え~っ なに~ぃ? タマゴのような物体!これも3月9日にアップした隕石の仲間なんだろうか? それにしては、表面がきれいなんだけど・・・。
実は、これって、10年ぐらい前にインドネシアに赴任している友人を訪ねてジャカルタに出かけたとき、とある露店を手伝っている子供さんに強請られて買ってしまった「物」なんですよ~ぉ。 何だと思いますか~ぁ?そのときは、子供さんがインドネシア語で話しかけてきたもんだから、何がなんだか分からず「絵会話」でコミニュケーションをとったのです。その絵は恐竜のような絵だったので、「あ~ぁ これは恐竜のタマゴかぁ」って勝手に思い、言われるままに5000ルピアで買ってしまった「物」なんです。日本円で50円ですが・・・。
あいにく、まだ恐竜に遭遇していないため代用の恐竜写真しかないんですが、たしか、恐竜のタマゴってもっと小さかったよねぇ?それに、よく考えてみれば、恐竜のタマゴって50円じゃ買えないよねぇ。ちょうど、3月9日にアップした隕石?と同じ引き出しにしまい込んでいたため、陽の目を見ることになったのです。じゃぁ いったい、この「物」って何だろう?
いろいろと調べてみたところ、約300万年前にできた丘陵や台地の中から見つかる写真のような物で、「鳴石」って言うらしいのです。「なんだぃ!ただの石か~ぁ」って片付けないで下さいよ~ぉ。この石って中が空洞になっていて、その中に乾いた泥の塊が入っているというのです。だから、手にとって振ってみると「カラカラ、コトコト」と音がするんです。え~っと、そうすると・・・、空洞の中に入っている乾いた泥の塊って、300万年前の泥ってことですよねぇ。 え~っ!この泥の中に、未知の細菌が入っていたらどうしよう?
でも、私がジャカルタで買ってしまった「鳴石」の表面って、あまりにも綺麗だし形がタマゴそっくりなんだよな~ぁ。写真の「鳴石」とは、だいぶ違うんだけど・・・。怪しい・・・。それに「鳴石」って国の天然記念物らしいのですが、もし、本物の「鳴石」だったら、私が持っていていいんだろうか?
鳴石であれば、きっと、芯の部分が乾燥してカラカラという音を出していると思いますよ。外から水をかけたら湿り気が出て、音が鳴らなくなるんでは?
でも、ジャカルタで手に入れられたという鳴石は、ちょっと綺麗過ぎますね~。本物かな?
でも、この石の中にはロマンという宝物が入っているんですよ。えっロマンよりマロンのほうがいいって?ほ~ぉ!実益がいいんだね~。私は、やはりロマンだね~ぇ!
3年間、探し続けなければならないというくらい珍しい奇石ですから、見つかるのは奇跡かも。