GOL Airの時刻表が見れなかったのでこちらで勘弁。
今回はGOL Airが運航するG31937便で首都、ブラジリアまで行きたいと思います。
リオデジャネイロ出発は17:38(夏時間実施期間中の為、現地時間15:38)、ブラジリア到着は19:24(同じく夏時間のため現地時間17:24)。両都市に時差は無いので、ブロックタイムは1時間46分となる予定です。
尚、記事中に表記されている時間は括弧内の時刻表記を除き全てUTC(世界標準時)に統一して表記しております。今回は出発地、到着地共にUTC-2:00です。
今回は久しぶりにB737に搭乗。GOL Airのフリート紹介には全ての機体に↑の画像の様な紹介があります。
恐らく中の人は飛行機マニアかその類でしょうか。
ルートはこちら
今回はSTARがかなり長く、全行程の半分弱がSTAR、またはアプローチです。
以下フライトインフォメーション
区間:アントニオ・カルロス・ジョビン国際空港(Rio de Janeiro-Galeao International Airport/ Aeroporto Internacional do Rio de Janeiro Galeão - Antônio Carlos Jobim) SBGL/GIG-----プレジデント・ジュセリノ・クビシェッキ国際空港(Presidente Juscelino Kubitschek International Airport/ Aeroporto Internacional de Brasília - Presidente Juscelino Kubitschek) SBBR/BSB
使用機材:Boeing 737-75B(PR-GOE)
(アドオン:Overland 世界のエアライン)
搭載燃料:31,028lbs
総離陸重量:140,076lbs
予定ブロックタイム:1時間46分
出発スポット:4番ゲート
巡行速度:M0.79
巡航高度:38,000ft
飛行距離:563nm
代替空港:サンタ・ジェノヴェーヴァ空港(Santa Genoveva Airport/ Aeroporto Santa Genoveva) SBGO/GYN
飛行ルート:
SBGL-(SID)-ABSAL-(UA312)-REINA-(STAR)-SBBR
天気はこんな具合
問題ないですね。
300hpa天気図も仕入れたのでそちらも
ただ今17:12(15:12)、あと10分程で搭乗開始です。
アントニオ・カルロス・ジョビン国際空港(リオデジャネイロ)の天候は
風:082@3kt
視程:20nm以上
天候、雲:快晴
気温:27℃
高度計規正値(QNH):2986
使用滑走路:10・15 とのこと
右側にはGOL AirのB737-800
左側にはコンチネンタル航空のB767-400(ER?)がいました。今でもこの機種は日本に来ているのでしょうか?
コンチネンタルのB767-400と言えばセントレア完成以前に月刊エアラインが名古屋-グアムのフライトレポを載せていた気が・・・
GOL AirのB737-700が出発していきます。
RWY15から離陸していきました。
続いてweb jetのB737-300。B737-500とかなり似ているので見分けがつきにくいですが、-500より若干胴体が長いです。
TAMのA320が出発
RWY10の方に着陸したGOL AirのB737-700がやってきました。
ウイングレット・アイブロウィンドウ無しのB737-700とB737-500も似ていますが、B737NGシリーズの方が圧倒的に垂直尾翼の大きさ(高さ)が大きい(高い)ので一度形を覚えてしまえばそこまでの苦労をせずに見分けられます。
そしてこちらも出発します。
17:15(15:15)にプッシュバック。
管制塔から
テイクオフランウェイは15とのこと
TAM機は置き止めが基本の様です。
出発前に天候情報を得ていますがもう一度ATISでチェック。 画像左上、なんでこんなところにIBERIA...
少し小さいですがGOL AirのB737-700が離陸。
吹き流し。
ラインナップ中・・・
ローテーション。V2聞いてから頭上げてるので既に結構な速度が出ています。
というわけで17:49(15:49)に離陸
SIDはABSAL C RNAV(GNSS) DEPARTURE、TRANSITIONはABSAL TRANSITIONです。
500ftで方位080度へと旋回。PORTO(PCX) VOR/DMEへと向かいます。
ちなみに無線パネルの操作ミスをしてATISのテキストが出てます。
さすが737、小回りが利きます。
右側にはリオデジャネイロ市街地とサントス・ドゥモン空港が見えます。同空港は滑走路長が1,300m強しかないのにもかかわらずB737やA320が発着しています。 今度サンパウロ-リオデジャネイロのシャトル路線を飛ぶ際にはここの空港を利用したいです。
短距離路線なので一気に高度を稼いでいきながらSIDを飛行します。
PORTO(PCX) VOR/DMEをヒットし進路を北へ向けます。
結構良いところでした。
離陸から17分後の18:06(16:06)に巡航高度38,000ftに到達。
急いで上がったので結構早く巡航高度まで行けました。
切れ目
撮影時は湖かと思いましたが後程調べてみるとフィルダムと呼ばれるダムの一種だそうです。
これはトレッスマリアスという名前のダムだとのこと。
ちなみにTwitterの方ではほぼリアルタイムでお伝えしておりましたが、このフライトは2回目です。
このログのフライトの何時間か前に同じ便・路線で無事にブラジリアまで飛行したのですが、着陸後に支援車両に突っ込まれて終わったというオチでした。
着陸はRWY11L。
前方から車両が走って来たためこの後停止したのですが、車両は減速なしで突っ込んできて・・・というわけです。
話をフライトの方に戻しましょう。
18:44(16:44) PROVEから20nm手前の地点で降下開始。
STARはREINA TRANSITION、URADI 1 ARRIVALです。
先程降りた時はRWY11だったので急いで降下する必要はないだろうと高をくくっていたのですが、予想は見事に外れてRWY29Rへのアプローチが指示されました。
おかげで結構な降下率で降りる羽目になったんですけどね。
プレジデント・ジュセリノ・クビシェッキ国際空港(ブラジリア)の天候は
風:271@3kt
視程:20nm以上
天候、雲:快晴
気温:20℃
高度計規制値(QNH):3009
使用滑走路:29R/L とのこと。普段のフライトならなんの問題もありませんが、今回は数時間前の件で集中力を切らしているので大丈夫かどうか・・・
ILSに会合。
空港標高は3,479ft
1,000ft。ターゲットアプローチスピード
同高度のコックピット視点。
ここでオートスロットル、AP共に解除します。
管制塔から。
500ft
200ft
流されまいと意識して左に修正舵を打っていたらむしろ左にずれていたという・・
50ft
悪くはないです。
かなりハードに接地。
どのくらいかというとブリスベンに行ったときの記録を超えるレベルです。数字で表すと550ft/min程度。よくバーストしなかったな・・・
1つだけ言い訳させて頂きますとA320シリーズはB737と違い、フレアの時は少し引っ張るだけで簡単に浮き上がるんですよ。(つまりピッチが敏感)
B737だとフンッ!っと頭を上げなければならないのですがA320シリーズに慣れてしまい、いつも通りにフレアをしたところ降下の勢いが全く殺せず「こりゃまずい」と気づいたのが接地0.3秒前というオチです。ごめんなさい
というわけで19:09(17:09)にランディング。
元々アプローチスピードが遅いのとエンジンが強力なのとあって一瞬で制動は終わります。
最寄りの高速脱出誘導路から出ます。
4番スポットへのタキシングを指示されました。
ターミナルは比較的小規模で少々寂しいです。
19:15(17:15)、定刻より9分早くスポットイン。
お疲れ様でした。
右側にはTAMのA320が
左側にはGOL AirのB737-800が駐機していました。
TAMのA320が出発。
web jetのB737-300も出発。
編集降機というか裏話というか
というわけで今回はリオデジャネイロから首都、ブラジリアまで飛行いたしました。
「首都の空は少し寂しかった」という少し中二病の様な題名でしたが、ブラジリアは元々大きな都市ではなく、計画都市として町(首都機能)が作られており、実際に住んでいる人はリオデジャネイロやサンパウロと比べ少ないです。オーストラリアの首都であるキャンベラと同じですね。
ブラジリア、キャンベラ共に首都機能はありますが、航空需要はそこまでではないので空港はそこまで規模の大きいものではありません。(キャンベラに至っては地方空港並み)
それと今回は着陸が大分ダイナミックでしたが、やはり同じような機体に連続して乗っていると慣れてしまうもんですね。
操縦中もいろいろとエアバス機と異なる部分があるので戸惑った場面もありました。
もっと経験を積まないといけませんね。
次回のフライトは明日、または月曜日、ログは月曜日・火曜日で仕上げる予定です。
では、失礼します。
累計ブロックタイム:約240時間06分(10日と6分 秒未満は切り捨て)
累計飛行距離:約90,002nm(約166,684km) 赤道上を飛行したとして4.16周分(赤道上の地球の周囲を40,075.017kmと仮定)
1フライトあたりの平均ブロックタイム:2時間51分30秒
1フライトあたりの平均飛行距離:1,071nm(約1,983km)
上記の累計・平均の値は、全88フライトの中からブロックタイム・飛行距離が記されていない4フライトを差し引いた計84フライトを元に算出されています。
詳細なデータは以下にまとめてありますので見たい方のみどうぞ。
区間:アントニオ・カルロス・ジョビン国際空港(Rio de Janeiro-Galeao International Airport/ Aeroporto Internacional do Rio de Janeiro Galeão - Antônio Carlos Jobim) SBGL/GIG-----プレジデント・ジュセリノ・クビシェッキ国際空港(Presidente Juscelino Kubitschek International Airport/ Aeroporto Internacional de Brasília - Presidente Juscelino Kubitschek) SBBR/BSB
使用機材:Boeing 737-75B(PR-GOE)
(アドオン:Overland 世界のエアライン)
搭載燃料:31,028lbs
残燃料:19,908lbs
総離陸重量:140,076lbs
予定ブロックタイム:1時間46分
実際のブロックタイム:1時間37分
フライトタイム:1時間20分
地上滞在時間:17分
離陸~巡航までの時間:17分
巡航時間:38分
降下~着陸までの時間:25分
総タキシング距離:2.95km(リオデジャネイロ:1.95km/ブラジリア:1.00km)
出発スポット:4番スポット
到着スポット:4番スポット
巡行速度:M0.79
巡航高度:38,000ft
飛行距離:563nm
代替空港:サンタ・ジェノヴェーヴァ空港(Santa Genoveva Airport/ Aeroporto Santa Genoveva) SBGO/GYN
飛行ルート:
SBGL-(SID)-ABSAL-(UA312)-REINA-(STAR)-SBGL
Departure spot:4
Brock out time:17:38(Local time:15:38)
Taxing root:L2-K-M-A-RWY15
Takeoff Runway:15
Airborne time:17:49(Local time:15:49)
SID:ABSAL C RNAV(GNSS) DEPARTURE
TRANSITION:ABSAL TRANSITION
STAR:URADI ARRIVAL VIA REINA TRANSITION
Approach style:ILS(Instrument Landing System) Y Approach
Landing Runway:29R
Touch down time:19:09(Local time:17:09)
Taxing root:G-K-L-J-Spot4
Spot in time:19:15(Local time:19:15)
Arrival spot:4
Weather
300hpa weather map
アントニオ・カルロス・ジョビン国際空港(リオデジャネイロ)
風:082@3kt
視程:20nm以上
天候、雲:快晴
気温:27℃
高度計規正値(QNH):2986
使用滑走路:10・15
プレジデント・ジュセリノ・クビシェッキ国際空港(ブラジリア)
風:271@3kt
視程:20nm以上
天候、雲:快晴
気温:20℃
高度計規制値(QNH):3009
使用滑走路:29R/L
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