は、全95フライトの中からブロックタイム・飛行距離が記されていない4フライトを差し引いた計91フライトを元に算出されています。






詳細なデータは以下にまとめてありますので見たい方のみどうぞ。




区間:シモン・ボリバー空港(Simon Bolivar International Airport/Aeropuerto Internacional de Maiquetía Simón Bolívar) SVMI/CCS-----ルイス・ムニョス・マリン国際空港(Luis Munoz Marin International Airport/Aeropuerto Internacional Luis Muñoz Marín) TJSJ-SJU
使用機材:Boeing 737-823 (N901AN)
(アドオン:Overland(SMS) 世界のエアライン)
搭載燃料:33,013lbs
残燃料:25,467lbs
総離陸重量:131,371lbs
予定ブロックタイム:1時間40分
実際のブロックタイム:1時間32分
フライトタイム:1時間20分
地上滞在時間:12分
離陸～巡航までの時間:16分
巡航時間:32分
降下～着陸までの時間:32分
総タキシング距離:1.39km(カラカス:1.29km/サンフアン:0.85km)
出発スポット:9番ゲート
到着スポット:8番ゲート
巡行速度:M0.79
巡航高度35,000ft
飛行距離:492nm
代替空港:ラファエル・ヘルナンデス空港(Rafael Hernandez Airport/Aeropuerto Internacional Rafael Hernández) TJBQ/BQN
飛行ルート:

SVMI-(SID)-DARPA-(G432)-ARMUR-(STAR)-TJSJ


Departure spot:9

Brock out time:18:40(Local time:14:10)

Taxing root:A-RWY10

Takeoff Runway:10

Airborne time:18:48(Local time:14:18)

SID:2 DARPA DEPARTURE
TRANSITION:DARPA TRANSITION


STAR:JOSHE THREE RNAV ARRIVAL VIA ARMUR TRANSITION


Approach style:ILS(Instrument Landing System)
Landing Runway:08


Touch down time:20:08(Local time:16:08)

Taxing root:S6-S-N1-Spot8


Spot in time:20:12(Local time:16:12)

Arrival spot:8

Weather

Around Caracas


Around San Juan


200hpa wind map


シモン・ボリバー空港(カラカス)
風:微風
視程:50nm
天候、雲:散在した雲あり(Scattered) 雲底高度不明
気温:23.8℃
高度計規正値(QNH):2986
使用滑走路:09・10

ルイス・ムニョス・マリン国際空港(サンフアン)
風:076@11kt
視程:20nm以上
天候、雲:散在した雲あり(Scattered) 雲底高度6,000ft
気温:26℃
高度計規正値(QNH):3007
使用滑走路:08