この本、売れているのは知ってたんですが手に取る機会がなくって・・・。
最近は、テレビ番組でもよく取り上げられているんで、
帰りに本屋さんに立ち寄って、買ってみました。
なぜか、短編小説かな~って思い込んでいたんですが
島田洋七さんのエッセイなんですね~。
ものの20分ほどで、さらっと読めちゃったんです。
評判どおり、本当に素直に、いい話しだな~ぁって思える本でしたよ。
おばあちゃんが魅力的なんで、ガンガン引き込まれちゃって!
戦後のため金もなくって、その日のご飯も満足に無く
そんな中でも、明るく貧乏なばあちゃんが主役。
「お腹がすいた~ぁ」と洋七少年が訴えると、そりゃ「気のせいや」と
流してしまうばあちゃん。「剣道がやりた~ぃ」と言ったら
「お金がかかるからあかん。走っとけ!」と言うばあちゃん。
それに、「靴履いて走ったら傷むから裸足で走れ!」って言うばあちゃん。
ひとつひとつのエピソードが暖かくっておかしくって・・・。
でも、気づいたら瞼に熱いものが・・・。
心が汚れちゃっている私には、ばあちゃんの言葉ってなんだか素直に
胸に沁みてくるんですよ~ぉ ばあちゃんの言葉って経験に
裏打ちされ、筋の通った血の通った言葉なんです
「本当のやさしさとは、人に気づかれないようにやることだよ」
つくりものの言葉だったら「何をそんなキレイごと言って」って
切り捨てたくなる言葉なのに、納得してしまったよ
読んで、きっと損はしないと思いますよ。
読んでいな人には、ぜひ読んで頂きたい本なんです。
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名前にしては、おかしい名前だな~と思っていたんですが、納得です
心温まる、話題のエッセイです
面白そうだから、読んでみよ~
ばあちゃんは、アハハハハハハハ……と笑いながら、「明日は、ご飯もないよ」と答えた。
このプロローグ、いきなり読者の心をわしづかみするエピソードですよね。
私は、ずい分前に読んだのですが、心温まるエッセイですよね