JARL NEWS 春号に昨年(平成24)春に行われた周波数使用区別に関する意見募集の結果が発表されました。
改定案の概要をレビューしたところ、微弱信号通信方式JT65、JT9、ROS等の区分である「狭帯域データ」は従来の規定周波数範囲に加えて、「外国局とのデータ通信に限る」との条件付きながら大幅に広げられています。「狭帯域データ」で運用されている皆さんの意見・要望が反映されたものと思います。
今度のバンドプランの検討では(1)国際的な整合を最優先する。(2)出来るだけ簡素なバンドプランとする。を基本方針に取り纏め作業が行われたと事、JT65,JT9での3.5MHz帯の国際的な不整合については解決されていませんが、通信モードが多様化している昨今、各バンドでこれだけ「狭帯域データ」の周波数範囲が広げられたこと、第一段階の検討結果としては評価出来るのではないでしょうか。
「狭帯域データ」で条件付きで拡張された周波数領域をみると、3.5MHz帯、7MHz帯、14MHz帯および18MHz帯ではCWと狭帯域の電話・画像との共用、21MHz帯、24MHz帯および28MHz帯はCWのみとの共用(24MHz帯は一部CWと狭帯域の電話・画像と共用)、とのことで、RTTY/PSK31等とのの連携、DX局との連携等により超狭帯域であるとの特長をを生かし「狭帯域データ」のプレゼンスを明確にしていくことが必要と考えます。
なお今回の「改正案」の提示は方向性を示したもの、これに対する意見・提案を受け更に検討したもので最終的なバンドプラン改正案になるとのことです。
皆さん!! 意見・提案(賛否その他意見・要望)を2013年5月31日までにJARL周波数委員会あてに提出しましょう。
小生の意見としては、これだけ大幅に「狭帯域データ」が使用出来る周波数幅が拡大されるのですから、基本的にはこの「改定案」に積極的に賛成するつもりです。「賛成」の意向表明のみでも良いと思います。ぜひ皆さん! 皆さんのお考えをJARL周波数委員会あて提出して下さい。
「JT65-HF運用解説書」のURL : http://okdeq.lolipop.jp/jt65
de JA1DEQ
また、jt65hf-log.csvgaが自動にログを書いて千局くらい書いてしまいます。毎回削除しています。ハムログをつかっています。どのようにすればよいか、教えてください。