現在、FTDX3000とFT-991Aを使っています。 主に、JT-65とCWで運用しているので、マイクは箱入り新品同様にしまい込んでいました。しかし、最近は430のWires-Xにも時々コバンザメで出るようになり、ハンディーマイクを使う機会が出てきました。ハンディーマイクは良く出来ていて、使い勝手は悪くないのですが、送信中はマイクを握りしめてPTTをONにしなければならないのが面倒なのに加えて、もう少し好い音で楽に喋りたいという思いもあって、マイクにこだわってみました。
最初に、その候補に挙げたのが、今現在スカイプに使っているSONYのPCM80Uと言うマイクです。PCには付属のサウンドカード経由で音が入っています。 FT-991もFTDX3000も音の出し入れはUSBケーブルでPCに繋いでいるから、メニュー設定で音の入力をリヤーのUSB設定に替えるだけで、すぐに声を出せました。 良い音で相手局に届いている様です。 PTT制御は、CAT経由でPTT ON/OFF制御コマンドを送るか、ハンディーマイクのPTTを握ることで送受信が切り替わります。 先に、RS232C制御プログラムを自作していたからCATコマンドを送ることも出来ますが、毎回ソフトを立ち上げるのは少し面倒ですよね。
無線機用に特化した送信スイッチ付きのマイクを使いたいと思いましたが、オプションのマイク類は結構なお値段ですよね。。。。 とりあえず、スカイプに使っているマイクを使ってみることにしました。 エレクトレットマイクはダイナミックマイクに比べてゲインが小さいと思ったから、2SC1815を使ってマイクアンプを1段入れることにしました。素晴らしいことに、YAESUのマイクラインには、+5Vが来ています。 マイクプリアンプに使えるし、エレクトレットマイクのプラグイン電源としても使えそうなので、早速作って試しました。 結果としては、エレクトレットマイクのゲインは思いの外、結構大きくてプリアンプは全く不要でした。(涙)
スカイプしながらWires-Xに出ることもあるから、やはり、マイクは別々に用意したいものですよね。ジャンクボックスの中を探したら、古いSONYのECM-250と言うエレクトレットマイクが出てきました。外観も綺麗です。 これを使える様に回路を色々工夫してローカルさんに声を聞いてもらったら、歪が無い好い音で聞こえるが、明瞭度はYAESUのハンディーの方がはるかに良いということを聞かされて、ショックでした。。さすが、、YAESUさんですよね。。
オーディオジェネレーターとオシロスコープを使って、YAESUマイクの周波数特性とほぼ同じ様になるまで、マイク回路にローカット回路を入れて何度も調節しました。 ほぼ同じ特性が得られたので、聞き比べをしてもらったところ、どちらも同じ様に明瞭に聞こえるとの返事をもらえましたので、今回のマイクの検討はこれで完了です。 PTT制御スイッチも使えるので楽になりました。HI なお、このマイクスタンドにはLAN端子を付けましたので、FT-991AとFTDX3000のどちらにもマイクコードを差し替えるだけで、このマイクはすぐに使え便利になりました。
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